2013年7月24日水曜日

警察のコンセイエ

カリフォルニアを車で移動するのに必要な国際運転免許を申請に最寄りの警察署に。

別に悪いことをしているわけではないのだが、どうも警察署やパトカーや警官は苦手だ。

本来なら街でパトカーや警官に会うと、守ってくれる存在なのだからホッとするはずなのだが、逆にいちゃもんつけてくる権力を持ったチンピラに出会ったような気持ちになるのはなんでかなあ?

特に私の住んでいる地域の警察は全国の中でもスキャンダルが多く、警官もパブリックサーバントであることを忘れた、または知らない人が多い印象です。

極めて軽微な交通違反を、自分の目標管理達成のための点数稼ぎとばかりに無理矢理キップを切ろうとしたり。。。

もちろん、そうした取り締まりにはこちらも厳しく接することになるわけです。

過去にもめた警官がいたらいやだなあと思いながら署内へ入ると、警察官OBでしょうか、かなりシニアですが背筋がしゃんとし、清潔感のある身だしなみの紳士が出て来て、「今日はどのようなご用件ですか?」、「それなら、こうして、ああして、あちらで証紙を、、、、。」実に丁寧に案内してくれます。

証紙はいくらか離れた建物にある交通安全協会にあるのですが、言われた方向を目で探していると、件の紳士が「ご案内しましょう。」と出口までエスコートしてくれ、「傘はお持ちですか?」と言うではありませんか。
どこかのホテルかと思いました。
 
その後、交通安全講習の部屋に入って行ったところを見ると、どうやらこの紳士は交通安全講習会の講師をしている警官OBのようです。

いやー、驚きました。見直しました、神◯川県警交通課。(交通課に限定しときます。他にほんとにひどいのがいますので)

近頃の公務員は身内贔屓なオペレーションをすると、すぐにエシックスに通報されるので人間関係がギスギスしていますが、こういうコンセイエサービスを堂々と行う人がいると、きっと周囲も警官になった青雲の志を思い起こしていい仕事をすることでしょう。

以前は、警察官がスピード違反しても、見逃していましたが、今ではそんなことも許されないそうです。

そんくらいいいじゃんねえ。
ルールはルールだ、従わねばならぬ。って風潮はどうかと思うよ。
法律であれば何でも守らねばならぬという考えくらい愚かなことはないってたしかパスカルのパンセになかったっけ?

貴方の会社にも一人、二人いませんか?コンプライアンス馬鹿な奴。


あーあ、それにしても週末の本番が不安だ。

度重なる練習で合うようになっているにもかかわらず、いろんなことを間違える私は、本番で失敗するのではないかと考えてしまう。
どうしてこんなに気が小さくなってしまったのだろうか。

くよくよ考えても仕方の無いことはシュレーディンガーの猫と同じだと。
生と死が同時に存在するわけないよね。
猫が死んでいても生きていると思っている間は悲しくない。
死を知って初めて悲しくなるのは唯識と同じだ。

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