2014年3月25日火曜日

ピアノレッスン 二回目

自宅練習の末、できるようになったつもりのベートーベン「歓喜の歌」(初心者向け超簡略バージョン)。

レッスンではボロボロで、止まったり音を間違えること夥しかった。

次回までには暗譜で演奏できるようにすることが課題となったが、自宅ではほぼ暗譜でできるのだから、二週間後のレッスンまでにはなんとかなるだろうという自信がある。

何事も自信があるって気分がいいよね。

自信に満ち溢れている人って観ていて気持ちいいではないか。(私の場合、満ち溢れているわけではないが、、、)


バーナムという人のエチュードはサクサク進んだ。

が、

左右がドミソの和音を奏でて、次に4オクターブ離れたドを左右5の小指で弾くところがインテンポでできない。
4オクターブも離れていると、叩くべき鍵盤を同時に観る事ができないからね。

すると、教師からは片方だけを観て、もう片方は勘で叩くのですと、、、、。

ええええ、「勘」ってそんな無茶な。こんなに離れている小さな鍵盤を正確にインテンポで叩くだなんて絶対に無理。

私にはピアノは無理。こんなに早く挫折するとは。。。。

と思った瞬間でした。

えいやっぱで、左だけ観て、右を勘で叩いてみるとドの隣のシを叩いてしまった。

少し、右にすればいいんだな。

そして、リトライ。

できた! できた。できた。出来ました! なんと、何度やってもできる。(調子に乗って何度もやってたらたまにレを叩いたことはこの際忘れましょう)

両手なんて広げれば180cmくらい広がるのに、こんな小さな鍵盤の中央を正確に勘にたよって叩くことができるってなんかすごいよね。
4歳でピアノ始めました、ってわけじゃないからねえ。

スコラの坂本龍一さんは、「ストラビンスキーのここのところですね・」などと言いながら、暗譜でサラサラッと複雑なフレーズを両手で弾いていました。

とてもシロートな感想だけど、自分でピアノを弾いてみて、この難しさを体験すると坂本さんは超人に見えるわけです。

あのくらい楽器が演奏できたら、きっと神が降りたシャーマンみたいに演奏できるんだろうなあ。

考えてみたらコンピュータで文字を入力するときは、いちいちキーボードを観ていないわけです。そんなことしてたら人の会話を記録することができません。

めっちゃ、小さな進歩ですが、練習することで今までできなかったことができるようになった喜びっていいです。

それから較べたらフルートなんて、短い管に固定されたキーがいくつかあって、それを単純に閉じるか開けるかするだけなんだから、もっとスラスラと速いフレーズができてもいいはずだよね。

モダンフルートなんて簡単な楽器なんだ、トラベルソやオカリーナや尺八といったシンプルな楽器やピアノに較べたら指に悩む必要なんてあるわけない。

と、自己暗示にかけて今日は練習してみようっと。

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