2015年1月24日土曜日

もらえる、、、

TEACのハイレゾアンプを買ってから自宅で録音音楽を聴く楽しみが増えた。

音の透明感、クッキリ感がかなり向上したからね。

だが、経験上、オーディオ装置を取り替えた直後は新鮮な気持ちにビックリするのだけれども、しばらくすると、その新鮮な音に飽きてしまいがちなんだよね。

それでもって「この音は違うなあ、、、」などとベートーベンみたいなことを言いながら装置を取っ替え引っ換えすることになる人をたくさん見てきた。

オーディオ装置は音楽を聴くための手段なのであって、装置自体が目的に転倒することのないようにしないとね。

アンプをTEAC AI-501DAにしてから聴くのはオケをバックにしたオペラのアリアやカラヤンがバチカンで演奏するモーツァルトの戴冠式のミサなど。

大好きなフルートのソナタやコンチェルトはどういうわけかほとんど聴いていない。

おとなしい楽器の演奏は仰々しい装置で聴く必要がないのかな。

フルセットで39,800円のオンキョーのミニコンポは、小さめの音量でもそれなりに豊かに聴こえたが、TEACのアンプだとある程度音量を上げないと本来のリニアなダイナミックレンジが感じられない。

もちろんラウドネススイッチなんてないしね。

なので、ある種の「音楽を聴く」覚悟を持って臨まないといけないかも。

覚悟を持って聴くのでなければ、むしろラジカセかオーラトーン(ラジカセユーザーを視野にしたスタジオモニター)で聴いた方がよいのではなかろうか。

iTunes音源との接続はUSBケーブルなのだが、これがワイヤレスだったらもっとよかった。

TEACのサイトにはオーディオ用USBプレゼントキャンペーンの告知がされていて、「購入者限定 応募者全員 もらえる」とある。

こちらが何も提供しないのに、片務的にもらえることは通常ありえない。
ケーブルとアンプを抱き合わせて、価格を据え置くいわゆるディスカウントなわけで。
それも不要な製品と抱き合わせるくらいなら、はっきり価格に反映してほしいもんだ。
ブランドヴァリューを下げずに売り上げを上げたいなど、諸々の事情があってのことなのは、かつて製品ベンダーの側にいた者としてわかってはいるのだが、、、。

販売促進の定番「今、xxxxを買うとzzzzがもらえる」、というフレーズに違和感がある。

何かを無料でもらえるということは、本来嬉しいはずなのだが、何かそのフレーズには上から目線といいますか、人をバカにしたようなニュアンスを感じるのだ。

スーパーの店頭でウォーターサーバーの営業が「無料でもらえます!」と近寄ってきた。
聞けば、サーバーが無料で水は有料なのだ。そりゃそうだよね。
だけど、「無料でもらえます!」の掛け声で人の注意を引こうとするやりかたには、無料なら飛びつくだろうと軽んじられているような印象がある。

「ふざけるな!こちとら乞食じゃねえんだ。」

って気分になる。

それでもUSBケーブルのプレゼントには応募したけど。


久しぶりのピッツアはウマウマ。






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