出張のため12月の本番演奏を一本辞退することに。
構成メンバー変更で迷惑をかけるので、一日でも早くそのことを伝えるべく先生に電話。
そのついでにアルルの近況を伝えました。
自宅で練習を重ね、通して演奏できるようになったと思うものの、ピアノとの合わせではとちってばかり。
そしてアルルの音の出だしで苦戦していることを伝えると、「いろいろ考え過ぎ」、「本番でうまく出なかったら、あ、やっちまったあ、で、くよくよせずに次へ行く事」とのアドバイスをいただきました。「吹く前に肩でもトントンと叩いてから吹いてみてはどうか」とも。
そういえば先日、
フルートをオーバーホールしていただいたマイスターの方は、その昔アルルの女を某G大オケと演奏したそうです。
演奏前にマイスターがフルートの先生に相談すると、その先生は「コンサートが終わった舞台裏で、今日もまたうまく吹けなかったなあ、と呟きながら客席を掃除しているおじさんに舞台裏から聴かせるつもりで吹きなさい」とアドバイスしたそうです。
私の先生とフルートのマイスターの先生の言わんとする事はつまり、
「本番だ、失敗できないぞ、うまく吹いてやる!」と考えすぎることで余計な緊張が演奏を邪魔する事を避けるためのメンタルコントロールが必要だと言うことです。
練習の結果、一通り演奏はできるようになったのだから、後は本番で過渡な緊張による失敗をしないように、リラックスできればいいのだ。
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