2013年12月28日土曜日

下手でもいいから一所懸命に演奏することとは

音楽は下手でもいいから一所懸命に演奏すること。

心の底からわき上がる感情を精一杯に表現しないと聴き手に伝わらない。

なんて言うじゃない。

そんなこと言ったって、一所懸命になるあまりに、音程をはずしたり、音を間違えたら恥ずかしいし、、、。

と、心のどこかでカッコ付けたい自分が表現にブレーキをかけます。

下手でもいいから一所懸命に感情表現するとはどういうことだろうか?

しばらく前にこんな演奏がYouTubeにアップされていて既に500万ヒットを超えています。
つっこみどころ満載の演奏ですけど、映画の情景を思い浮かべながら一所懸命吹いている様子は微笑ましくもあります。

これを聴いて、カッコつけようとする自分を追い出してみたい。
そしてヴァーチャルなハンマーで自分の殻を破るのだ。

2013年12月27日金曜日

寶山左衛門「笛による日本の抒情歌」

ご近所の囃子の笛名人から拝借したCD寶山左衛門「笛による日本の抒情歌」を聴いてみた。

寶山左衛門という方は祭りが好きな笛吹きじいさんなのかなと思っていたら、とんでもなく上手。

そして芸大の客員教授でした、、、(汗)。

私も篠笛は二本ばかり持っていますが、フルートっぽく鳴らすともう音程はめちゃくちゃになります。

CDで聴く篠笛はとても情緒溢れる音色で、風音が目立ちますが、それが決してノイズなのではなく、歌う笛の音の重要な要素になっています。

運指表を見ると、孔を半分塞いで出す音も少なくありません。

するとどうしても音が痩せて奇麗に響きません。

CDを聴いていると、そんな悩みは何処吹く風。

音を曲げている(メリとかカリと言って、歌口に吹き込む息の角度を変えて無理に音を出す技)のかな?

篠笛もなかなかいいなあと思うものの、単純な構造の楽器ほど上手に演奏することが難しいのだ。

篠笛で上手に演奏することを考えたらフルートなんて簡単さ(なんちゃって)。

2013年12月23日月曜日

演奏会のはしご

午前中は上坂先生のフルートクライスの発表会。

みなさんとても上手だし、熱の入った演奏に感心するのだが、観客はとても少ない。。

もったいない。

フルートファンだったら無料でこんなに楽しめるのに何故行かないんだろう?

年末だし何かと忙しいのかな?

フルートの発表会は夜8時終了予定なのだが、夜は早稲田で歌の先生の弟子達のコンサートがありその受付のお手伝いに行くので途中退出。

これまでに演奏したモーツァルトのアンダンテや今やっているバッハの6番のソナタがプログラムにあるのに、それらを聴く事ができず後ろ髪を引かれながら会場を出て、早稲田に。

フルートの発表会も素晴らしい演奏を堪能できてとても幸せな気分でしたが、歌もまた素晴らしい。

フルートも歌もこんなに素晴らしくハイレベルな演奏が無料なんだからデフレ恐るべしって、それは違うか、、、。

てなわけで今日のフルートはソノリテ音色の同質性を20分のみ。

明日も歌の師匠のクリスマスコンサートに行くので吹く事ができません。

でも、音楽を聴く楽しみがあるからそれでいいのだ。


2013年12月22日日曜日

歌のコンサートが続き練習はそこそこに、、、

今日は歌の師匠のコンサートです。
明日は歌の師匠とその弟子達のコンサート。
え?私は出ません。弟子達はセミプロなのに対して私はドアマチュアですから。

映画「サラの鍵」観る。
1942年、フランスで起きたヴェル・ディヴ事件というユダヤ人大量一斉検挙が舞台。
サラは弟を押し入れに隠して鍵をかけてから連行され、弟を救出するために収容所から脱獄するのだが、、、弟は姉の言いつけどおり押し入れに入ったままだった、、、、。

サラの喪失感と自責の念を想うと、たまらない悲劇なのだが、観るに耐えられないようなことはなかった。
これがハリウッド映画だったら、腐乱した弟の死体をバッチリ画面にアップで映し出すところかもしれないが、そんな刺激的なことしなくても十分悲劇は伝わるのだ。ハリウッドは刺激に対して神経が麻痺しているのではないか。

劇中、現代のテレビ画面で、シラク大統領がドイツの悪行を非難すると同時にフランスもこれに加担したことを歴史の暗黒だとし反省しなければならないと演説していました。

ふむ。

ドイツの友人がSKYPEにオンしていたので、聞いてみました。
私「一般的にドイツ人はフランス人が、フランス人はドイツ人が嫌いか?」
彼女「わはは。あなた、それは典型的なステレオタイプよ。日本人と韓国人と同じですよ。」
私「日韓の首脳がお互いに憎悪の応酬をする結果、一部の偽右翼が嫌韓ヘイトスピーチしていることは知っている?」
彼女「知らない。日本にそんなおバカな連中がいるの?」

シラクの演説は有名なドイツのヴァイツゼッカー演説と品位の点で肩を並べるものでした。

日中韓の首脳も見習ってみたらどうか。

フランスにはバカロレアが、ドイツにはアビトゥーアがあり、それぞれ自分で考える力がないと解答できません。
試しに問題集を検索して、しばらく考え込みました。

日本人の若者はほとんど白紙解答しそうです。


日本の教育は偽政者にとって大成功したと言えるかも。

ドイツの友人に聞いてみました。
アビトゥーアは難しいの?
ヘイトスピーチするようなバカには難しいと思うわ。

2013年12月20日金曜日

リズムが、、、

Gariboldi Op.132 #16はなかなか難しい。
un poco mosso ma sempre cantabile
いくらか躍動感を持って、しかし常に歌うように

ということだろうか。

なのでいくらか速めに吹きたいところだが、29小節目の八拍目のGisについている装飾を正しいリズムで入れられない。

こういう時は、装飾をはずして吹く。
テンポを十分落として装飾を入れる。
徐々に速くする。

という方法以外にないだろう。

それにしてもこういうの苦手だなあ。まだ指がさほど難しくないからいいけど、、、。

何カ所か上昇音形なのにdim.しなければいけない。
しかも低いEから高いAまで上がるのにですよ。

これをcantabileの柔らかい歌うような音色でやらなければいけない。

できねーー!


「西洋音楽論 クラシックに狂気を聴け」読了。
音楽の変遷をフランス革命の前と後でわけるだとか、1795年からヨーロッパに現れたコンセルバトワールは英語のconserve、すなわちフランス革命で失いそうになるクラシックの特権階級の間の暗黙の了解事項という伝統を守るためにできただとか、クラシック音楽の本質はアフタービートだとか、大変面白く読めた。
こういう書物があったらどんどん読んでみたい。
頭でっかちになってもいい演奏ができるわけではないが、知る楽しみってのがあるもんね。
終盤に書かれている、左脳に血塊ができたJill Taylor博士が、壁にもたれた際に、壁と自分の手の区別がつかなくなりEuphoria体験した件も大変興味深い。
「知覚の扉」オルダス・ハクスリー著で著者が自らメスカリンを投与した体験談や、一部の宗教がLSD25を用いて自己と世界がひとつになる感覚を得ると聴くが、Taylor博士のような臨死体験はまさに、宇宙の原理に自己が溶け込んで行く三途の川岸ということではないか。
問題は、人はどのような死に方をしてもEuphoria体験できるかということだが。
できるのであれば、案外臨死も楽しみではないだろうか。やり残していることがなければ、、、。

2013年12月19日木曜日

雨の日は高音域を

土砂降りでもありませんでしたが、雨の日は周囲をあまり気にせずに高音域を練習するいいチャンス。
って普段からやらないとダメじゃん。

特に高いH。

楽に出る時もあれば、極めて鳴りにくい時もあり、それぞれの調子が頻繁(はんざつ、ではありません。ひんぱん、です)に入れ替わるのです。

どういう時に出て、どういう時に出ないのか、その差分を掴みたいと願いながら何度も何度もスケールを駆け上がるのですが、とうとうわかりません。

でも、いくらか奇麗に鳴る頻度が上がってきました。

高音域だけでいろんなメロディーを吹き続けました。ブラームスのシンフォニーのソロを転調したり、、、。

鳴るときと鳴らない時の差分を把握することが目的でしたが、目的は果たせずとも奇麗なpで響く確率が上がったので今日はこのくらいで勘弁してやろう。



映画「フィッシュ・タンク」観る。
カンヌでなんとか賞。
「少年と自転車」もそうでしたが、劣悪な家庭環境に育ったからといって、劣悪な人間になるとは限らない。
人なんてみんなボチボチでんがな。

2013年12月17日火曜日

長い曲の楽譜をどうするか

昨日は少し落ちてしまったが、今日は元気。
久しぶりにたっぷり練習しました。

所属するアンサンブルで来年から新曲をやることになりました。

いつも楽譜を練習当日になって印刷して持参するというナメた方法でどうにか凌いできましたが、アンサンブルはある程度まともに吹けないと周囲に迷惑がかかる。

で、来年の新曲を印刷して浚ってみました。
モーツァルト「なんという不思議な笛の音だ」
私は四重奏の2ndをアサインされています。
こりゃ難しい。今から練習して来年の練習日までに仕上がるだろうか。

パート譜だと2ページなのだが、経験上総譜でないとアンサンブルは極めて難しい。
総譜は7ページにわたります。
アンサンブル仲間のピアニストさんから教えていただいたのですが、100円ショップで売っているサージカルテープを楽譜の裏に貼付ける方法がいいです。
100円ショップで買ったサージカルテープ

そして、譜面台に楽譜を載せるのですが、譜面台にそのまま載せようとしても3ページが限界。

そこで、
ナカノ トリプル楽譜シートホルダー
これを用いれば4ページまで載ります。
ナカノ トリプル楽譜シートホルダー、なかなか店頭では見る事がありません。
アマゾンあたりをポチッとするとすぐ届きます。
店舗販売の未来はいかに、、、。

新曲は7ページあります。
譜めくりできそうなところ(長い休符など)がありません。

どうしたものか、、、、。

久々のボンゴレロッソにホタテとバナメイエビ。
バジル多すぎ。


2013年12月16日月曜日

第九は楽しい

昨日は第九の本番でした。

もちろん、フルートではありません(笑)。

昨年から合唱に加わり、テノールパートを歌っています。

本番前は第九の練習に集中したのでフルートの練習が疎かになっています。

まあ、しょうがないよね。細く長く楽しめればいいのだ。

第九の本番では私の立ち位置のすぐ前がフルートで、ものすごくフルートがよく聴こえて幸せな気分。
プロのフルーティストのすぐ後ろで歌う。
一粒で二度美味しいのだ。
四楽章のフルートは歌い上げるような旋律と言うよりは、過酷な高音パートと言ったほうがいいのだが、歌いながら聴こえてくるフルートの音を十分に堪能することができてよかった。

さて、フルートの日課練習を再開しなくてはと思うものの、今日は歌の師匠のコンサートのゲネプロ見学で吹く時間が取れない。

ま、いっか。

2013年12月12日木曜日

音楽は演奏することで聴く楽しみが倍増

フルートのレッスンでした。

H3が一発で奇麗に発音できません。G3ならできます。
吹き方の違いは何なのか、自分で研究してその違いを明確にする必要があるとのこと。
当面の日課練習にH3の発音を加えることとします。

バッハの1035の四楽章をゆっくりやってみました。
三楽章は練習していますが、これはお手上げなので、全く練習していません。
まさかやるように言われないと思っていた楽章が当たってしまったわけです。
なので音を間違えること夥しい。
和声の響きをわかっていないから、音を間違えるのだそうです。
うーん、和声って言われてもな、、、どうやって勉強したらいいんだろう。。。

そして一楽章を吹き終わると、「まあ一応できてはいますが、、、、」。

しばし、沈黙。

まあね、一応譜面どおりに吹けるようにはなりましたもの。

ですが、吹けばいいというものではない。
私の吹く、三連符の最初のHはドミナントに駆け上がって行って、ひとまず終わりを迎えるような吹き方になっているそうです。
そうではなくて、このHは、ここから始まる美しいメロディーを伴奏と一緒に奏でるための始めの音として厳かで静かに吹いたほうがいいのです。もちろん、その前の序奏から。
伴奏者がもしここを強く弾いたなら、笛吹きがリクエストして、ここの奏で方を合わせるべきところなのだそうです。

試しに先生が、普通に演奏するのと、三連符の美しいメロディーを意識したのをピアノで弾いてくれましたが、もう全くもって聴こえ方が違います。

CDでプロの演奏を聞いていても気がつかないもんね、そんな細かい事。
自分で楽器をやってみて、そしてプロの指導を受けて初めて気がつくことです。(もちろん、始めから鋭い感性を持っていれば聞くだけで十分でしょうけれど、こちとら音楽は1でしたから、、、)

レッスンが終わったら、早く帰宅してCDでプロの演奏を聴いてみたいと思いましたが、なにせフルートの後は第九の練習があって今日は閉店なのだ。

2013年12月11日水曜日

10分遅刻

今日は某会社のイベントに合唱団で歌ってきました。

やっとひとつ本番が終わりましたが、次の週末は第九の本番があるので、ちとフルートの練習時間に影響が出ています。
音色やスケールの指回りにはほとんど影響が出ていませんが、エチュードの仕上がりが悪く悩ましい。

合唱団が集まる時間を15分間違えていて、メンバーからの電話にあわてて出かけ、10分遅刻するという失態をしでかしてしまった。

こういう時は内心まっずーーと思うものの、10分だし、さほど影響はないので、ニコニコしながら「すみませーん。」と登場。

歌の先生仲間のプロの歌手には、必ず約束の時間に大幅に遅れてニコニコしながらやってくるツワモノがいるそうです。
ああ、彼のことかあ、、、歌詞を間違えたり、出るタイミングを間違えても意に介さない表情でニコニコと満面の笑顔のプロがいます。
そのために本番が台無しになるような場合は、許されないでしょうけれど、少々のミスや遅れは意に介さなくても満面の笑顔があればみんな許してくれる見本みたいな人です。

我らが歌の師匠はイタリアに留学経験があるのですが、イタリアでの時間の約束のルーズなことと言ったらハンパじゃないそうです。

そのイタリアで来年は演奏旅行があるのですが、手配したピアノが無いとか、指定の時間に行ったら、何も準備できていないとか、そんなことないよね?

そんなことがあったとしても死ぬわけじゃないし、アカペラで凌ぐとか方法はあるはず。
そんなハプニングもいい思い出として楽しむくらいの余裕があったほうが人生は明るい。


最近見つけたカナダの美味しいチョコレート

2013年12月8日日曜日

近所のステーキハウスのBGM

歌の本番が来週に迫っているのに暗譜が完全でないことに焦り気味。

なので、この数日フルートは基礎連のみ。
ソノリテは音の変化をスムーズにすることと、音の出だしからしっかりお腹で支えて、いい音が後から出てくるクセを治すこと。
この2点に十分神経を使った練習にしている。
ソノリテは単なる音だしではなくて、音の立ち上がりや繋がりに目一杯意識を集中しないと成果が出ないのではなかろうか。

しかしこの分だと、来週のレッスンのエチュードは×かも、、、。


近所にできたステーキハウス。
いつ行っても、灯りがついていて開店しているようなのだが、何故か店の前にはCLOSEDの板が椅子の上のパンフレットの重しになっている。そしてお客はいない。
店主は表通りに背を向けて、壁面のテレビに釘付け。
今日行ったら、OPENになっていて何人かお客がいたので入ってみた。

だけど何故か居心地が悪い。
ウエイトレスが隣の客に「ライスは大丈夫ですか?よろしかったらお替わりお持ちしましょうか?」と流行の「大丈夫」文型。

居心地の悪さは「大丈夫ですか?」なるが故ではない。
BGMで「思い出のグリーングラス」が店内に鳴り響いているのだが、同時に壁面のテレビが結構大きな音で点いたままなのだ。
会計の時に「BGMかテレビのどちらかひとつにしてもらえたら私は嬉しかったです。」とアサーションの技法を採用し笑顔で言ってみたのだが、「はあ?」「はあ??」と全く理解されなかった。
「BGMかテレビのどちらかひとつからでは大丈夫ですか?」
とでも言えばよかったのだろうか。。。

2013年12月5日木曜日

ワラサのポワレ

ご近所のフルート仲間とアンサンブル。

リーダーが買ってきたフルートトリオの楽譜を、エイヤッパで開いたページの曲をやるというゲーム感覚が楽しかった。

そして、数秒間譜読みしたら、自分のやりたいパートを事前打ち合わせせずに吹き始めるルールにしたら、みんな一番簡単そうなパートを選ぶので、全員で3rdだったりして大笑い。

フルートという楽器を使った遊びだと思えばこんな楽しいことはない。

終わってみんなで食事しました。

ものすごく珍しい料理に舌鼓。(食事しながら舌を太鼓のように鳴らすような人を見た事があるだろうか?ないよね。なんで舌鼓と言うのだろうか、、、)
そしてこれは、サワラですね。。。
1/26/2014 追記
サワラではなく、ワラサが正解であることが判明。
モジャコ( 稚魚)→ワカシ(35cm以下)→イナダ(35-60cm)→ワラサ(60-80cm)→ブリ(80cm 以上)成長とともに名前が変わる魚君でした。

2013年12月3日火曜日

日本音楽コンクール

10月下旬に行われた第82回日本音楽コンクールの模様がテレビで放映されるようです。

フルート部門は12月9日午前6時からです。

番組表によれば、
プロの音楽家として活躍するためには避けて通れないコンクール。そこでは人生を賭けた熱い戦いが繰り広げられる。
と、あります。

音を楽しむ音楽も、プロになるには熱い戦いに勝ち抜かないといけないわけね。

こうなるともうまるでスポーツ。

シロートでよかった。。。


映画「東京物語」観る。
派手な戦闘シーンもなければ、ドキドキハラハラする展開も無い。
ですが、「ああー、わかるわー、その微妙な人間関係、うんうん。」と観る人を惹き付ける。
この映画が海外で大変高い評価だというから驚きだ。
言語、暮らし、時代が違っても人はみなボチボチってことですね。
そしてもう一つ驚いたのは、おじいちゃん役の笠智衆がこの映画の撮影時点で49歳。
さらに、東野英治郎はもっと若い。
老け役がうまいのか、それとも49歳はおじいちゃんなのか。
複雑、、、。

2013年12月1日日曜日

立花雅和さん

YouTubeで立花雅和さんという方が、フルート講座をアップされています。

ソノリテやスケールの実際の練習方法を動画で解説しています。

こりゃいい!

海外ではこのような動画をよく目にしますが、日本では珍しいのではないでしょうか。

スケールやアルペジオの模範演奏や、その注意点について公開している人をほとんど観た事がありません。みなさん、出し惜しんでいるのかな?

で、立花さんのブログを読んでみたら、SKYPEを使ったレッスンのモニターを募集していましたので試しに受講してみました。

海外のフルーティストではスカイプによるレッスンの例をよく見ますが、日本では見た事がありませんでした。

以前、友人とNetDuetを使ってネットごしにデュエットした際に、スカイプでもデュエットしたのですが全くうまく行きませんでした。

スカイプレッスンってどんなものだろうか?

と疑問に思っていましたが、案外これはこれで使えます。

画面にフルスクリーンで映し出される立花先生の指示に従い、ソノリテ音色の同質性と、スケールを吹いてみました。
ソノリテは音が変わる瞬間に、音色が変わらないように細心の注意を払うこと。
何かを吹く時は、「せーの」という心の準備をしてから吹く事。(してないことがネットごしでもばれちゃうんですね)
スケールの練習では、下降する時にしだいに息のスピードをその音に最も合った状態にするよう心がけて練習すること。
30分のレッスンでしたが、なかなかどうして、多くの示唆を得る事ができました。

スカイプによるレッスン、なかなか侮れません。

2013年11月28日木曜日

初見のテストで×

Gariboldiの易しいエチュードを先生宅に預けてあって、毎回初見のトレーニングをするのですが、今回は難しかった。

否、そうではない。楽譜のせいではないのだ。
難しい譜面ではないのに、それすらできない自分のへっぽこに嫌気が差した。

三拍子なのですがヘンテコなリズム。シンコペーションが多用されていて、眺めてもどう演奏していいかよくわからない。
音価を守って吹けばいいかなと思って吹き始めるのだが、吹いていて三拍子を感じられない。

初見に躓き、初めて×をもらってしまった。

が、しかし苦手なパターンがわかったことと、初見の対処のしかたを教わったのでもう次回からは怖くないのだ。

つまり、自分で裏拍までしっかり数えられるテンポまで落として、ゆっくり吹けばいいのだ。

それにしてもつまらない曲だなあ、と思ったら、先生が速く吹くのを聴いてびっくり。

なかなか軽快でいい感じ。テンポも大事なのだ。が、しかし初見ではテンポまで要求されないから慌てないことだな。

シンコペーションが苦手だということがわかった。
が、しかしシンコペーションは大好きなのだ。シンコペーションこそ音楽の聴かせどころだと思う。なので好きなんだけれども苦手。
苦手で嫌いと来た日には救いようが無いが、好きなのだからいつか克服できる日も来ようというもの。

もうどんな譜面でも問題ない(と思う、、、)。

バッハの1035の一楽章はだいたいできているつもりでいたのだが、タンギングすべきところを落としていたりダメ出しの連続。

下降音形は速くなりがちなので気をつけること。

反対に上昇音形は遅くなりがちなので、最後のところはアッチェレランドしてもいい。

暫く前に録音したのだが、いずれ録り直す必要あり。。。。

先生にバッハが好きだと言うと、ちょと不思議そうでした。
もっと自由に歌う曲のほうがおもしろいのではないかと。
ずーーっとバッハばかり聴いていたら飽きてしまうけど、でもバッハは好きなのだ。
特定の作曲家の曲が好きだということはどういうことなのだろうか?
「かっこいいと思う」かどうかにつきると思う。
何故、それがかっこいいと思うかと聴かれても、感覚的なことをもうこれ以上言語で因数分解できないのが好きとか嫌いということなのかもしれない。

2013年11月27日水曜日

またしても変な夢

今日は歌のレッスンでした。

昨日早朝に観た夢について先生に話しました。
オペラの本番当日に、急に私が主役を演ずるように言われ、歌詞を覚えていないことに困惑するという夢でした。

おそらく、来月の本番で歌う歌の歌詞を完全に覚えていないことに対する不安が夢に現れたのでしょう。
それなら合点がいきます。

なので今日は暗譜で本番に歌う曲を片っ端から歌うレッスンでした。
歌の個人レッスンで、歌詞を覚える練習って甘々ですよね。
恥ずかしいです。こんな私。


で、今朝も夢を観ました。かなり変な夢です。
私が便器のショールームにいます。
おしゃれなデザインの便器がたくさんあります。
説明員が私にひとつの便器を勧めます。
そして、試しに試用するように言うのです。
現実にそんなことがあっても、人前で試用することはありえませんが、そこは夢。
子供用のオマルをスクエアにしたような形の、真っ白な陶器製のそれにまたがり、大きい方を気張ってみました。
急に言われても出ません。かなり頑張って気張ってみましたが成果はありませんでした。

成果が無くてよかったです。
もしここで、成果があったら、、、、
考えただけで恐ろしい。

暫く前に購入した湯たんぽがお湯漏れしてベッドが悲惨なことになりましたが、そんな比ではなかったことでしょう。もし、成果が出ていたら。

なので、そういうことから考えれば、歌の個人レッスンで歌詞を覚える練習することくらい、恥ずかしいことではないのかもしれない。ってそういうことと比較するか。。。

もしベッドにそこまでの粗相をしたなら、落ち込みの極地です。

立ち直れないかもしれない。

が、しかし、いつかそういう事も自然なこととして起こりえるわけで、それにいちいち立ち直れないくらい落ち込んでいるわけにもいかないでしょう。

ああ、なんだか虚しいかも。


明日はフルートのレッスンです。
もうおいらに恥ずかしいことなどありません。
おもいきり、体当たりで吹いてくるもんね。
先生の前でどんなに酷い演奏をしようと、うんこ漏らす恥ずかしさより何億倍もいいもんね。

それにしても今朝の夢は何を暗示していたのでしょう、、、、

2013年11月26日火曜日

将来の夢とか、そういう話ではありません。

1975年、菜々子でフルートを始める少し前に夢中で読んだ、「豊饒の海」三島由紀夫著で清顕が夢日記をつけていることを真似て、暫くの間夢日記をつけていたことがあります。

夢とはたいがい脈絡の無い奇妙な展開をするものですが、どうかするとかなりリアルなこともあります。
朝、目覚めてしばらくすると忘れるので、すぐに日記に記するべく枕元にノートをおいておき、目覚めとともに素早く記するのです。
すると夢の記憶は長期的に記憶され、リアルな夢である場合は、それが夢であったということを識別しづらいのです。
暫く前に友人に千円貸したのは夢だったのか、現実だったのかわからなくなるようなことがほんとうに起こるのです。
夢日記はおよそ4-5年続けたのですが、そんなこともあって気味悪くなり止めてしまいましたが、今でもその頃、日記につけていた夢のいくつかは鮮明に覚えています。


今朝方、リアルな夢を観ました。
何故か私がオペラに端役で出演することになっているのですが、突然オペラを主催する先生から私に主役を歌うように指示がでました。
え?だって今日本番なのに、そんな、主役の歌詞覚えていないし、どうしよう、どうしよう、どうしよう、、、ああああ困ったああああ。
と、本気で悩んでしまった。
もう夜が白みかかっていて、ベッドの中にいる自分を意識しているのに、それが夢だとわからない。
もし、これが現実ならば、急に言われても歌詞を覚えていないのでできませんと辞退すればいいだけの簡単なことなのですが、できない、困った、どうしよう、のループに陥り、心臓がドキドキするのです。

単位が足りなくて大学を四年で卒業できない、などということはありませんでしたが、どういうわけか、卒業してからだいぶ経っても、単位が足りなくて卒業できないのではないかと不安になる夢をよく観ました。
何か心配性な性格なのでしょう。
「夢中で何々をした」と言うがごとく、夢とは理性による思考を超えたところにあるのでしょう。
なので、人前での演奏機会は控えています。

仕事は平気で大胆なことできるんだけどなあ。。。どうせ会社のお金だしね。


で、夢ではなく映画「戦場のピアニスト」観る。
カンヌ パルムドール。
シュピルマンの人生にロマン・ポランスキーは自らの生い立ちを見たのではないだろうか。
ドイツ人と日本人の気質は似ていると言われます。どういうことなのかわからなかったのですが、戦争での狂気で正にそれを感じたのだ。

2013年11月24日日曜日

音色に人柄?

久々に友人とうまいピッツァを食べに。

オペラを歌っているその友人に、フルートを聴いてもらったことがあります。

曰く、私の音は「人柄が出ている」音色だと言います。

なんだか嬉しい。

日本人がボルドーで造ったワイン
生ハムとタコ
カラスミ(ハード&ソフト)とウリと酸漿
栗と紅芋とエビ芋と下仁田ネギ
鴨の釜焼き
牡蠣と下仁田ネギ
生ハムとクアトロフォルマッジ
無花果とイチゴのフルーツピッツァ
旨々で幸せ気分♪でした。
今日はお酒止めておこうっと。


映画「アンダーグラウンド」観る。
ユーゴスラビアの混乱。カンヌパルムドール受賞作品。
酒とタバコとうるさいブラスの音楽で映画はハチャメチャ。
世界もハチャメチャ。
祖国とは何ぞや?
菜々子でフルートを始めた頃、「東ヨーロッパ」加藤雅彦著を読んでいたことが懐かしい。

2013年11月22日金曜日

呑み過ぎ、、、

近所にバールが開店し、友人と食事して、ちと呑み過ぎてしまった。
小布施のワイン
 栗鹿ノ子で有名な小布施のワイン。濃厚な若い葡萄の味がする国内ワインもいいものです。
この後、シャンパンを二本開けてしまって、ちとグロッキー。

庭で採れたザクロ



2013年11月20日水曜日

ヤマトイモ 

ご近所のフルートアンサンブルのリーダーTkさんから大和芋が大漁なのでお裾分けしますとのことで大和芋をたくさんいただいてきました。

おろして冷凍にすれば日持ちするとのことで、懸命に皮を剥いておろしました。

手がかゆい。


八木玲子教授によれば、フルートは近代化とともに、穴の数が増えてきたが、尺八は逆に穴の数が減ったのだそうです。
そして、それぞれの楽器が発する音のスペクトルを分析すると、フルートの方は、ほとんど可聴周波数帯に収まるのですが、尺八は可聴周波数帯を超える超知覚領域の音の成分がたくさん含まれています。

これは、歌の世界でも同様で、西洋の歌は近代化とともに、周波数成分が可聴域に限定されていくのに対して、東欧、東アジア地域の歌は非可聴周波数成分を多く含むのだそうです。
つまり、西洋の近代化が聴こえないモノに対して冷遇するようになり、聴こえる範囲を大事にするという合理性を重視したからだと言えるのだとか。

尺八をフルート風に吹いた演奏と、虚無僧が吹く伝統的奏法と、音色の変化を強調した演奏を較べると、フルート風の演奏のスペクトルより音色の変化を強調した演奏に、より多くの超知覚領域成分が含まれ、ミクロな時間的領域でスペクトルが劇的に変化します。

そして、演奏を聴くと、音色の変化を強調した演奏は、深く波乱万丈な音色で、不安定性、複雑性をあえて増幅しながら発達してきたことがよくわかります。

西洋のフルートが音の安定性、一様性を追求して発達してきた一方で、日本の伝統的な楽器尺八は、一見、素朴で単純な構造だが、演奏者の身体的、精神的な変容を増幅し音の構造に極めて鋭敏に反映しながら深く豊かな音の表現の次元を築き上げる、極めて高度なハードウエアであると。

フルートで豊かな表現をしようとすると、多彩な音色を使い分ける必要があるということをよく聴きますが、もしかすると、西洋の近代化の限界が楽器そのものにあるのかもしれませんね。

そこまで思い詰める領域に至っていませんので当分の間、心配ありませんが。

2013年11月18日月曜日

クラシック音楽はわからない

とか言うじゃない?

私にはそのような崇高なものはわからない、という言い方はそも自分を卑下する日本人の奥ゆかしさから来るのではないだろうか。

「わかる」とか「わからない」とはそもそも、いいと思うかどうかなのではないだろうか。

いいと思わないという能動的な言い方より、わからないという卑下した言い方を好む国民性のような気がする。

私自身、好きな曲以外は、よほどのことがないかぎり、「いい」と思わないし、聴いてみたいと思わない。

それでも演奏することで、いい指揮者に出会って、これまであまりいいと思わなかった曲が好きになることもある。

聴いて感動する曲と演奏することで感動が深まる曲ってのがある。


N響の1760回定期公演のブラームスを観た。

つい先日生で都立大オケの演奏するブラームス2番を聴いたばかり。

やはり、以前から好きな一番はいい。

ですが、ブロムシュテット指揮のブラームス一番の四楽章のフルートはおかしかった。

有名なフルートソロ。

ミーレドソー、レーミードー、ソーファー♯レー、、、、

レーミードー、のドーの次は四分休符で、フルーティストはしっかりブレスしているのに、前のドの音が響いたままでした。

そんなばかな。セカンドがぴったり同じ音程で吹いていたのだろうか。

楽譜では1stのみです。

録画の都合でリップシンクがうまくいっていないのかとも思いましたが、指の動きと音はあっています。

あれは一体なんだったんだろう、、、。謎だ!

いいオーディオ装置がなくても、大画面と外付けステレオで観るオケの演奏はいいものです。

大きなホールに響きわたる生楽器の壮大な咆哮には勝てませんが、自宅でこれだけ楽しめる幸せっていいかも。

2013年11月16日土曜日

マルカの湯たんぽ

ドイツの湯たんぽfashyは修理に返送しました。

急に寒くなったのに、湯たんぽの無い生活は辛い。

ちと悩んだ末にマルカのステンレス製の湯たんぽを買ってしまった。

fashyに4,000円使って、更にマルカに6,000円。

一冬に湯たんぽに1万円も使ってしまった。

これまでマルカのトタン製の湯たんぽを2-3年毎に買い替えていました。(2-3年で穴が開くので)

が、マルカこそ湯たんぽの王道。

トタン製より長持ちしそうなのと、お湯がたっぷり入るのでパワフルなのです。
マルカ ステン 湯たんぽセット
癒されます。 お勧めです。ただし低温やけどにはくれぐれもご注意ください。


今日は午前がアンサンブル。午後は都立大オケの演奏会。
夜は別のアンサンブル。

通算6時間くらい吹きました。

疲れた。。。

湯たんぽに癒されて眠るのだ。。。


2013年11月14日木曜日

音楽的に吹くということ 

レッスンでした。

YouTubeでMauro Scappiniさんが吹くエチュードを聴くと、ブレスを大きく取る場所で、テンポがメトロノームよりだいぶ遅れる感じです。
それでも全く不自然さは感じません。

Gariboldi Op.132 #15を、そんな感じで吹いてみました。
Allegroですがエスプレッシーヴォな感じです。

音楽的に不自然でなければ、それでいいということで◯になりました。

ただし、エチュードは特に、楽譜どおりに吹けることが大前提。
その上で、音楽的に自然にテンポを揺らすならいいですよとのこと。

バッハ1035の一楽章は「まあ、いいんじゃあないですか。」とのことでしたが、先生の前だとうまくいかないんですよね。
家ではもっとうまく吹けるのに、、、。

二楽章は速いのと、アーティキュレーションが目まぐるしいので難しい。

たまにコメントをくださる還暦の笛吹きさんから紹介いただいた「西洋音楽論 クラシックに狂気を聴け」がアマゾンから届く。

音楽は聴く楽しみと楽器を演奏する楽しみ、歌う楽しみ、踊る楽しみ、歴史や変遷を探る楽しみと楽しみが実に豊富だ。

2013年11月12日火曜日

フルートが面倒に 

アンサンブル仲間から悩みのメールが来ました。

レッスンでレベルの高い要求をされて前に進まない。
フルートが面倒になってきた、とありました。

なんだか悲しいメールですが、辛い状況を察することはできます。
そして、面倒になってくる心情というのも理解できます。

あまり高い目標を掲げるとそうなってしまうかも。

アダルトビギナーの場合、多くは楽しみとしてフルートを吹いているのですから、過渡に厳格な目標設定をしないほうがいいと思う。

フルートを吹く事の目標は「楽しむ事」につきる。

なので、毎回目標は達成するのだ。

上手になれば、さらに楽しみも増すだろうからコツコツ基礎練習するし、基礎練習も音楽だと思えば楽しめる。

T.G. EJ4 などはバッハの楽曲みたいではないか。


ドイツの湯たんぽFashyはエア抜きしても水が漏れて、ベッドやふとんがまたもやびっしょり。
日本の代理店のコールセンターに電話して、修理のため品物を発送しました。
マルカの金属製のを買おうかと思い、近所のホームセンターを二軒はしごしたのですが、二軒とも置いていません。

どうも店舗の魅力が薄れてきています。
アマゾンでたいてい揃うし速いし。


映画「4ヶ月、3週と2日」観る。
チャウシェスク時代のルーマニア。パルムドール受賞作品。
シンプルなストーリー展開の中に、大人の身近な人間関係が上手く描かれている。
シニア向け映画と観た。人生の経験が浅いと観てもわかりにくいだろう。

2013年11月11日月曜日

癒しの湯たんぽは水漏れ

やっと届いた癒しの湯たんぽは、初日から水漏れ。

あったか湯たんぽに癒されて快眠したかと思うと、何か異様な感触が。

あれ?

水漏れしてる。

ベッドシーツに羽毛の掛け布団、ベッドのマットまでびっしょり。

濡れたパジャマを着替えて、ベッドにタオルケットを何重にも折り畳んで敷いて朝を迎える。

なんじゃこれは?

高いコストを負担したのにこりゃないわな。

すっかり意気消沈しながら、代理店に電話しようかなと考えながら、取り説をよく読んでみた。

すると、お湯をいれてから中の空気を抜いてからキャップをしないと漏れると書いてあるではないか。

今夜もう一度取り説通りにやってみて、それでもあかんかったら電話しよ。

フルートは今日もまずます。
そうは言ってもエチュードを指定のテンポで演奏することは不可。
いんだ、ゆっくりやれば。

2013年11月10日日曜日

癒しの湯たんぽ到着

午前中は第九の練習。夕方から年内最後の囃子の練習。

その合間を縫うようにフルートの基礎練習とエチュードと課題曲を復習う。

今日のフルートはまあまあかな。
もっと吹いていたいという意欲がある時は吹いている事自体が楽しいのでいくらでも吹ける。
咽喉を鳴らしながら吹くと、クチビルが震える。そのあとに普通に吹くと音色がとてもいい。クチビルが柔軟になるような気がする。
この方法は当面続けてみたい。毎日やったらすごく音がよくなるような気がする。

一日中、音楽の練習。

これだけ音楽漬けなのにまるで上手くならないし音痴は改善されない。

上手くなる事が目標なのではなく、演奏することで人生を楽しむことが目的なのだからこれでいいのだ。と自分を慰めないとやってられない。


昨日ドイツ製の癒しの湯たんぽをオーダーした後、ドイツの友人にそのことを話したら、なんとドイツの彼女はFashyを二つ持っているとのこと。
とてもいいそうです。
いくらで買ったのか聞かれたので、およそ30EUROだと伝えたらとてもびっくりしていた。
ドイツのアマゾンでは9.5EURO。ですが彼女の近所のお店では5EUROで売っているそうです。
オーダーする前に言ってくれれば、ドイツで買って郵送したのに。と言われてちと残念な想いがしたのだ。
この次にドイツ製品で欲しい物があったら送るから言ってと言うので、BMWとメルセデスとポルシェが欲しいと言っておきました。

そして本日到着したFashyを観ると、これで4,000円は高いなあという質感が否めない。
子供の頃に使った水枕の小さいのだもの。

でもまあ、これで癒されるなら高い買い物でもなかろう。


*ゴールウエイのカルメン幻想曲を聴きながら。すげー音量。これでBlow Hardにならないのだから恐ろしい。真似してBlow Harderにならないようにしないとね。

2013年11月9日土曜日

癒しの湯たんぽ fashy

アンサンブルの練習日だったのですが、メンバーの都合が悪くなり、急遽中止。

自宅練習に切り替えようと思ったものの、出先のディナーでお酒を飲んでしまったので自宅練習も中止。

たまにはいっか。

なので、今日は基礎練習のみ。


何年か前から冬は湯たんぽを利用しています。
湯たんぽは体が乾燥しないし、とても快適で癒されます。

ブリキのような金属製を使うのですが、2-3年で穴が開いてしまいます。

一つ千円程度なのでしょうがないものと諦めていました。

友人から、ドイツ製の湯たんぽの評価が高いと聴き、早速オーダー。
カシミアのカバーが付属する高級仕様
ドイツのfashyというメーカーが作るゴム製。
ヨーロッパでは1,500円程度で市販されているが、日本では3,500円ほど。
カシミアのカバーが付いた高級品、3,990円を選択。
フェラガモもびっくりの価格差。
たくさん仕入れて日本で売ろうかな。

聴けば、ペットボトルにお湯を入れただけの簡易湯たんぽも結構快適なのだそうです。

近所のお店で売っているとの情報があり、電話して聞いてみると、
「あいにく、当店では取り扱っておりませんが大丈夫ですか?」
との回答。

こういう時にも語尾を「大丈夫ですか?」で締めくくるのですね。
「大丈夫ですか?」の洪水にはだいぶなれましたが、やはりまだ大きな違和感があります。

今日アマゾンをポチッとしたのですが、プレミアム会員でないにもかかわらず明日届くそうです。

明日小さな幸せが届くと思うと、うー、楽しみ♪


映画「マンデラの名も無き看守」観る。
映画はひどく残酷なシーンが無く、ドキドキハラハラすることもありません。
実話なのだそうです。実際にマンデラの看守のメモから映画化したというから驚きです。
現在のマンデラは危篤状態が続き、孫娘の間で、どの墓に入れるかでもめていると暫く前にCNNが報じていました。
相続もそうですが、奥さんや子供や孫がたくさんいると、いろんなことでもめるねどうも。貴方は大丈夫ですか?
「大丈夫ですか?」とはこういう具合に使うのですよね。

2013年11月8日金曜日

サプライズ 

ハイドンの交響曲ではありません。

かつてBOSEのお店のデモに驚いたことがあります。
大きなスクリーンに写る壮大にせまる映像と、凄まじい音響が鳴り響いているのですが、実は鳴っているスピーカーは意外にも大変ちいさなサイズなのです。

この度、またまたボーズの製品に大変なサプライズがありました。

友人が使っているBOSEのノイズキャンセリング・ヘッドホンを試してみたのですが、、、。
Bose QuietComfort 20i

もう、ほんとうにびっくりです。
これを耳に入れて、スイッチオン。
周囲の会話や騒音が全く聴こえません。
音楽だけが、静けさの中で優雅に響いている感じです。

これ、欲しい〜!

でも高い〜。31,500円。
リチウムイオンバッテリがいかれたらそれで製品も寿命だよね。
そしてこの類いはワイヤー断線が怖い。
消耗品に31,500円かあ。。。

どうしようかな。暫く悩みそうだ。


このところどうも調子がイマイチだ。
今日は特に低音のGから下の音量が出ない。
出そうと吹き込むと、詰まった感じ。
まるで、ガーゼを巻いた掃除棒を管内に挿したまま吹いているみたい(たまにやるのだ)。
上クチビルの突起が息を下方向に下げているような感じ。
脱力やら、楽器交換やら何やらいろいろ試みるのだ。で、原因が明らかになったら次にまた同じ状態になった時の脱出方法が明らかになる絶好のチャンスなのだ。

(よく躁状態の経営者がピンチはチャンスだと言うのに似ているが、ピンチはピンチなのだ、決してチャンスではない。不景気だから、競合が弱っているはずだ。その間に弊社は伸ばすチャンスだ。という具合にね。アンタにだけそれができる根拠を聴かせてもらいたいってもんだよね。)

かなりもがいてみたけど、脱出方法がわからず困っていると、友人から電話。
友人としばらく話し、また吹いてみると、なんとちゃんと音が出るではないか。

気まぐれだよね〜。フルートってやつは。あ、楽器じゃなくておいら自身か、、、。


映画「熊座の淡き星影」観る。
バイが作った近親ってわけね。

2013年11月5日火曜日

バッハ BWV1035を録音してみた

この数日フルートの鳴りが今ひとつでした。

フルートを取り替えてもダメな時はダメ。

朝晩めっきり冷えてきたためにクチビルもカサツキ気味。

元気な時はフルートも大概よく鳴る。

いくらか調子が出てきたので、ここいらで音価がわかった気がするBWV1035の一楽章を録音してみた。
所々音価があやしいのと、走りそうになる余裕がない自分がよくわかります。
演奏中はフリードリッヒ大王の前で演奏するクヴァンツをイメージしていました。

何をイメージしようと私の自由で勝手ですから。

冒頭の絵画はセルジェの描いた「青い鳥」。
私には優雅の象徴に見えるのです。


映画「東ベルリンから来た女」観る。
「善き人のためのソナタ」と視点が異なります。
不自由な中にも心の自由がある、ということですね。
ハンミッヒもフルートの制作に喜びを感じていたのではないでしょうか。