2014年4月7日月曜日

音大出身ですか?はまずかったかも。

昨日の発表会でトリを努めたブルーのドレスの方が、あまりに音楽的な演奏をしたことに驚いて、思わず終演後に音大出身ですか?と本人に質問してしまったのですが、その後聴くところによれば彼女は現在一般大学の一回生だそうです。

出身ですか?という聴き方は既に卒業している、すなわち22歳以上になるわけですね。

私の質問に内心むっとしていたかもしれません。

ブルーのドレスの方に年齢を聞いたわけではありませんが、遠回しにそれなりの年齢を示唆したことになっていたかも。

私自身も年齢相応に観られないことが多く、むっとすることが多いにもかかわらず他人に対しての配慮が足りなかったかもしれません。

他人の行為、態度に腹立たしく思うことがある一方で、自らの姿勢が他人を不愉快にしていることだってあるかも。

それにしても多くの日本人は、初対面の人にすぐに年齢や血液型を聞く傾向があることに違和感を覚えます。
欧米のダイバーシティを尊重する考え方の方が性に合っています。

「ああ、酉年のA型なのね。やっぱりね。だから彼とは合わないけど、彼女とは合うんだよ。」

とか、

「典型的な一人っ子タイプだね。」

そんなステレオタイプに人を嵌め込みたいセリフを聞いた途端、もう話すことも嫌になってしまいます。

こんなに上手いんだから、きっと音大出身者に違いないというステレオタイプもどこかにありそうだけど。


2 件のコメント:

  1. こんばんは
    演奏が素晴らしかったから、音大出ですかと思わず聞いたのですよね。それなら、その女性は変に曲解などしてないと思いますよ。
    さて、私はと言えば、これまで一人で練習してきたのですが、取り組んでいる曲がある程度形になってきたので、とある先生に「体験レッスン」を申し込んできました。嬉しさと不安が交錯しています(笑)。最近、いろいろな方のブログの「体験レッスンの記事」を興味深く読んでいます。相性のいい先生だといいなぁ。

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  2. パスピエさん

    コメントありがとうございます。
    はい、パスピエさんのコメントにホッとした私です(笑)。
    パスピエさん、いい先生に巡り会えるといいですね。
    名選手名コーチに非ずとも言いますし、相性や方向性の理解が一致しているといいと思います。
    私は音楽を通して人生のヒントを教えてくれる教師が理想です。
    体験後談を聴かせていただけたら嬉しいです。

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