2012年2月23日木曜日

フルートの三点支持

フルートの持ち方として、どの教科書にも三点支持が書かれています。
左手人差し指の付け根を軸にして、右手親指でフルートを前に押し出す感じです。
Es Durなど高音域でも指がまわる調だといいのですが、A Dur, E Durなど速く指をまわすのが厳しい調だとフルートにあたる左手人差し指の付け根の位置がずれてきます。
特に洋銀製は滑るので顕著にずれがちです。


そこで考案したのがこれ↓
ボールペンの滑り止めグリップのゴムをハサミで切っただけです。
全く滑りませんので、フルートの安定感が格段に向上します。
名付けて フルートスタビライザー UBマワール なんか冴えないな、、、エチュードすすむ君 さらに冴えない、、、。

ただし、気になる点が二つあります。
1、簡単に安定させることができるので、本来気をつけなければいけないことを忘れ、我流が身に付いてしまわないだろうか。
2、響きがダイレクトに指に伝わってきません。ゴムが振動を押さえているかのようで、響きが丸くなります。尖った音の成分が減衰されます。
私は時々森の中を裸足で歩きます。大地の感触が足の裏からダイレクトに伝わってきます。
靴を履くと楽なのですが、大地の感触を感じることはできません。
なんかそんな感じです。
車もそうですね。国産の高級車と言われるやつは大概の場合、必要以上に静かなことは立派ですが、路面の状況がハンドルや体に伝わってきません。あんなもの運転してどこが楽しいのか大変疑問なばかりでなく危険だと思います。

Jen Cluffのフルートにも同じようなガジェットがたくさん付いていますね。
ジェニファーにメールしてみようかな。森を裸足で歩くのは好きですかと。


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