2013年7月11日木曜日

速いパッセージを吹きこなすには

レッスンでした。

Gariboldi Op.132 #9を吹くに先立ち、B Durの音階を。

すると、上から降りてくる時に中音EsでCisキーが開き切っていないとの指摘が、、、。

うっそー、おいら昔からEsはCis開けてるのに。。。

ほら、開けてるでしょ。と吹き直すと、Esの音が出てからCisが開く、すなわち指の開放が音より遅れているのだそうです。

ええええ、ちっとも気がつかなかった。

よーく、耳をダンボにして自分の音を聴かないといけないそうです。

うーん、難しいもんだね。

長い事かかったGariboldi Op.132 #9に◯をもらった。

速い曲は苦手だ。

音の粒が揃わない。

続いて、ヘンデルのソナタHWV 375のAregro。速い。


十六分音符からは、一拍目と三拍目の2音だけスラーで繋げて、ティヤタタ、タタタタとやるのですが、苦手なところは発音とタンギングが揃わない。

スラーにすると楽になるのでスラーに頼ってしまうとのこと。

なので、しばらくはヘンデルもタッファネル・ゴーベールEJ4も全てタンギングで発音できるように練習することになりました。

アマチュアの発表会でもヘンデルやバッハのソナタのアレグロは音とタンギングが揃わなかったり、音が擦れてしまう人をよく見ます。

ってことは、おいらだけじゃないってことで、みんな難しいのだよね。

粒を揃えてしっかり発音できる速度と破綻する速度の境界をみつけて、その境界をしっかりできるようにしてから、少しづつ背伸びした速度にすることが原則だそうです。

中には、何が何でもインテンポで吹くぞ!と一気にインテンポで何度も練習してうまくいく人もいるそうです。

経験上、それで成功した試しはなく、かえって下手を固めることはわかりきっているので、地道に行くしかないだろう。

それにしても、こういった曲が曲がりなりにも吹けるようになる日は来るのだろうか。。。

お? 【曲】という字は【きょく】でもあり、【まがる】でもあるのですね。

曲がって演奏するから曲なのかな?

そりゃないわな。。。

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