2013年9月27日金曜日

自信たっぷりでレッスンに臨んだが、、、

フレージングブレスを意識してからは音楽を歌うことがいくらかわかってきたような気がしてきました。

で、Gariboldi OP.132 #13 を何度も練習して、フレージングブレスとダイナミックをたっぷり取って思い切りエスプレッシーヴォで歌うように練習した成果を今日のレッスンで披露するつもりでした。
モチロン、一発合格で気分もルンルンになる予定でした。

が、

いままで一度も躓いたことのない、冒頭の二小節目でつっかえた。

それも、何度も。。。

先生が見かねて、「もう一度やってうまくいかなかったら次の曲に行きましょう。」と言うのです。

最後のチャレンジのつもりで吹いたらまた指が転びます。

「もう一回やらしてください。」

それでもダメ。。。

しかもトリルの長さがいくらか短い、さらに前打音が遅い。

もう駄目出しの連続。

トリルの長さと前打音のスピードに気を取られるとさらに次の小節で転ぶ。

こんなはずじゃなかった。。。

これまで一度も失敗しなかった箇所で転ぶのは、そこは簡単なところとタカをくくって練習の比重を下げすぎると起きる現象なのだそうです。

難しいところを集中して練習することは効率的な練習方法の鉄則ではありますが、難しいところをクリアできるようになったら全体を通す練習をしっかりやらないとこういう目に遭うのだそうです。


初見の練習に先立ち、課題曲のF Durのスケールを吹くように指示が出ました。
へへ、F Durは最も得意な調子だもんね。観てろよ、おいら華麗に吹きまっせ。

あれ?

低音域のG-Aは滑らかに動くのに、中音域のG-Aが転ぶではないか。

これは、本来指の動きはできているのだが、集中力が続かないから中音域で転ぶのだそうです。
タカタカタカタカ、4音づつ正確に意識しながら指を動かせばきちんとできるはずですとのこと。

そう言われて再度やってみると、うまく行きました。

でも、果たしてそのせいなのだろうか?だっていつもスラスラっとできるんですよF Durは。


次にヘンデル。
ピアノ伴奏で全楽章を吹きました。アレグロだけかと思って他の楽章はこのごろ吹いていないので慌てましたが、その割にはまあなんとかなったかな。

特にアレグロの16部音符の速いところが、だいぶマシになってきた。

これくらいでへこたれていたらいつまでたってもバッハにたどり着かないよね。

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