2012年8月31日金曜日

フルートが嫌になる時

The Fluteの記事でウォーミングアップをしないプロがいることを知りましたが、わたしゃやらないとダメな体質なのでしょう。

昨日のアンサンブルでオクターブ移動すると音が全く出ない、または汚くなるというこれまでに無い経験をしたので、今日はたっぷりと音作りから。

流石に昨日のようなことはありません。
まあ、安定して発音できます。

よかった。

タファゴベEJ11は快調にできたほうですが、やはり高いCへ跳躍すると音が汚くなりがちです。
奇麗な音色のままCへの跳躍をクリアすることがこのメソッドの目的で、指を間違えずに速く演奏することが本来の目的ではありません。
Cの時だけ瞬時に吹き方を変える。顎の移動。
うーん、どうすればいいのだ?
闇雲に毎日やっていればできる日が来るのだろうか?
そんなことはないはずだ。
考えなくてはいけない。
何故、音が汚くなるのか。

うーん、わからない、、、。


フルートの定番曲「アルルの女」のメヌエットを演奏会でやることになったのですが、ほとんどピアノとフルートで他のパートの出番があまりありません。

ってことはおいらのへっぽこが目立つってことです。

二カ所ほど躓きやすいところがあるので何度も練習したのですが、何度やっても間違える。
かなりゆっくりやるとできるのですが、少しスピードを上げるとまた間違える。
リズムを変えてやってみる。
あああ、だめだ。

それほど難しくないはずなのに、何故こんなに指が言う事を聞かないのか。
そういえば脚もこの頃は思うように動かない。
久しぶりのクラブパーティーも、もう踊れなくなってるし。
ケーラーの#22も間違えてばかりだし。

フルートが嫌になる時。

なんだか過激なタイトルですが、そういう時というのはやはり体が思うように動いてくれない時ではないだろうか。
進歩が止まった時。昨日より今日の方がダメな時。いや、昨年のほうが今年よりうまくできたと感じた時。

吉田先生も晩年は流石に危なっかしい演奏していました。
大家を引き合いに出してもしょうがないけど、人は皆そうなるわけで。

「アルルの女」メヌエットはいくらなんでも一時的な不調で、練習が解決してくれると思いますが、いつか練習で解決できない日が来たら、きっとフルートの練習が嫌になるのではないか、、、。

そうなったら、創造価値をあきらめて、より高いレベルの経験価値、態度価値の追求に徹すればいいんだよね? フランクルさん。

単にフルートがうまくなる、音楽演奏が上手になるということではなくて、何か別の違ったゴールに向けて歩む必要があるのではないでしょうか。

では、その別なゴールとは何か?

また明日のココロだ!

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