2012年4月12日木曜日

フルートとiPhone 歌の翼まじちょーやばい

.macがiCloudに移行したので仕方なく、macOSをLionにアップグレードしました。
アドレスブックのカテゴリーや名前が何故か二つに増えるなどのバグがあるものの、どこからでもクライアントから変更したデータがたちどころにリンクするのは面倒がなくていいです。


iPhotoもリンクさせようと思ったら有料のアッパーバージョンにしないとできません。
OSだって一度に2ジェネレーションも上げて散財したっちゅーにどこまでガメツいんだ。


ま、ともかく便利な道具は活用しないとね。


フルートの練習に便利なソフトはっつーと、


■メトロノーム STEINWAY & SONS
メトロノームソフトは数多くありますが、なんつったってピアノの有名ブランドですよ。
ね、デザインがいいっしょ?
ピタッと狙ったテンポにセットするのがちとやりにくいけど、いいの、いいの、かっこいいんだから。
曲は歌うのでメトロノームを使った練習は参考までにとどめてもいいそうですが、エチュードやスケール、アルペジオはメトロノームを使わないとあかんそうです。
 ■チューナー CLEARTUNE
レイテストバージョンでオートディマーしなくなりました。
これまで数秒使っていると節電のため、暗くなって、しまいには画面が消えてしまいましたが、原発を止めても電気は足りていることが明らかになったせいか、ずーーっと画面はついたままになりました。
オシレーターにもなりますので、任意の音を出して、そこに狙いを定めてフルートを吹く事で合奏で音程を合わせる練習ができます。
練習の成果が出ていないじゃないかっていうツッコミはナシでお願いします。
上坂メソッドによる吹き方は今のところ順調で、うまく息が当たっているときは3オクターブに渡りほぼ音程を保つことができます。
ところが、うまく当たらないと、これまで以上に3Eは上ずり、下のGから下はぶるさがります。特に3Eの上ずりは顎で修正がききません。
つまり、うまく当たっているのかいないのか、私の耳では音感能力の問題があってわからないので、このようなガジェットがたいへん役にたつわけです。
中学1年の音楽の時間で先生が叩くピアノ音名がわからずに思わず「ピアノの音です」と答えてめっちゃ激怒されて以来、音名を言い当てることができないことの劣等感はいかほどだったでありましょうか。。。
もうずーーっと使っていても画面が消えないので、音を伸ばすところで音程を確認することで、うまく当たっているのかどうか判別できます。(それができないと自分では気づかないうちにひどく調子っぱずれに吹き続けることになります。ああ、恐ろしい。)
上坂メソッドで唇を当てれば、常に正しい当て方の再現性が高くなるとのことです。
ですが、その正しい当て方を自分のものにするまでの間はこれでチェックしたらいいと思います。


ムラマツのフルートは室温25度で5mm抜いてA=442に設計されているそうです。
そうは言っても、吹き始めと数分経過してからでは管の温度はかなり変わるので、そのあたりはどう考慮しているのかについては不明ですけど。
これまではヘッドジョイントをボディから10mmほど抜いていましたが、上坂メソッドにしてからは5mmで音程が取れるようになりました。
ただし顎の位置で音程の自由度が増すので、調子っぱずれのリスクは高まると思います。

今日は歌の翼を思い切り情感をこめて吹いてみました。
悲劇のオルフェウスではなく、無事にエウリディーチェを取り戻して、一緒に雲の上で囁き合う感じです。

これガチでまじちょーやばいです。(若者言葉をどうたら言えないわな、、、。)
涙が止まらなくなってしまいました。
ステージで演奏しながら感極まったらどうしよう。
今から曲変えられないし、、、。

しかし、ここを乗り越えることが目標ですから、新しい人生を掴むと思ってチャレンジするのだ。がはは。


2 件のコメント:

  1. >吹き始めと数分経過してからでは管の温度はかなり変わるので、そのあたりはどう考慮しているのかについては不明ですけど

     吹き始める前に、フルートにたくさん息を入れて、あらかじめ管内の温度を上げておいてから吹き始める…んですよ、普通は。でないと、吹いているうちに、ドンドン音程が変わっちゃうでしょ?

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  2. すとんさん、

    なるほど、やはりそうでしたか。

    吉田雅夫さんはその昔、フルートに電熱線を巻いて、温度を一定にする工夫をしたそうです。

    その後、その手の試みが流行らないのは、うまくなれば顎で調整できるからかもしれませんね。

    それにしても単独で正しいピッチを掴むのが苦手です、、、。

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