2014年12月31日水曜日

過度な緊張と「演ずる」

歌とフルートの本番演奏が続いた12月はしんどかった。

何がって、へっぽこアマチュアが舞台で演奏することにとても緊張してしまうからなのだ。


本番前のストレスマネジメントの成功が今回の大きなゴールなのだ。


落ちたらどうしよう、間違えたらカッコ悪い、下手すぎて笑われないだろうか、、、などと要らなくない心配をするのも当然だ。


伴奏合わせやゲネプロや本番の前はぐっすり眠れなかった。

こんな思いをしてまで人前で演奏することの意味はなんなんだろうか?
人生の意味と同じでよくわからない。

思うに、この過度な緊張は自意識過剰から来るのではなかろうか。

人は自分が思っているほど、自分のことに関心を持っていないにもかかわらず、人目が気になって仕方ない性質なのかも。

ブ男のナルシスト?
案外やな奴だな、俺って。

諸先輩のアドバイスで、イメージトレーニングしてみた。


舞台は私のモノ。

聴衆の心を鷲掴みにするつもりで自信を持って臨む。
聴衆に負けないテンションで臨む。

へっぽこにとって、これらの自己暗示は自分を騙しているにすぎないわけですが、それでも案外ステージに立つと足がすくむ程の緊張はなく、思い切って演じることができたことは大きな収穫でした。


自分を騙すことなく、これらの心境になれるまで仕上がっていることが望ましいことは言うまでもありませんが、へっぽこにはそも限界があるってもんですよね。




演出家の「演ずる」ことに対する言葉が印象的でした。

「舞台」「聴衆」「演者」がいて、一回性の中で、全ての情熱を出し切る。
「演ずる」ためには100%その気になって高いテンションを保ち、その世界に入り切ること。
少しでも、一人でも気を抜いたら舞台は壊れてしまう。
舞台という世界で生き抜くこと。
とてもエネルギーが必要なのだが、もうここで死んでもいいと思うくらいの気持ちで演じてみたつもり。

力一杯「演じる」ことが目的なので、そこには失敗したらどうしよう、という不安はない。


それでは何故「演じる」のかはやはり人生の意味と同じでよくわからないのだ。


「演ずる」ことに夢中になれた証拠に、私にとって大きな収穫がひとつあった。

Or per le mute stanze Sempre la cerco e chiamo

Or per le mute stanze
と歌うべきところを

Sempre la cerco e chiamo
と歌ってしまったのだ。
普段のレッスンだと、「あ、すいません!」と言って止まってしまうのですが、心の中で「アッ」と叫べど、止まることなく、悠々とSempre la cerco e chiamoを二回歌い通した。

レッスンでできなかったことが、本番でできた。

本番に強い俺ってやっぱりナルシストかな。

2014年12月29日月曜日

私は女性にしか、、、、

興味がない。って、そうじゃなくて、



「杉原千畝〜人道の桜」オペラ出演に伴う音取りを優先し、フルートは今日も基礎練プラスアルファ。

オペラの歌唱もフルートで音を確認するようにしたいが、デュエットを三度音程でハモるところはピアノでないとムリ。

杉原千畝オペラの作曲家、安藤由布樹さん、演出家、森田等さんが作曲構成する朗読劇「ベアテ 若き日のエポック」が来年上演予定。

上っ面の憲法論議が多い中、作成過程について知るいい機会。
遡れば鈴木安蔵の憲法研究会の流れではないか。


以前、勤めた日本の会社に入ってきた新入女子社員が毎朝部員の机を雑巾で拭いてお茶を淹れるのを見て、「なぜ、貴女がそれをするのか?」と聞いてみた。
新入女子社員「だって、そのほうがみんな気持ちいいでしょ。」
私「確かに気持ちいいけど、それは貴女のJob Descriptionにないのではないですか?」

件の新入女子社員は読書が大好きで、本ばかり読んでいるといつも言っている。
私「ちょっと面白いと思った本があるんだけど。」
新入女子社員「わあ、貸してください〜!」

松田道雄著「私は女性にしか期待しない」

一週間後、本を返却するなり、

新入女子社員「この著者、変わってますね。」

私「だめだ、こりゃ、、、。」

2014年12月28日日曜日

2014 最後のレッスン

フルートの自分史始まって以来、最低の練習量で臨んだレッスン。

初見。
kohler-op66-in-the-moonlight
楽譜を見るなり思わず「うっ」っとうなってしまった。

が、8分の6だし、よく見ればさほど難しくない(ようだ)。
初見だし、表現や音の間違えは多めに見てくれればできそうだが、「うっ」っとうなってしまったので、特別に先生がユニゾンで並行して吹くことになった。
一人でできるのにぃ、という思いと、嬉しい気持ちが同時に頭の中に現れた。

俺って一体どっちなんだ、、、。
無事に◯をもらったが、これくらい一人で吹けたのにぃ(ってまだ言うか、、、)。


エチュードはほとんど練習していないアンデルセン。
Andersen_Etudes_Op41 #10
こういう変拍子は、初めから楽譜どおりのアーティキュレーションで練習すること。
アクセントとテヌートの解釈は様々なれど、体重を乗せる感じで吹くこと。
スラーの最後の切り上げはそっと優しく処理すること。


ピッチに注意すること。
始めにAで合わせても演奏の途中で変化してはいけない。
変化するには理由がある。その理由を突き止めないと改善はできない。
理由を突き止めるためには、その箇所だけ練習すればいいものではない。なぜなら、長く吹いて疲れてくるだとか、苦手な箇所の後であるとか、よい音で鳴らしたいがために吹き方や顎の位置を調整するなど、様々な理由が考えられるのだ。
鳴らしたいがために顎の位置をあれこれ動かす癖があるようだ。
これは音楽を壊すのでやってはいけない。

デュエットでは、相手の音をよく聴いて相手に合わせる技術が必要。
その気になればできるので、よーく聴くこと。

バッハのカンタータを先生と初見でデュエット。
ミスしても、戻れるスピードで吹くこと。
自己の能力を過信してはいけない。落ちて元に戻ることは絶対にしてはいけない。
演奏が始まったら、ミスしても音楽の正しい位置に戻れるようでないとだめなのだそうです。。。。

憧れのフルートでデュエットって楽しいな♪
自分の演奏でいっぱいいっぱいだとだめだけど、少し相方の音を聴く余裕があると、まるでフルートで対話しているみたい。
これが、もっと細かいニュアンスで、ああ、そうきたか、それならこう受けようなんてなったらもう夢のようだろうな。



クリスマスはクリぼっちかと思いきや、友人宅でダッチオーブン。
シャンパンと赤ワインでメリクリ!

2014年12月16日火曜日

フレージング

12月は歌の本番演奏がいくつかあり、その準備のためフルートの練習量が減ってしまっている。

お腹を意識したノンタンギングとタンギング付きの全調のスケールとアルペジオはなるべく欠かさないように心がけたが、全くできない日もあった。

当然、エチュードもあまり進まない。

しょーがないよね。

で、今日のレッスンでの初見のテストは久しぶりに合格♪
kohler-op66-at-the-fountain
ゆっくりだけど、とりあえず楽譜どおりに間違わずに吹けたので合格。

ルンルン🎶

いばるわけではないが、モチロン、アクセントや表情まで楽譜どおりにできたわけではない。

特にフレージングを意識すること、8小節から9小節にかけて転調するところはフレージングブレスして調の変化を意識した吹き方にすること。

そのくらい初見で気がつくようにしましょう、とのこと。

ふぅ。

アンデルセンのエチュードも目標のテンポは大きくビハインドしたが、まあいいでしょうということで合格。

最後にバッハの6番ソナタの1,2,4楽章を吹いてみた。(4楽章は目一杯ゆっくりですが)
2楽章を重くならないように吹くための強化レッスン。

頭の大事な音だけお腹でしっかり吹いて、あとは軽く響かせる感じかな。
ティヤタタのアーティキュレーションってついアクセントつけてしまいがちだけど、常に同じようにアクセントをつけるとうるさい演奏になってします。
TEDでボストンフィルのベンジャミン・ザンダーも言っていたっけ。
ピアノを始めたばかりの子供の演奏は全ての音にアクセントつける、しだいに上達すると強拍だけにアクセントをつけるようになり、さらに続けて上達すると長いフレーズの頭にだけアクセントをつけるようになるって。

なんだ、簡単なことだな。理屈はね。


2014年12月5日金曜日

69. Concours de Genève – Finale Kategorie Flöte

今度こそ、初見テストは一発クリアするぞと臨んだものの、またダメ、、、。

ケーラー、ロマンチックエチュードの四拍子で三連符が羅列するやつ。

ゆっくり吹けば問題ない(はず)

フレーズの切れ目が付点音符で次に行くのだが、正しい音価になっていなかった。

あーあ、またやってもうただよ。。。



そしてアンデルセン。
Andersen_Etudes_Op41#9
指が思うように動かないので、最も苦手なところで転ばないテンポに落としてみた。
すると全くアレグロ感がない。
しかも、ドッスン、ドッスンと一音一音押し付けている。

目標 ♩=90 練習は♩=70から始めよ。
練習方法
頭のメロディーラインだけ吹く。
最初の二音だけ吹く。
最初の三音だけ吹く。
メロディーに和声進行を考えて流れるように吹く。
吹いている時に先を考えて吹く。

とても♩=70はムリ。
♩=60から始めた。

かなり苦手な部類の曲だけど、ゆっくり始めたら少しできるようになってきた。
問題は♩=90まで上げられるかどうか、、、。

響くタンギングを忘れずに曲を吹くことはとても難しい。
基本的な奏法の変更、改善を心がけながら曲を演奏することは常に、二つ以上の注意点が対立するわけなのだな。
いつかアウフヘーベンする日を楽しみにしながらね。




みんなすごいね。

2014年11月30日日曜日

日課練習変更

これまで苦手なことに正面から立ち向かうことなく、なんとなくエチュードや曲を次々と吹いてきた。

決して全く立ち向かわなかったわけでもないんだけど、立ち向かってもできないんだもん。。。

タンギング
音の立ち上がり
音の響き

3名のマスタークラスを聴講し、自らも受講して日課練習を当分の間変更することにした。

全調のスケールとアルペジオをこれまでのスラーからノータンギングスタッカート、タンギングスタッカートに変更。

音の響きを重視
お腹をトランポリンのように感じ、ノータンギングで響きのある短い音を出す。
そのためには耳を澄まして自分の発する音をよーく聴くこと。次に舌でドアをノックするがごとくタンギングするが、お腹はノータンギングと同じように使うこと。

息を吹く時、お腹をへこますのではなく、トランポリンのように感じるためにはむしろお腹がでっぱることが正しいようだ。

ピンと張ったお腹のトランポリンを感じるためには吹くことと引くことを同時に感じるようにすることでお腹の支えを本物にする。

それだけを決めて、早速やってみた。
1日目は中音D,E,Fがやたらにひっくり返る。
二日目の今日はだいぶ慣れてきた。

お腹が筋肉痛になってしまったが、筋肉痛は嫌いではないのでいいのだ。

この調子で音色の改善を目指すのだ。

それにしてもマスタークラスは強烈な印象だった。
2名の生徒はフルートの先生をしている。
しかも1名は音大を主席で卒業しているツワモノ。
生徒の演奏は素晴らしく、何も直すところがないのではないかと思うのだが、表現について指導が入ると、もっとよくなるんですね。

聴講していると、その指摘や改善がよくわかる。
聴いていると、それだけでもう同じようにできるようになった気分になるから不思議。

でも、全く同じようにできないのは言うまでもない。

こういう刺激もたまにはいいもんだ。

2014年11月26日水曜日

吹くことが辛い、、、

歯が浮く症状は一晩で収まった。

自然治癒力よ、たいしたもんだな。


いい演奏を聴けば聴くほど、いいなあ、と思う一方で同じように演奏できない自分がもどかしい。

フルートを吹くことは漲る元気が必要だよね。

その元気が出ないという症状にも自然治癒力は働かないのだろうか。

マスタークラス用に「歌の翼」を用意しているのだが、全くダメ。

部屋が冷えているせいか、ピッチがやたら低い。

楽器が温まっても、ダイナミックと同時に音程が動く。
元気が出ないとお腹で吹けないからだろうな。

Eがこける。

元気が出ないのにいい演奏を聴いて真似しようとしても負のスパイラルに入るだけだな。



YosemiteにしてからSDカードを認識しなくなった。
Yosemiteのせいかどうかサポートサイトを見ても判然としないので、AppleCareに電話。
電源を切った状態でShift Control Option Powerで復活。

よかった。コンサートのプログラムを作っている最中に修理に出せないものね。

AppleCareの方はやたらと申し訳ないと謝るのだが、機械が故障することをどうして謝る必要があるのだろうか。
今、修理に出している間使えないことが困るのなら、バックアップ用にもう一台ユーザが用意すべきだよね。

Sonyのアイボのサポートが終了になったことに否定的な意見を見るが、サポートを継続するなら誰がその費用を負担するのか。

サービス=無償という感覚っておかしくない?お金は湧き水のようにどこからか湧いてくるわけではないのだしね。

2014年11月24日月曜日

歯が浮く、、、

練習していたら、下前歯が浮く感じになってしまった。

原因はおそらく就寝中の歯ぎしり。

イタリアのメディカル枕にしてから改善されていたのだが、昨晩、枕を二重にして映画を見ながら寝てしまったのがいけなかったようだ。

今週はマスタークラス受講があるのに、治らないとやばいではないか。

今日はあまり吹けなかったので宮前さんのソノリテについて座学

ピュアな響き成分に輝き成分を乗せるとはどういうことか。

どうも単純な基音と倍音のベストミックスではなさそう。

もっともよく響くポイントで気柱と息の圧力とのバランスをお腹でもって自由にレスポンスさせることができれば豊かな表現ができそうな気がする。

早速やってみたいのだが、歯が浮いてしまってできないのだ。

無理して実際に吹いてみると見事に息がフルートに入っていく。

なんか違うな、、、、。
間違っても楽器のせいではないと思うが、、、。


明日は治っていておくれ。
がんばれ私の自然治癒力!

2014年11月21日金曜日

アタックの後の自然な引き方 「pは小さい」というイメージは捨てよ!

初見のテストはいつも通りボロボロ。

譜面は読めた(つもり)。

ところが、速いところで指が転ぶので、遅くなってしまった。

転んでも当初のスピードで吹くこと。ベストは速いところを吹ける自分の能力を察して、最初からもっと遅いテンポでスタートすること。

つい、できもしないのに、がんばって速めに吹いてしまうことと、遅いとテンポが迷子になる恐怖が原因だと思う。つまり、リズム音痴なんだよね。

次回は絶対にゆっくりトライしてクリアするのだ!と、固く決意。


スイートメモリーの合わせは案外うまく行った。

録音を聴いて、「なかなかやるじゃないか、自分。」と自画自賛。

FB友のスーパーアマチュアフルーティストにmp3の録音を送ってみたら、腰が座った大人の演奏で音程もコードを意識した感じがあってよい、とのコメントをいただいた。

ヒャッホー!!!

消費税分くらいの社交辞令を差し引いたとしても、嬉しいではないか。

高いところで唇を締めすぎたのか、音がひっくり返ってしまったことと、慌てた装飾のために、リズムを間違えていたりと、聴き直せばいろいろあるけど、まあ初回の合わせで構成を決められたし、これでやれるという自信がついたのでよいのだ。


それにしてもアタック後の自然な引き方は難しい。

pやppは難しい。「小さい」とイメージするから困難になるのだ。

カラーが違うのであって、発音するためのエネルギーは大きく変えてはいけないのだ。

目指せ棒吹きからの脱却!

するとものすごいお手本がYouTubeに上がった。
フレーズに対する豊かなイメージを抱けるかどうかが、まずよい演奏をできるかどうかのスタートラインと見た!

そんな難しいことは俺にはわかんねーよ。吹きゃいいんだろ吹きゃあ。
見てろよ、ピピピ、ピーピー、、、、、。
これではダメなのだよね。



映画「ハンニバル・ライジング」観る。
これから訪問するリトアニアの様子を見たかったのだ。
海外から見た日本人のステレオタイプ。
日本がイタリアで人気な原因のひとつを観たかも。

2014年11月15日土曜日

ぷりんと楽譜とマックは強力な道具

オペラの稽古でほとんど吹けず。

稽古の帰り路、二週間後のコンサートに飛び込みで、「スイートメモリー」を演奏しようというアイデアが出て盛り上がった。

のは、いいのだけれど、どんなアレンジで?楽譜は?

するとネットで「プリント楽譜」を発見。

24時間、いつでも欲しい楽譜を検索してサンプルを見て気に入れば数百円程度でDLできる。

こりゃ便利だわ。

家に居ながらにして、楽譜を買い、すぐ納品され、印刷できる。
便利この上ないではないか。

問題は「中上級者」向けで、ジャジーなアレンジなこと。
前打音などの装飾音符が多く、それも一音の上下だったり、半音の上下だったりするから覚えるのが大変。
こりゃとても無理っぽい。

さらに一拍を二つに割った次に三連符がタイで繋がっていたり苦手なパターンはまるでイジメだ。ドビッシーで苦しんだことを思い出しながら、何度もゆっくりやってみた。

そしてどうしてもできないフレーズはYouTubeの模範演奏をこれまたmp3にダウンロードして、QuickTimeで苦手なところだけ2点間リピートさせながら音に合わせて吹いていく。

おお、なんとかなりそう、かも。

あと二週間しかないけど、なんとかするぞと武者震いする秋の夜長。


映画「我が闘争」観る。
ハリウッド映画のような迫力溢れる殺戮シーンは無いのだが、地味にピストルでユダヤ人捕虜の頭を打ち抜くシーンは却って恐ろしい。

2014年11月7日金曜日

嫌いなエチュードもレッスンで少し好きになる

エチュードってやつは曲の体をなしているけれども、技術向上のために必要な、演奏困難な要素を持つことが多いよね。

これ、好きになれなかった。
Andersen_Etudes_Op41#8
だいたい何?この音の進行。
吹いていて、でたらめに作曲したように思えてならなかった。

レッスンするまではね。

ところが、先生が吹くと案外奇麗なんだよね。

そして想定されるテンポだと音を間違えること夥しい。

そこで、極めてゆっくりと吹いてみる。

間違え易いブロックだけマークしてブロック毎に仕上げて行くことでできるようになりますよ。間違ってもできないところを放置したまま全部を吹き続けないこと。だそうです。

なーるほど!

吉田雅夫さんがアーサー・ケストラー「機会の中の幽霊」の時計屋の話を引用していましたね。
同じことを聞いているにも関わらずやっていない。基本はおさえておかないとね。

レッスンに行っててよかった。


で、初見テストはケーラーロマンチックエチュードよりTeasing。
二拍子だけど四つに数えればさほど難しくない。

と、思った。譜読みでは。

それなのに例によって吹き出すと、うまく行かない。

読めるのに吹けない。

読めてないってことか?

いや、慣れてないってことだな。慣れればいいんだよ。




近所の美術大学の学際訪問。





学内禁酒も解け、いくらか活気を取り戻したようだ。
なんかあるってーと責任者が謝罪会見させられる風潮ってどうなんだろうか。

2014年11月1日土曜日

T.A.エゴグラムを受けてみた

心理テストで有名なT.A.エゴグラムを受けてみた。

過去と他人は変えられない。(なので、今が大事と考え、自分の認知を変えることでストレスに対処することになります)というフレーズで有名なエリック・バーンによって開発されたテスト。

数十問の質問に、あまり深く考えずにサクサクっと当てはまり具合を回答していきます。

すると、結果が五つの自我状態として出てきます。

結果は単に「いい・わるい」ではなく、ポジティブな面とネガティブな面があります。

私の場合、

「柔軟性がある」一方で「時間にルーズ」。

前者は心当たりがありますが、後者は疑問。

私はミスターパンクチャーの異名をとるほど約束の時間に遅れないし、遅れる人は苦手。

まあ、統計的な結果ですから、、、。

「協調性があり、空気を読んで行動する」一方で「NOと言えない、自分を後回しにする」。

後者は頷けるが、前者は、、、???

いまだに血液型による性格判定を信じている人が少なくないことに驚くが、心理テストの結果もまた、定量的でないことはバーナムイフェクトを想起させてしまう。(ああ、心理学をきちんと勉強した人から怒られそうだけど、でもそう思っちゃうんだよね、、、)

協調性を持つよう努力はするが、決して協調性が高い素質は持っていない。

そも空気って何?

一定の空気を読む力が必要なことは経験上わかります。

様々な利害による思惑が入り交じる中で、相手かまわず「自分が信じる正しいこと」を主張するとどういうことになるか、、、。

考えただけで恐ろしいのですが、たまに全く場の空気を考えないで発言する偏差値の高い人っていますね。

空気を読むことしかせず、非生産的な集団に群れることに夢中になるとどうなるか。

空気を読めない人を排除することで集団がまとまる淀んだ空気が作られます。

そういう集団は自分の人生のシナリオから排除、すなわち関わらないことですかね。

そしてカテゴリー毎の自我状態を変えて行くために心がける方法が示されています。

ストレスフルな人間関係の中に生きていて、どうしようもない苦境から抜け出す方法として、変えられない他人との関わり方を、自分を変えることで大きく変えて行くには大変有効だと思います。

ですが、特段人間関係に悩んでいないので、私の場合は何もすることはないのだ。





日常の粗食と減量からたまには開放されて、、、。







ああ、幸せ!って感じる時♪

今日はフルートを1分ほど音出ししただけ。旅行以外でこれほど吹かないことは極めて珍しい。
が、これでいいのだ。

2014年10月28日火曜日

化粧と写真でメンタルトレーニング

クリスマスコンサートのチラシ掲載用のプロファイル写真をスタジオでプロの写真家に撮ってもらいました。

自分でデジカメで撮ればタダなのに、、、。

費用はかかるけど、撮影のプロセスがなかなか面白い。

どんな仕上がりにしたいのかと、ヒアリングを受けてから、褒め上手のメイクさんが化粧してくれます。

「女性の場合は歳を重ねるごとに出るシワやシミは邪魔になるんですが、男性の場合は人生経験の年輪として素敵に顔に刻まれるんですよ。XXXXさんはいろいろなよいご苦労が顔に出ていますよ。」

と言いながら顔にシミやシワを隠すためのファンデ塗ってるってのも変な話しなのですが、そこはもうすっかり気持ちよくなってるから、思っても言わないよい子でした。

でもって、カメラマンも、いきなりシャッターを押すではなく、様々な話をしてからポーズの注文をして撮影します。

「少し、目に力を入れて、微笑んでください。はい、そうです、あ、上手ですねえ、いい写真が撮れましたよー。」

所用時間二時間。楽しかったあ。

そして仕上がりは、流石プロの仕事だわ。

へっぽこシロートがまるでプロの演奏家みたい。

こういうの名前負けならぬ、写真負け?


フルートの先生曰く、紙焼きを大きく伸ばして部屋に貼って、自信を持って写真に相応しい演奏をするようにメンタルトレーニングしたらいいとのこと。

なるほど。

そして、本番ではファンデを塗った顔を鏡で見て、しっかりテンションを上げて舞台に立つと過渡な緊張から開放されて自分のパフォーマンスが出し切れるとのこと。

やってみよっと♪ 

♪ルンルン♪
銀座にゴジラ現れる
ランチは鹿児島黒豚スープ麺

2014年10月26日日曜日

宮前丈明さん来日予定

 終演後、レストランの入るビルにてレッスンも受け付けるそうです。

2014年10月24日金曜日

性差を超えて

男性と女性。

人と言う同じ種類の生物に身体的区別が顕著なのは男性と女性という性差だけかもしれません。

長年の風俗習慣から男性とはこのようなもの、女性とはこのようなものという既成概念が規定されていてはいるものの、人としての本質に変わりはないものと思います。

そうは言っても、多くの女性はその場に合わせた服や化粧などの外見にこだわります。

男性はそうでもない傾向にありますよね。

なんとかの会があるから新しく服を買わなくちゃ。

これは前に着たし、流行に外れるからおかしいかなあ。

男から言えば、どうでもいいじゃん、そんなこと。前に買った服でいいんじゃないの?
みんな精一杯着飾ったつもりでも、たいして変わりないじゃん。なんで改めて畏まらないとだめなの?

そう思っていました。



年末の歌のクリスマスコンサートに向けてチラシとプログラムの制作担当を引き受けています。

出演者の写真を掲載するのですが、みなさんプロのスタジオで撮影したプロファイル写真なんです。

これって、みんなプロなんじゃね?

私も同じスタジオで撮影するように促されましたが、今からの予約だとかなり先になってしまいチラシの印刷に間にあいません。

私は今回はスナップ写真でいくことにしていたのですが、私以外の出演者はみんなプロの写真でプロファイルを飾っているではありませんか。

なんだよ、みんな、お見合い写真撮るんだあ、俺だけかあ、スナップでごまかすのは、しょうがねーな、、、。

でもまあ、そのおかげで余計なコストがかからなくてよかったと考えていたのですが、なんだか自分だけ取り残されているみたいだよね。

普段から人と同じことを嫌うのですが、何故かこのことに関しては人と違うことが気になる変な私。

なんか、急にプロファイル用に写真撮影したくなってきた。

ダメ元で銀座にある音楽家のプロファイル写真を得意とするスタジオに電話してみました。

ネットでは予約可能日はかなり先なのですが、電話してみたら明後日に一コマ空いているとのこと。

プロファイル用の撮影を予約しちゃいました。

お値段、高いんだよねえ。。。

こんだけコスト負担するんだったら、かなりうまいもの食えるよね。

が、

しかし、

今、ものすごくワクワクしています。

たった一枚の写真ですが、それっぽく撮れるんですよ。

その写真はコンサートのチラシだけじゃなくて、お見合いにも使えるかもしれないじゃないですか!

え?

葬式にも使えるですって?

葬式なんてくだらないものはやりませんから、使途はコンサートとお見合いだけです。

断じてそれ以外には使いませんから。

いやー、それにしても撮影を予約しただけでこんなにワクワクするなんて。

女性の気持ちの1%くらいわかったかもしれません。

お見合い。あるかなあ、、、。ナイナイ。

二年前に断ったんだから、今さらありえないっつーの。



2014年10月23日木曜日

Success and Failure

うまくいかなかったことと、うまくいったこと。

うまくいかなかったことから、
初見はケーラー、ロマンチックエチュードの#2。人形のワルツ。
四分の三拍子で八分音符の羅列。

前回のレッスンでチラ見していたし、3拍子を感じながら吹けばいいだけのこと。

しばらく楽譜と睨めっこして、これならできると思った。

が、できなかった。

楽譜を眺めて、頭の中で歌うことはできるのだけれど、実際に楽器を吹くとなぜか、付点四分音符の長さで躓く。

悔しいけど面白い。毎回思うことだけど、次回こそは成功させるぞという意気込みなのだ。

当然結果は大きな×。

で、次回はこの×のついた人形のワルツをきっちり表現して演奏することが課題になった。

くーーー、一度はへくったけれど武者震いするのう!

で、うまくいったこと、
暫く前に「明日」という平原あやかの曲のリズムが掴めなくて、散々レッスンしたのにできず、放置プレイしていたのだが、平原あやかの原曲を何度も聴いてからレッスンで見てもらった。

以前、この曲を初めて聴いて感動した時の音源はやや楽譜どおりのリズムではないように思えるのだ。
ソシソファーソミー、、、の最後のミーが十六分音符一つ分長くなってしまっていた。
そして何度やっても治らない。

できない原因がなんなのか、自分でもよくわからないし、今日できた気になっていて、実はできていないのかも知れない。なにせ、自分の演奏が正しいリズムなのかどうかわからないという情けない状態。
そういう時に専門家に見てもらえるっていいよね。

恐る恐る吹いてみたら、

先生「あ、できていますよ。」

やったーーー!!!

先生「でも、ソシソファーソの最後のファーソが三連符になっていますよ。

またやってもうたか、、、。

なかなか完璧に行かないのね、人生と同じで、、、。

2014年10月22日水曜日

Competitiveness  

ギャレス・マローンの職場で歌おう!】観る。

ギャレス・マローンが様々な職場に合唱団を作る。

音痴な人も仲間に入れて、見事な合唱団に仕上げるという番組構成かと思い期待したのですが、職場内でオーディションをして上手な人を抽出し、更に競争させることによって上達を促すという方法です。

成長に競争原理を活用することは広く行われますが、競争によらない成長はできないものなのだろうか。

成長願望だけをモチベーションとする自然なスピードでの成長でもいいよね。

激しい競争で猛スピードで成長するのって疲れるしね。

SPIテストでCompetitivenessがいつも最低な私。

そしてスポーツ観戦に全く興味なし。

先週末はフルート仲間の発表会と、ご近所のフルート吹きによるアンサンブルの練習。

かなりゆっくりだけど、みんな確実に成長しているのだ。

これでいいではないか。

2014年10月17日金曜日

マスタークラス?

歌の先生の友人がU.S.で活動するフルーティストと友人関係にあります。

昨年そのフルーティストと歌の先生の競演コンサートに出かけ、身近に聴く癒しの音楽にワクワクしたものです。

件のフルーティストが来月来日し、歌の先生と競演します。

もちろん、聴きに行きますが、なんと今回歌の先生の取り計らいでそのフルーティストのレッスンを受けることに。

マスタークラス形式でやるそうです。

マスタークラスってムラマツでは音大卒業生対象の公開レッスンだよね。

なんか場違いな感じ、、、。

え?あなた、そんな技量でマスタークラスに来たの?って思われないかな、、、。

ま、いいよね。

人生にそんな間違いがあったってたいした問題ではないのだ。


久しぶりに予約の取りにくいフレンチビストロをメドックで。


こんなうまいものにありつけるのも、何かの間違いかもしれないし。

2014年10月13日月曜日

声楽の発表会に行って来た

友人の声楽の発表会に行って来た。

昼から夜までの長丁場。

かれこれ六年目の発表会につき合わされた。

これまでは聴くだけだったけど、自ら声楽のレッスンを受けるようになって一年、歌い方だけでなく、聴き方も変わって来た。

これまで、友人の歌はなんとなく、徐々にうまくなってきているなあ、くらいにしか感じなかったけれど、今回は「ああ、だいぶ声が出るようになったのに、うーん、そこでなんで引くかなあ。あー、クライマックスはffでもう少し長く響かせたらブラーヴァってなるのに、なんでそんなに早く切り上げるかな、、、」などと残念なところが具体的に見えるようになっていた。

終演後、友人にその話をすると、本人もわかっているのだが、なかなかできないのだそうだ。

一概には言えないが、歌のほうがフルートより人の心に残る演奏をしやすいように思う。

そして歌は幾つになっても、誰でも簡単に始めることができて、楽しめるよね。

フルートで歌のように豊かな表現をするのは大変なことだな。

でもフルートってその音色が何故かとてもいいんだよね。

人の声って生々しいけど、フルートという媒体が声を模倣して響くのもいいものなのだ。


2014年10月12日日曜日

What a coincident!

昨日の午前中はご近所のフルート仲間とアンサンブルの練習。

半日の練習が終わり、さあランチに行こうとしたら、練習室のあるビルのロビーで奇麗な方達によるフルートアンサンブルの演奏が行われていた。
天井の高いロビーは音がよく響き、本当に美しい。

なにより、我々の演奏とはまるで違う本格的な演奏。

しっかり口直しした感じでしょうか。


そしてアンサンブル仲間の結婚式で食事も口直し。


美味しかったあ!
けど、食い過ぎだよね。
かねてからベジタリアン願望と一日一食に関心があるのだが、なかなかできないのだ。

2014年10月10日金曜日

リズム感が苦手なのボク、、、

レッスン開始はいつも初見のテストで始まる。

昨日から新しくケーラーのロマンティックエチュードで初見テストをすることになった。
これで四冊目。
なにせ初見テストだから、できなくても次回に繰り越すことはないから進むのが早いのだ。
ルンルン♪ って、ここでそれを喜ぶのは違うだろ!

一曲目は四拍子で最も細かい音は十六分音符。シンコペーションもないし、ゆっくり吹けば問題ない。

と、思ったら、問題あったのだ。
フレーズのパターンが途中から、一拍目の裏拍から始まるパターンに変化しているのに、私の演奏はまるでコンピュータのように表面的に楽譜どおりに吹いていて、フレーズ感を無視していた。
何回か吹いてじっくり考えれば、フレーズの切れ目を意識したブレスで(そこそこ)音楽的に吹ける自信はあるのだが、初見でそこまで要求しますか、、、。

次回は四分の三拍子に八分音符が羅列だそうで、これをどう吹くかが見物だそうです。

へっぽこが初見用にロマンティックエチュードはちと難しかったかも。

まあ、ちっとは背伸びするくらいのほうがいいよね。

ウッダールのセレナーデをピアノ伴奏してもらって吹いてみた。

前回はあまり練習していないにもかかわらず、気持ち良く吹けたのですっかりウッダールが好きになって、今回はしっかり練習して行ったのだが、これがねえ、、、うまくいかないんだわ。

毎回、少しでいいから進歩してくれたら嬉しいんだけど、どうも行きつ戻りつするんだよね。

どうやら音楽の稽古ってそういうものみたいです。
なにも、あわてることはないのだ。

なんのために吹いているのか、わからないのだし。。。





CNNでは頻発する警官の有色人種への暴力映像が多数報じられている。
U.S.に較べれば日本は本当にいい国だという気がしないでもないがどうだろうか。

日本の警察、検察、司法、その他多数、、、だって中世のごとくで問題だらけだし、こうした米国のひどい映像を観て、自国を自画自賛してもねえ、、、。

2014年10月6日月曜日

フルートを当てる強さ

暫く前に、flute-flute.netというサイトが開設されていますね。

オーサーのプロファイルが開示されていないので、どういう方が書いているのか不明ですが、そこが何か謎めいているので、あれこれオーサーを想像することが面白い。

どうやらアダルトビギナーのアマチュアではなく、専門に勉強してきた方のようです。

このような上達への秘訣を、少しずつ体系的に解説してくれるサイトって貴重ですね。

よい演奏のために「このようにすべきだ。」という主張には様々なアプローチがあり、まったく逆のことを言う人もいるのでビギナーは戸惑うのですが、このサイトでは様々な先人の主張も紹介しているので、読者にありがちな「なんだよー、どっちなんだよー!」 と言う混乱が起きにくい。

すでに言い尽くされた感もありますが、人の造りは千差万別なので、先人の経験は参考にすれど、自分にあった方法を自分で考えて自分で創って行くしかないのでしょう。


そして、フルートを当てる強さ、ですが、
私は当初、いい音を探しながらあれこれ独学で試行錯誤していたら、段々とフルートを下顎に当てる力が強くなり、暫くフルートを吹いた後は、下前歯に痛みを感じるほどでした。

こんな楽器ずっと吹いていたら、いまに下前歯がおかしくなるぞ。

と本気で身体に悪い楽器だと考えるようになりました。

かなり顔の造作が変わっているのでしょうね、性格と一緒で。

ですが、現在ではそのようなことはありません。

何かを特に意識したわけではなく、ある時はだたスッと自然に脱力したまま、フルートを当ててみたり、そうは言っても出にくいHは強く押しながら少し上向きにしたり、響きが悪い日はよい響きを探りながら強く当てることもあります。
そうしていくうちに、徐々に響きが出て来て、軽く当てる方法に戻るのですが、どうかすると、なかなかよい響きが得られず、力んで響きを得る時と、響きを得られないままの時があります。

アンブシャまわりでよいイメージを得るために観るのはMauro Scappiniさんの演奏です。
このような柔軟な動きをアップで公開しているのですから、大サービスですね。