2014年5月21日水曜日

趣味は切手とコインの蒐集です。 

小学校の頃、クラス替えがあると、決まって行うのが自己紹介。

シーンとした教室で、自分の番が回ってくるまでドキドキしながら何を喋ろうか考えたものです。

が、たいていの子は、判で押したように「xxxx xxxx。趣味は切手とコインの蒐集です。」でした。

なんでみんな、こんな骨董蒐集みたいなジジ臭い趣味なんだろう。

どうやら、漫画本の広告を観て、切手やコインを騙されて買って集めていたようです。

毎月送られてくるUsedの切手の中に、全く同じ位置に同じ消印のある切手を発見した友人を見て、世間の汚さを子供心に学習。

そして子供達が一言一句違わず同じ発言をすることに、世間体を気にする親を見て育った結果なのだと思った。

Larry Klantz のサイトにポーランドのフルーティストJerzy Mrozikが集めたフルートの切手が掲載されている。

パプアニューギニアのNose Fluteは鼻で吹いている。
こんなことができるのだろうか。
あとでやってみよっと。



「世間とは何か」阿部謹也 読中。
ドイツ中世史を専門とする先生の「世間」に関する考察。
西洋一神教社会は価値、規範を神が規定するが、日本は世間が規定するという視点が面白い。
吉田兼好は徒然草で世間体なぞくそくらえと言いたかったのですね。
そういう反骨精神が好きだなあ。

4 件のコメント:

  1. かのMarcel Moyseはいい音が出るなら、鼻でも、お尻でも、どこで吹いたってかまわないと言っていたようです。
    直接聞いたわけじゃないので、伝説かもしれませんが・・・・・。(笑)

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    1. お尻ですか、、、。私の先生は、どんな吹き方でも、きちんと吹ければいいのだと言います。ただし、先人がやってきたことから学ぼうとした結果から、自分の方法を見つけるほうが早いことは言うまでもありません。

      鼻で吹いてみましたが、もうどうにも音になりませんし、息がダダ漏れでした。
      やはり私は口で吹いたほうがいいようです。
      お尻は試すかどうか、、、悩むところです(笑)。

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    2. お尻でモイーズを凌駕する演奏が出来たとしても、人前では演奏できません!!^^;;;

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    3. た、たしかに、、、(笑)。

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