2014年8月12日火曜日

フレージングの発見

いつもレッスンは木曜日なのですが、今週は先生の都合で今日になった。

初見のテストはいよいよエチュードの最後から二曲目。

楽譜を見るなり、ちとビビる。
Gariboldi-thirty-easy-and-progressive-studies-#29
が、出かけにSonoreさんからウッダール演奏のヒントとして教えてもらった三拍子系の演奏方法(どういう演奏方法かって?それは、ひ・み・つ)を心がけて演奏してみた。
長いトリルを数えることができなくなったこと、十六分音符のスケールで音を間違えた以外はクリア。
特に三拍子の拍子感がよく出ていましたね。とのこと。 へへ。やったー。

長調から短調に転調した後のスケールであることに気がつけば、このくらいのスケールでは躓かないとのこと。
なるほど、BがナチュラルのHに変化するってことが短調の音階になることのヒントなのね。
すぐに成功しなかったけど、そういう指摘が理解できるのは毎日スケールの練習をしていたからだね。
なんだか嬉しい。


次に、以前初見のテストに使っていたエチュードで表現の練習。
これは易しい。指なんて簡単だし、ちっとも難しくない。
ところがどっこい。
表現方法でたくさんのダメだしが、、、。

二小節にまたがるひとつのフレーズの途中は、たとえスラーの最後の音であっても、弱く切り上げてはいけない。
一小節目最後のAは次のHに登る踏み台のようなもの。
また。九小節目最後のGの次は休符だが、次の小節のEに向かっていることを意識した吹き方にすること。
そんなこんなの指摘に注意しながら吹き直したら、ものすごく神経を使って疲れた。


そして現在のエチュード。
Andersen_Etudes_Op41 #6
これはもうほんとうに美しいエチュード。
なのですが、私の演奏はセンプレフォルテ。
鳴らそうと、吹き込むクセがモロに美しい曲を台無しにしている。
速く吹くと指が転ぶので、ゆっくり吹いたのですが、フレーズの問いかけ、応え、をしっかり意識すること、絶対にタンギングしてはいけないところでタンギングするクセを直すことなど、注意事項がてんこ盛り。
当然◯にはならず、次回に持ち越し。

今日は他に、来週の本番演奏で指が回らないところの練習方法と、ウッダールを見てもらいたかったのだが、この時点で90分が経過。

ふぅ、疲れただよ。
でも充実してたからいいのだ。


スーパーで買った北欧ニシンのマリネ。
それだけだと淋しいので、レタス、トマトと。
味はと言うと、、、、北欧の人々の暮らしぶりに思いを馳せることができたからいいのだ。

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