2012年4月19日木曜日

クリスチャンではないが、

カラヤン指揮、ウイーンフィル、モーツアルト「戴冠式のミサ」DVDをじっくり観る。


高校生の頃、どこかのオーケストラと合唱団の演奏を生で聴いて感銘を受けた曲です。


なんとずいぶん前にニッカウヰスキーのコマーシャルで歌っていたキャスリーンバトルが歌っています。
それにしても、カソリックのミサも仏教のお坊さんの唱える念仏も、見事な歌唱力が観る者を惹き付けますが、音痴なお坊さんのお布施収集力はいかに。


私はクリスチャンではありません。
クリスチャンでないばかりか、すぐドグマに陥る宗教には一切与しないことを生活信条にしています。


それにしても人が奏でるハーモニーがこれほど美しいとは。


音色も大事ですが、アンサンブルで美しいハーモニーを奏でることを次の目標にしたいです。


昨日から、H Durのスケールとアルペジオに。


これがまた難しい。
ですが、右長母指外転筋を痛めたばかりなので、ゆっくりと、M60で一カウントに二音から始め、四音までとし、焦らずゆっくり丁寧に復習ってみました。
高音のFis, Gisが出にくく、音が転びがちですが、指はなんとか昔の記憶を辿っています。


変毒為薬。
痛めてよかったと思います。


そういえばヴィクトール・フランクルは「夜と霧」で、ナチ収容所に収容された同胞をカウンセリングする中で、収容所に入れられたことで人生に意味を見つける事ができてほんとうによかったと語る被収容者に度々遭遇したそうです。


苦悩ー意味=絶望


堪え難い苦悩にまで意味を見いだすことにはどうしても賛同できませんが、フルートで痛めた腱には意味を見いだせました。


この調子で痛い人生にも意味を見いだしたいものです。





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