2014年1月20日月曜日

和声の勉強には電子ピアノを

フルートを吹いていて音を間違えるのは和声をわかっていないからだそうです。

和声をわかっていないから、ここにその音はありえないだろう、ってことがわからないわけです。

和声について、いろいろ検索していたら定番は芸大和声という書籍なのだそうですが、タイトルからしてすごく難しそう。

で、さらに検索していると、ネットはまことに便利なもので、丁寧に和声について解説しているサイトを発見。

サクサクと読み進める内容かと言うと、そうではありませんが、じっくり読めば解読可能な範囲だと思う。(まだ第二章までしか読んでないけど)

それにしても和音を奏でる楽器(ピアノみたいな鍵盤楽器)がないと感覚が掴めない。

暫く前に近所の楽器店に行って店頭に箱積みしてあるカシオの1万円台のキーボードを眺めておりましたら、店員が話しかけてきました。

二十歳過ぎているので今から鍵盤楽器を弾けるようにはならないと思うことと、和声の勉強をしたいという目的を言ったところ、楽器店の教室への加入と、ローランドの液晶画面搭載の電子ピアノを勧められ、のり子あわや35万円の浪費をしそうになったことがあります。

あぶねー、あぶねー。汗。

その時は危機一髪で衝動買いの難を逃れ帰宅。(ところでブルース・リーのドラゴン危機一発って何かの意図があって一発なのかな?、、、ま、いいですけど。

やはり手頃な鍵盤楽器が欲しいなあと思い、調べてみるとヤフオクに、買ったはいいものの使わずに邪魔な部屋の粗大ゴミと化していると思われる大型の電子ピアノや電子オルガンの類いが1円でたくさん出品されています。
ただし、引き取り限定とかね。
いいじゃん、喜んで取りにいっちゃうよ、関東圏なら。

けど、

和声を勉強するだけのためにこんな大型の楽器が我が家に来たら、やがてまた粗大ゴミと化すかも。。。

この際だからピアノ教室に入ってみるか、、、。
両手で鍵盤を駆使できるように練習するとしたら、おそらく想いどおりに動かない自分の指に大きなストレスを感じることになりそうだ。

さらに調べると、カシオの13,700円(アマゾン)のキーボードがものすごい多機能なことを発見。

昨日、近所の楽器店を訪問し、実物を見てみた。
お店は19,800円。

はっきり言って、ちゃっちい。
でも、この価格でものすごい多機能だし、そも和声の勉強に使うんだからこれでいいよね。

でも、外観はイマイチだし、どうしても「欲しい」気持ちにならないのだ。

するとまたしても店員が話しかけてくる。
二十歳過ぎているし、この類いの楽器を弾けるようになるとは思わないことと、和声を勉強したいって目的を言ったのだが、なぜかピアノ教室への加入を勧められ、さらに発表会で演奏する機会もあるのかと私に聴くのである。
いや、そのー、あのー、ですから和声を、、、、。
それならこれがいいですよ、と勧められたのはローランドのボーカルトレーナー。

・・・・な私。

リーズナブルな価格のキーボードはAのピッチを変えたり、音律を変更したりできるのか質問したところ、それはハーモニーディレクターでないとできないとのことでした。

帰宅してカシオのサイトを見ていたら、取り扱い説明書がDLできることを発見。

すると、件の13,700円の楽器でもピッチを変更できるだけでなく、音律をキルンベルガー、ヴェルクマイスター、ミーントーンなど17種類に設定変更できるではないか。

アマゾンより多少値段が高くても、きちんと説明してくれた人から買いたいという人情はあれど、なんだかなあの接客には人情は働かない。

2 件のコメント:

  1. 初めまして 突然ですが、コメントさせていただきます 私も最近フルートを再開しました 記事を興味深く読んでいます

    さて、和声の勉強をしたいとのことですが、音楽之友社の『和声と楽式のアナリーゼ』がおすすめです 1964年に発刊以来、現在に至るまで増刷を続けている本ですよ

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  2. パスピエさん、
    コメントと情報をありがとうございます。
    音楽之友社の『和声と楽式のアナリーゼ』ですね。
    アドバイスありがとうございます。
    なにせ、中学の時音楽は1だったもので、、、。
    またアドバイスや訂正事項など、いただけたら嬉しいです。

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