言葉は語源を辿ると、その背景が見えてくるので面白い。
Classic:
1610s, from Fr. classique (17c.), from L. classicus "relating to the (highest) classes of the Roman people," hence, "superior," from classis 【refered Online Etymology】
語源は古代ローマの6階級の最上階級。
最上級にClassifiedされた音楽、またはそういう階級の人達が嗜んだ歴史を持つ音楽ってことでしょうか。
「クラシック音楽」と言うと、育ちが良くて、教養豊かな人が好むというイメージがないでしょうか?
そういう世間のイメージのためか、あえてクラシックを好むことをアピールするスノッブな人を知っています(笑)。
クラシック音楽はわからない、と言う人も多いようです。
ですが、わたしゃ育ちは良くないし、教養は無いし、クラシックより現代音楽の方がよっぽどわかりません。
生のオーケストラ演奏の迫力は大変素晴らしい。
ですが、このごろは大規模な演奏会に行っていません。
演奏が終わると間髪を入れずにブラボーの叫び声と拍手が鳴り響くことが恐ろしい。
その瞬間、全てが台無しになります。
最後の音がホールに響く余韻を楽しみたいのにぃ。
終止線にフェルマータがついていることがあります。そうでなくても最後の余韻までが演奏だと思うのです。
指揮者は最後の休符が終わったところで、聴衆に向かって拍手のキューを出すって習慣になったらいいのに、、、。
音楽の感動は演奏者と聴衆の間の空間に創り出されるとは誰の言葉だったっけ、、、。
アンサンブルのメンバーも同様の悩みを持っていました。
あたかも、「私はこの曲の終わりを知っているんだ」と言わんばかりの拍手が本当にいやだと言っていました。
激しく同意です。
きっと高尚で教養豊かな自分をアピールしたいスノッブな方なのでしょうね。
スノッブと言えば、とれたてホップが美味い。
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