2012年1月27日金曜日

scale exercise Es Dur

A Durをなんちゃって修了し、Es Durをさらっています。
A Durでは高音域のFis-Gisの特に下降が苦手です。
先生によればFisからGisに上がるときに左手の中指、薬指、小指でフルートをやや右手前に押さえ込むようにすると安定するとのこと。確かに、いくらか効果を確認できました。
朝から晩まで一週間程度、この運指だけ練習したらストレスなくできるようになるのだろうか?
否、力が入った練習は繰り返すだけかえって逆効果ではないだろうか?
誰か、毎日やってみた人はいないでしょうか?
マルセルモイーズは、初心者は一日15分以上練習してはいけないと言ったそうです。


Es Durはかなり楽です。メトロノームを毎分100にして、1カウントに四つの音でどうにか演奏可能です。


アルテスP.92のスケールを12種類のアーティキュレーションでそれぞれ二回づつやると1時間かかります。


疲れて曲にたどりつけませんでした。


スケールの練習はソノリテの次にやるのですが、ソノリテでうまく鳴らない時でも、スケールを練習することで音色が輝いてくることがあります。スケール練習は単に指まわりだけでなく、音色の開発になるとはこういうことなのですね。


スケールの練習で心がけている事。

  • 姿勢
  • 呼吸(背中に入れて胸、後頭部にぶつけるつもり)
  • 唇、首、肩、腕、指からの脱力
  • タンギング舌を唇につけて素早く抜くつもり(実はこれが苦手)
  • 指の動きを極力小さくする
  • 音色、音程をイメージする
注意することが、ずいぶんとたくさんあります。
これらに集中しながら我を忘れることでフルート一体になれることがゴールです。
A Durではとても無理ですが、Es Durならできるかもしれません。


チクセントミハイの言うフローという境地にフルートでたどり着けるかもしれません。

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