2012年9月12日水曜日

フルート 音の出し方

アルテス一巻を再修了したとは言うものの、最も基本的な音の出し方に問題を残したままです。

いつもの通りロングトーンから始めるのですが、今日は最も基本的な音の出し方についてじっくり考えてみました。

そこそこ奇麗な音を出す事ができるのですが、しかし、発音と同時に奇麗で安定した音が出るかと言うと、問題ありなのです。

最初の音の出だしが問題です。

M=60で四つの中音のHをプップップップッとややスタッカートで吹いてみると二番目以降の音は奇麗で安定するのですが始めの音がツァーだったり、プァーだったりして音程も安定しません。すごく汚い発音になることが多いです。
アタックが強すぎて、発音の次の瞬間の音程が上ずったり、またはオクターブ下の音がまざったりします。

これを治さない限り音の吹き直しのクセから脱却できないと思います。

一発で安定した音を高い確率で発声させるにはどうしたらいいか?

人によって原因は様々だと思います。

私の場合、息の吸い方が不足しているということはないと思います。

原因を考えてもはっきりしません。

それなら慣れるしかないだろうと、

両手でフルートを持って、腕を下方に伸ばしてだらんとさせた状態から、息を吸うと同時に構えてM=60で中音Hを四つ、ややスタッカートで吹くということを何度も何度もやってみました。
フルートを構える際にクチビルで歌口を捏ねるような真似は一切しません。
ウワクチビルをエッジに当てることもしません。
フルートクライスで上坂先生からエッジに上クチビルを当てる方法はダメと言われて以来、そうしてきましたので、そのことには既に違和感がありません。
そして出そうとする奇麗に響くHをイメージします。
このイメージを持つという事が大事かもしれません。

アンサンブルでメンバーと音程を合わせる時、人の音を聴いてそれに当てるようなイメージで吹くと一発で音程が合うことがあります。
出したい音をイメージするということは大事なことのように思います。
イメージせずにいい音が出ることもあるでしょうが、しかしそれはまぐれってもんでしょう。
まだ、できませんが、音色を吹き分ける時に狙ったイメージを持たずに期待する音が出るはずがないでしょう。

何度も何度もやっているうちに、いくらかマシになって来たような気がします。
発音してうまく響かない時に、吹き直す(吹き込む)クセがこの方法で治るでしょうか?
しばらく続けてみたいと思います。

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