2013年9月21日土曜日

指とアンブシャはコラボレーション 

高音のCまでどうにか出す事はできます。

通常はせいぜいHまでしか出しません。

スケールを練習していると、高音のAまではだいたいどの調でも問題ないのですが、Hがでにくい調があります。

それから、スケールで上昇して行く時に、まだ中音域なのに、アンブシャが先回りして高音域の造りになっているのだと思いますが、音がひっくり返ることがあります。

スケールの練習はそんなことも注意しながらゆっくりやったほうがよさそうです。

ベルギー在住の日本人フルーティストの神田のぞみさんがご自身のブログで、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団のピッコロ首席のクロード・ルビシュさんがレッスンで、”指でアーティキュレーションを付けるつもりで”と言っていたことを紹介しています。
また、ヴァンサン・リュカさんのレッスンでも「指でも歌うように」と指導していたそうです。

そこで、普段あまり意識しないのですが、指でアーティキュレーションを意識した吹き方で練習してみました。

意識の中で、指はいつも脇役のような待遇なのですが、今日は主役って感じです。

すると、全ての音域にわたって結構スムースに発音できますね。

これは新しい発見をしたようで嬉しい。

フルート 高音a→h」で検索してここにいらっしゃった方がいます。
AからHだけを練習すると問題なくできるのですが、スケールで下から上がって行くと途端に難しくなってそこだけつっかえる調があります。

指と口の連携を考えてゆっくり地道にやってみようと思う。



映画「寒い国から帰ってきたスパイ」観る。
もしドストエフスキーの罪と罰のラスコーリニコフが非凡人だとしても、これほどの政治的寝返りに耐えられただろうか?
個人は思想より重視されねばならないと言うなら、やはりそれは凡人なんだな。

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