2013年10月30日水曜日

音楽の演奏はサイボーグであってはならない

今日は歌のレッスンでした。

ハーロウの実験では、お猿さんは哺乳瓶付きのワイヤー製人形よりも、哺乳瓶なしの柔らかい布製の人形を選ぶのだそうです。

食欲よりも肌で感じるもののほうが人は大事である。

人工的なものではなく、肌触りのよいものが心地よい。

私の演奏はサイボーグのようなのだそうです。

サイボーグだったらきっと正確無比なリズムと音程でしょうけど、、、。

感情にフタをせずに自然にすること。

カッコつけていたら心の底にある感情が出てこない。

感情の出てこない演奏に人は感動するはずがない。

心の底からワナワナと涌き上がる感情を出しちゃえばいいんです。

そしてピアノと一緒に部屋の空気を動かす感じ。


明日はフルートのレッスンです。

テンポの速いエチュードとバロックのアレグロですが、歌のつもりで思い切り出しちゃおうと思います。

感情を出す前に音を間違える恐怖がありますが、めげずに体当たりなのだ。

明日が楽しみなのだ。

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