2012年1月20日金曜日

テクニック練習のコツ

Taffanel & Gaubert 17 Grands Exercices Journaliers De MecanismeのEJ1をスタッカートとスラーでやってみました。低音域、中音域は問題ありません。
やはり高音域はかなり厳しいです。H Durのスケールも昨日よりうまくいきません。
高音域の指回りは長い目で見ないと練習が嫌になりそうです。
細く長く続けるには楽しくないといけません。高音域の指の練習にあまり時間を使うのはやめたほうがよさそうです。


昨年はクリスマスコンサートで「となりのトトロメドレー」の1stを演奏しました。
臨時記号だらけの32分音符の4連、5連、6連が連なる難所があり楽譜を見た瞬間「だめだこりゃ」と思いましたが、先生に相談し練習のコツを教えてもらいクリアすることができました。
三つのかたまりとして練習して暗譜するのです。
4連+次の頭の音、5連+次の頭の音、6連+次の頭の音、最後にこれらを繋いで演奏します。
あら不思議。絶対ムリと思っていたのですが、案外できちゃいました。
larrykrantz( http://www.larrykrantz.com/fluteweb/fluteweb.htm )のe-mail discussion に登録しているのですが、同じ方法がさかんに議論されていました。
チャンキングメソッドと言うそうです。
Chunkとは塊のことで、元々は認知心理学用語だそうです。
ひとつのフレーズを容量に制限のある(7Slot) short term memoryに記憶し、同じ事を5時間くらいのインターバルをおいて何度か繰り返すことで、容量制限のないlong term memoryに永遠に記憶させることができるそうです。


それにしても高音域のスケールは上達しない私だ。

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