2012年5月5日土曜日

客観的な自分に興味はあれど、、、

自分の姿が意識せずしてビデオや写真に撮られた場合、後で視聴するとなにかとても気恥ずかしく感じたりします。
特に声は体を直接媒介して聴こえるので、録音を聴くと自分の声に違和感を感じます。


フルートも同様です。


演奏中は自分の音を懸命に聴いていますが、イメージどおりに吹くことに夢中で、多少思いどおりでないとしても、まあいい線行ってるかななどと考えていました。


ところが、改めて録音してみると、唖然とします。


リズム感がダメダメ。一体どういうリズム感なんだこいつって感じです。
ダイナミックも懸命につけているつもりでも、録音を聴くと一本調子から脱しきれていません。


ちと、フルートが嫌になってきました。
と言いますか、自分が嫌になってきました。


さて、先日のゲネプロの録画を改めて再生してみると、、、
あれ?そんなに悪くないじゃん。
ホールの響きで粗が丸みを帯びているのかも知れません。


自宅での録音はフルートのすぐそばにiPhoneを置いて録音しましたので残響はありません。
息の音や、タンギングの不鮮明なところがまともに聴こえてきます。


オンマイクで録音しても、しっかり演奏できていればこれほど凹むこともないのでしょう。


先日のクライス小発表会の打ち上げで某IT会社の経営者の方がいいことを言っていました。
防音ルームで練習すると音がまるで響かないのでつまらない。
本来はそういう部屋できちんと自分の音を作れればいいのでしょうが、練習がつまらなくなるので長続きしない。
それなら、気持ちよく練習できる響きに調整して、しっかり練習できるほうがいいだろう。


同意です。


現実の自分の姿に嫌気がさしてしまったら、続けられません。


イケメンでなくても、自分の顔には味があるんだという自信なくして外出できませんもの。


それにしても、件の経営者の方は、常にノリの効いたパリッとした白いシャツに湯上がりの顔です。
経営者によくある風貌です。
クチビルも常に湯上がりなんだろうなあ、、、。







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