菜々子(洋銀のムラマツM70)が顕著に響かないので、楽器を疑いながらゆっくりクロマチックで降りて響きが変わるポイントを探してみました。
が、どうもよくわからない。
ムラマツADは菜々子に比べると響くので吹きやすい。
そろそろADをオーバーホールに出す予定なので、そのついでに菜々子を調整してもらおうかな。長時間車に積んでいたので振動で調整が狂ったのかもしれません。
スケールとアルペジオ、T.G.EJ11、ケーラーを一通りやってみたが、響きがイマイチで気分が乗らない。
そういう日のいい練習方法を発見しました。
過去のレッスンの録音を聴く事です。
もう何度も聴いているのですが、改めてじっくり聴き直してみると、新しい発見がたくさんあります。
もう若くないへっぽこフルーティストですが、先生の教えるとおりに必死にやっている過去の自分がいます。
すると、案外言われた通りにできているところもあります。
すると教える先生も熱心になる様子がわかります。
これが子供相手だったらどんなに教える喜びがあるだろうか、、、。
しかし、そんなこと言ってもしゃーないわな。
へっぽこでも懸命にがんばる姿は美しいのだ(きっと)。
てっきり先生の模範演奏かと思ったら、あら不思議、自分の演奏だったりするとそりゃもう嬉しくなります。(先生が聴いたら、そうは思わないでしょうけど、、、)
投資を効率よく回収するって感じ?
レッスンは緊張して受けているつもりですが、改めて録音を聴いてみると、忘れている事や、意味をよく理解しないまま素通りしていることが再確認できます。
すっかり気分がよくなって改めて吹いてみるといくらか調子は改善されました。
フルートがうまく響かない日は、過去のレッスンの録音を聴くってのがいいですね。
iPhone5のSiriと言う音声認識、なかなかいいですね。
なんだかiPhoneがKnowledge Navigatorに近づいているみたい。
思えばSteve Jobsを追い出したJohn Scullyが提唱したKnowledge Navigatorのビデオを1991年に見たことがきっかけで人生の大きな決断をし、世界を変える道に走ったのでした。
当時はできもしない製品を宣伝に使うことへの批判もありましたが、しっかりとP3TVのビジョンが継承されているように思えます。
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