2012年6月20日水曜日

梅雨

毎年今頃になると人々の話題は、梅雨は鬱陶しいね、となりがちです。


ブーーー。


ネガティブ表現はできるだけ避けたいです。


鬱陶しいなどと口に出してしまうと言霊信仰でしょうか、益々いやになります。


雨というのもなかなか風情のある季節だ、と前向きにとらえたいものです。


雪見障子からハロゲンライトに光る雨滴を眺めながら、冷酒でも飲んでね。
肴はマグロの赤身とヒラメのエンガワなんぞがいいね。
磨り下ろしたワサビがピリッとね。
モイーズのヘンデルのソナタなんぞかけてね。
えー、どうでぇ、オツなもんじゃねえかい。


外出だって今時の装備を持ってすれば雨くらいなんでもありません。
別に溶けるわけじゃなし。


ウレタン破壊を起こしたスカルパの防滴トランピングシューズがオールソールから帰宅しました。
足が日本人に多い幅広甲高ではないので、靴はもっぱらイタリア製が多いです。
足がイタリアンだなんて、なんだかかっこいいではないか。
その他についてはイタリアンでないのが残念です。
2005年ニュージーランド45日間トランピングをはじめ、台湾、韓国、丹沢を歩き回った愛着の一品です。
これに上下ゴアテックスで固めれば、雨の外出に腰が重くなることはない。 はず。。

問題は気力です。

お願いですから私に向かって梅雨は鬱陶しいねえなど言わないでください。


昨日はMac Book Airの設定でハフハフしてました。

移行アシスタント+Time Machineでデータ移行に失敗し、Airのディスクを初期化し、再インストールのプロセスで無事に移行を完了。

なのでフルートはこの一年の中で最も吹いた時間が短い日だったと思います。
梅雨時は雨音を煙幕に、高音域を思い切り練習できるチャンスでもあります。
ウォームアップと簡単にスケールをやって、唱歌を吹いていました。

唱歌の、ヴィルトゥオーソにはありえない心に滲みる旋律を美しく奏でてみたいものです。

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