2013年3月26日火曜日

マカロニウエスタン

マカロニウエスタンが好きです。

何故かと言えば、かっこいいからです。
かっこいいとか悪いとか、好きとか嫌いとか、何故そう思うのか問われても、もうこれ以上因数分解できない素だと思います。

秀逸なのはなんといっても「夕陽のガンマン」。


クリントイーストウッドの振る舞い、表情、ガンさばきには、あるべき「男」の姿を感じます。


映画「ジャンゴ」を観ました。
マカロニウエスタンの延長として観るとつまらない映画です。
クリントイーストウッドのかっこよさの比ではありません。

ですが「ジャンゴ」には、これまでのウエスタンには表現されることのない、アメリカ開拓史の中の奴隷問題がたっぷり表現されています。
オペラ「椿姫」ではあらゆる差別、偏見を捨てよというテーマを観ることができますが、「ジャンゴ」もまた「椿姫」と同時代のアメリカ合衆国で起きた凄まじい差別の歴史を忘れさせまいとします。


楽器が壊れたかと思うほどの低域の不調からは脱出できました。
何故不調だったのか、何故脱出できたのか、さっぱりわかりません。

しまった!

ロバートディックのスロートチューンを試すいい機会だったのに、すっかり忘れていました。

一夜明けたら不調から脱出できてよかったと喜ぶのではなく、不調から脱出する方法を見いだすいい機会だったのにそれをしなかったことに猛反省。

ああ、また不調が来ないかなあ、、、。

ってなんて贅沢な。

2013年3月25日月曜日

椿姫

かなり久しぶりにオペラを観劇してきました。

3階の端の席で3,000円。Sだと15,000円。

ですが、末席で十分楽しめますね。
そう思う人が多いのか、安い席から先に完売になるそうです。(席数が少ないこともありますが)
オペラが好きな人は、安い席でたくさん行くということだそうです。
高い席でたくさん行くと大変なコストですから。

PAを使っていないそうですが、ホールの隅まで響き渡る人の声の迫力たるや、生身の人間の技術の可能性というものに改めて驚きます。
折しも映画「チャイコフスキー」を観た後だったので、19世紀のヨーロッパの暮らしぶりを知るいい機会になりました。

椿姫
アルフレードの親父がいかんわな。娘のためになら、息子の人生をめちゃくちゃにしていいはずがなかろうに、、、ヴィオレッタがかわいそうではないか、、、ブツブツ。
プロレスやソープドラマを観ながら、ブツブツ言っているオバサンのノリですけどなにか?



かなり久しぶりに、フルートが壊れたかと思う程鳴りません。
低い音域が全滅です。
鳴るまで吹こうホトトギス、とばかり、がんばるのですが、がんばるほど鳴りません。
なんか息が詰まった感じで音が痩せて音程も不安定です。
上からクロマチックで降りて来ると、まあいいのですが、跳躍や低い音をタンギングで響かせようとすると全くだめです。
ADが特にだめで、菜々子だといくらかマシです。
フルートかなあ?
いや、たいていこんなときの問題は吹き手と相場は決まっている。

少し休憩しても、変わりません。

うーん、このごろソノリテを省略しているからかな?
こういう時からの脱出法はどうしたらいいのだろうか?

2013年3月23日土曜日

スケールエクササイズの方法

スケールの練習はアルテス2巻の巻頭にある、♯系の第一シリーズと♭系の第二シリーズを奇数日は第一、偶数日は第二と交互に練習しています。
そのあと、T.G. EJ4をメトロノーム無しで(さすがにこれはメトロノームを使って全て同じ軽快なテンポでは無理)練習します。

アルテスのスケールはおよそ半年の間、148のメトロノームに合わせて練習してきました。
148というテンポは調によって困難な日があります。
Ces Dur (H Dur)が特にそうです。
それでも軽く指が回る日もあれば、指がもつれてうまく動かない日もあって、なかなか148より速い設定にすることができないままです。
無理して170くらいまで上げて練習した時もありましたが、かえって悪いクセをつけそうなので、やや背伸びをした148を選択したままでした。

ところが、アルテスの解説を読むと、「なるべくメトロノームを使い、、、」とあります。

なるべく?
、、、なるべく、でいいんだね。いいって言ったよねアルテスさん。

メトロノームをはずして練習してみたところ、あら不思議。

どの調もかなり速くスラスラと吹けちゃいます。

なんだかうまくなったみたい。

おそらく自由なテンポで吹いているので体が楽なのだと思います。
基本はメトロノームを使って練習して、たまにはメトロノームをはずしてみるというのが効果的な気がします。

アルテスさん、それって正しい練習方法なのでしょうか?

そうだ、次のレッスンで確認してみましょう。
エチュードや曲ばかり見てもらうのではなく、正しい基礎練習の方法を教えてもらうことに重点を起きたい私なのだ。

2013年3月22日金曜日

ストリートフルート

なんと道ばたの鉄柵を吹いています。


初めからそう都合よく穴が開いているわけもないので、意図的に加工したのだと思います。

それにしてもたいしたものです。

こういう演奏のセンスはいいですね。

フルートの材質がどうだとか、歌口のカットがどうだとか、歌心さえあればそんなものどうでもいいのさ!

とでも言っていそうですね。


椅子に座ってフルートを吹いている最中に花粉症でくしゃみをした途端、少しギックリ腰をやってしまいました。
普段から腰痛気味なのですが、ひどくならないうちに接骨院でマッサージしてもらいました。
「痛キモー。」
痛いけど気持ちいいのです。
腰痛持ちでないと、この快感はわからないと思います。
施術を受けながら、「腰痛があるからこそ味わえる幸せだと言ったら無理があるかなあ」と言ったところ、施術師も「確かに腰痛がない人の腰を揉んでも気持ち悪がられるだけですからね」と苦笑していました。

フランクルによればアウシュビッツに居た人の何人かは、アウシュビッツに来た事で幸福とは何かがわかった、アウシュビッツに来てほんとうによかったと言ったそうです。
アウシュビッツでそれですよ。
腰痛持ちには腰痛持ちの幸福があっていいのだ。無理はないのだ。
これでいいのだ。


体調はだいぶいいです。

明日の椿姫はキャンセルせずにすみそうです。
もちろん、椿姫は鑑賞です、演奏ではありません。
「いちいち言わんでもわかっとるわい!」
そりゃそうだよね。。。

2013年3月21日木曜日

フルートを楽しもう in Tokyo

フルートクライスのイベントが4月14日、新宿ムラマツで開催されます。

昨年、おっかなびっくりで、なんと聴講ではなく、受講で参加しました。

今年は聴講で申し込みました。

明るいクライスのメンバーの方がたくさん参加して盛り上がるので、受講でも緊張することなくできたことがいい思い出です。

やっと落ち着きを取り戻しましたが、それにしてもパワーが出ない。
微熱が出たりひっこんだりで、眠ると悪夢ばかりで疲労困憊でしたが、今夜はぐっすり眠れそうです。

2013年3月20日水曜日

No Power

Gariboldi OP.132 #6 
初めのうちは、パスしたいくらい難しいと思っていましたが、よく眺めると難しいのは変則的な動きをする数小節だけ。
そこだけ集中して練習すれば、他のところは結構音楽的でいい曲だと思えるようになってからは俄然ファイトが湧いたものでした。

ふぅ。もう一息だ。

とがんばったものの、全くパワーが出ません。
まるで微熱でもあるかのように、パワーが出ません。

どうしたんだろう。

2013年3月18日月曜日

Fateless

映画「フェイトレス」を観ました。
邦題は「運命ではなく」となっています。
題名だけ聴いてもピンときません。
邦題ってやつは、正確に訳そうとするとかえって意味がわかりにくくなります。
そのままフェイトレスでいいと思います。どうせわかんないんだから。

USで「私の人生に最も影響を与えた本」としてベスト10入りしたフランクル「夜と霧」とテーマは同じで、導きだされる解も同じだと思いました。

大変な苦難や深い悲しみも「人生」として受け入れる人の心の変容は理解できるのですが、「生きようとする意志」が涌き上がらない領域に行ってしまったら戻ることはなかなか難しい。

「ニーチェの馬」の後だけに、救われた思いがしました。


6月にステージで演奏する機会に誘われて、引き受けることにしました。
強いプレッシャーを乗り越える力が湧いてきませんが、それでも合わせる練習はとても楽しい。
ヘンデルの2本のフルートのためのソナタG Durを選択。
相方は、初見なのにちゃんとついて来るのでびっくり。

一カ所だけ、どうしても合わせにくいところがあるのですが、それを乗り越えようとする意志はどうにかありそうだ。

ヘンデル、いいですね。
バッハに比べれば易しいし、優雅で古典的な雰囲気が私にピッタリかも?

ただ、ヘンデルのフルートソナタについて調べていくと、いくつかの曲は偽物という説があるようです。
なんだか、そんなことを知ってしまうと吹いていても、「これって、もしかして偽物を吹いているのかも、、、」と思うとモチベーションが下がります。

偽物だろうが、ホンモノだろうがいいものはいい。
ブランドに拘るべきではないということのトレーニングだと思って励むことにしよう。

2013年3月14日木曜日

練習時間がとれないと

練習時間が取れなくなると、内吹きになる傾向があるそうです。

何故か。

推測するに歌口のエッジのスイートスポットに細くてスピードのある息が当たらなくなるのではないでしょうか。

すると、風音の混ざったような濁る音色になるのかもしれません。

そして中音のA,H,B,Cあたりを吹くと下の音が混ざったりします。

そういった汚い音を避けようと、内吹きにしてしまうのだそうです。

一見、奇麗な音が出るように思いがちですが、実は響きの悪い音程が下がった音色なのです。

実はかなり吹かない日が続いても、そういう悩みに陥ったことはありません。

33年吹かなかったにもかかわらず、それほど発音には苦労しませんでした。

思い込みだったのでしょうか。内吹きな傾向が出ているようです。

数日前から、ストレスのせいでしょうか、下唇が腫れぼったくなってしまいました。

口唇ヘルペスの兆候です。

アラセナA軟膏という市販薬がよく効くので、早速用いていますが、そうすぐには治りません。

そして、今日は少し吹いてみたのですが、中音がうまく出ません。下の音が混じりがちです。
音色も濁っています。

ストレスの原因は睡眠障害です。

以前から早朝覚醒ぎみなのですが、このところかなりひどく、2時間程度しか寝ていないのに仕事に行ったりするのでフラフラになることもあります。

練習時間をとる前に睡眠時間をとらないといけません。

焦っても眠れない時はどうしようもありません。

音色が濁ったからといって、焦っても奇麗な音は出ません。

焦ることより、力を抜くこと!

力を抜いてぐっすり眠りたいです。

2013年3月3日日曜日

ニーチェの馬

「止まない雨はない」、「明けない夜は無い」と言うが、「朝はやがて夜になり、夜にはやがて終わりが来る」という言葉の方が説得力があるではないか。

創世記によれば、神は六日間でこの世を創ったと言うが、六日間あれば、この世がいかに無価値であるかを嫌という程思い知らせるに十分である。

馬は老いぼれ、水は涸れ、やがて火種も失い、もはや生きる意味など問えないラストシーンは重く我々にのしかかる。

生きる意味を問うのではない、貴方が人生から問われているのだと言う「夜と霧」と対称的な印象だが、「ニーチェの馬」の方が何故かしっくり来るのは老いぼれたからではない。

今日はアンサンブル仲間から、どこかのフルートアンサンブルの無料コンサートに誘われていたのですが、疲労感が強くてキャンセルしてしまった。

蛇口を捻れば水が出て、スイッチひとつで暖かくなる日常にもかかわらず、止む事無く吹きさぶ風を感じながら、今日もジャガイモを食らうとするか、、、。

2013年3月2日土曜日

山崎泰之さんという笛吹き

都内のホテルで仕事のパーティーがありました。

なんと、パーティーを企画したマーケティング担当がフルートとハープの生演奏を呼んでいました。

山崎泰之さんという笛吹きです。

ちょと、仕事で疲れていたのですが、優しいフルートとハープの音色に疲れが取れる思いがしました。

大音量の楽器が人の気持ちをエネルギッシュに興奮させるような音楽と異なり、小さめの優しい音が奏でる素朴な音楽がいいです。

演奏後にご挨拶する機会があったのですが、聴けば篠笛の演奏を主にやっているそうで、YouTubeにたくさん演奏を挙げているので観てくださいとのことでした。

YouTubeを観ると篠笛を実に軽快に操っています。

笛が好きなんだなあ、という気がしました。

でも篠笛ってほんとに難しいんですよね。フルートの方がよほど簡単(でもないけど)です。

さて、念願の「ニーチェの馬」のDVDが届きました。

昨晩、あれこれ意味を読み取ろうと努力しながら途中まで観たのですが、友人が焼酎をわけてくれと家に入って来るあたりから、セリフにたくさんのメタファーが出て来て、とてもビールを飲みながらではついていけないと中断。

この週末はフルートと「ニーチェの馬」との格闘です。

2013年2月24日日曜日

PIXUS MG6330 購入

プリンタはキヤノンのMP500を長い間使っていました。

このところインクの消費は早いし、寒いとノズルがつまるし、快適とは言えない状況でした。

ですが、まだ使えるものを安易に買い替えることには抵抗があります。

「もったいない」

という気持ちです。

今朝、ヘンデルのソナタを印刷しようとしたら、ノズルがつまってしまいうまく印刷できません。クリーニングしても奇麗に出ません。
強力クリーニングしたら、もうインク切れ。
半年前にインクを取り替えてからあまり印刷した記憶がないにもかかわらずです。

それからスキャナとして使う事ができません。Mac OS10.8に対応していないのです。

これほどヘレンケラー状態なのだから思い切って買い替えました。

MG6330

キヤノンの家庭用複合機では最も値段が高いやつです。

それでもコジマで16,800円。

替えのインクが6,980円。(大容量)

プリンタメーカーは本体価格の熾烈な競争を搔い潜り、購入後のインクで稼ごうという戦略ですね。

新しいプリンタは快適そのもの。

flutetunesからヘンデルをダウンロードして吹いてみました。
しかもこのサイト、チェンバロの伴奏のMP3まであるのです。

チェンバロの伴奏でヘンデルを演奏ですよ。

そうできることではありません。

なんだか自宅が18世紀のヨーロッパのサロンのようです。(なわけないか、、、)

2013年2月23日土曜日

Jean-Louis Tulou Grand Solo #13

無謀と知りつつ、レッスンでトゥールーのグランドソロをやってみたいと申し出てみました。




ラ、ミー、ファーレシソファレシソー、
中音のファが鳴っていません。
GisからFへの移動につまづいている事が判明。
一人で練習していると、なんとなく鳴っているからいいだとか、鳴っていなくてもどう対策したらよいのかわからないまま、なんとなくそのまま放置し、そしてある日またやってみたくてトライするものの、同じ事を繰り返すだけでした。
ファーレシソファー、がうまくいったら、今度はファーレシソファレーという具合に一音づつ増やして行く練習をするといいそうです。

なるほど。

そうやって練習方法を教えてもらえれば、トゥールーだってできるかもしれない。

が、そんなに易しいことばかりではありませんでした。

次の五連にトリルを入れることがどれだけ難しいか。

五小節目のシーレミレドレの装飾も正しい価値で演奏することはとても難しい。

そういう場合はまず装飾を吹かずに正しくゆっくり演奏できるようにしてから速度を上げて装飾を入れるという順序で練習するといいそうです。

なるほどパート2。

一ページ仕上げるのに半年かければできるかもしれないし、できないかも知れない。

これまでのように、闇雲に吹いてはあきらめるのではなく、学習方法を教えてもらったのだから、長期計画でトライしてみることにしました。

でもすぐに挫折するかも。

そして、モーツァルトのアンダンテは◯を戴き、修了。

やったね。レパートリーがひとつ増えたぜぃ。

次回からはヘンデルのソナタを一通りやることになりました。

それが終わったらいよいよバッハかな。

うー、楽しみ♪

2013年2月17日日曜日

師匠のカフェコンサート

昨晩は我が師匠のカフェでのコンサートに行ってきました。

座席があまりに近いので響きを楽しむという感じではありません。

聴く視点が「自分で演奏できるかどうか」になってしまいました。

技巧的な曲は瞬時に「無理」とわかるのですが、ゆったりした曲の場合はくせ者です。

かつてドビュッシーがそうでした。

簡単じゃん、と思うものの、どっこい、、、リズムが掴めませんでした。なにしろへっぽこだからね。

コンサートで秀逸だったのはフォーレの「夢のあとに」。

フルートのたっぷりと豊かに響く低い音って好きです。

つい涙腺がゆるんでしまいました、あたいは。(ツービートの頃のタケシ風に)

で、今日やることと言ったら、

そう、決まっています。

フォーレにチャレンジなのだ。

flutetunesから楽譜をダウンロードしてやってみました。

古典の楽譜なら、欲しいと思ったその日のうちに入手できる便利な時代です。
なにしろ、デュエットだって自宅でネット越しにできちゃうんだしね。

こんなに便利で、いい物に囲まれていながら幸福感がそれほどでもないのは何故でしょうか?

そろそろでかい隕石でも落ちて来て、地球上の生命体が一旦絶滅するに相応しい時代なのかもしれません。

2013年2月16日土曜日

NETDUETTO は素晴らしい

NETDUETTOをインストールしてみたものの、相手がいませんでした。

NETDUETTOを知ったきっかけの「しゅみはフルートです」のRenさんはネット環境が整っていないのでできませんとのこと。

そこで、アンサンブル仲間で最近ITづいている人と試してみました。

まずスカイプで段取りを打ち合わせ。

まてよ、スカイプでデュエットできそうではないか。

音質いいし、遅延も感じないし。

ですが、スカイプでは合わせる事ができませんでした。

そこでNETDUETTO。

原理がわかりませんが、結論は、

かなりいい感じ!

モチロン、目の前に合い方がいるわけではないので、呼吸を目で見て合わせることはできませんが、相手の音を聴いてそれに合わせるという芸当がかなりできます。

アンサンブル仲間と新しい曲にチャレンジする事前練習に十分実用になると思います。

こんな素晴らしいソフトが無料で使えるなんてヤマハさん、ありがとうございます。

うっほほ〜。快適じゃのう。

そして今から我が師匠のミニコンサートにでかけるのじゃ〜。

うひょー、幸せー。

2013年2月13日水曜日

パウル・マイゼン インナー・エクササイズは素晴らしい

ムラマツのDVD「パウル・マイゼン インナー・エクササイズ」を観ました。

モイーズのソノリテって、暫く前までは、神様が残した福音書のごとく神格化されていたように思えます。

ですが、Larry Krantzのチャットなどを観ていると、現代のヨーロッパの音楽大学のフルートの教授などはモイーズは過去の人と切り捨てるように言う人も少なくありません。
そういう人のWebページで、様々な現代奏法や、循環呼吸のデモ演奏を観ると、なるほど演奏技術は確かに進歩していて、そのように言うことにも一定の説得力があるように思えます。

そういうこともあるかもしれませんが、モイーズが残した遺産を多くの笛吹きが辿っていることも事実です。

いつも思うのですが、ソノリテやスケール・アルペジオの模範演奏というものを学習者はあまり聴く機会がないと思います。

「パウル・マイゼン インナー・エクササイズ」は見事にソノリテの音の同質性(Dolceの練習と言っています)をデモンストレーションしながら息の流れの練習方法を指導しています。

興味深いのは、風の力で進むヨットはその帆が風に押されるのではなく、帆の周囲から回り込んで先にいった風の力によって引っ張られるのだという解説です。

フルートを吹くと、その力によって体が前にもっていかれるように感じよ、と言っています。

さすがにそれほど強い牽引力を感じることはできないと思いますが、「そのつもり」を感じることで力任せに吹くのではなく、息という風の使い方を覚えられるような気がします。


原始的な情景は、現代のように様々な雑音に晒されていることはありません。
自然界に折れた竹があったとします。
自然な風が吹き続けて竹のエッジを通り過ぎる時に音が出るわけです。
一日の始めにフルートを吹く時、この原風景を思い出してみるといいかもしれません。
「ヨッパ」のながら鑑賞ですが、なんだかとても奥が深そうです。

DVDで習ったことを早く試してみたいです。。。

2013年2月11日月曜日

緊張の連続は疲れる、、、

以前、時間がある時は一日中吹いていてもそれほど疲れませんでした。

今日は午前中が先生の指導があるアンサンブルで、午後からはレッスンでした。

指導があると、ひときわ集中し、緊張します。

そして、午後は個人レッスン。

レッスンが始まった段階で疲れが出てきました。

集中が続かない。

練習不足もあるが、ガリボルディでやたらと音を間違える。

そして最後にモーツァルトのアンダンテ。

これ、練習したんだよね。何度も何度も。

その昔、吉田雅夫さんがアポージャトゥーラだとか、死んだ場所(アポージャトゥーラの例外で伴奏がないところは小さく吹くこと)だとか、ディアボルスインムジカ(F-H音楽の中の悪魔と呼ばれるインターバルで中世ではタブーだった)減七の緊張感だとかいろいろ理屈を言っていたことが懐かしい。

そして私の中でのアンダンテのイメージは、上品で優雅な大人の女性がゆっくり歩きながら時には長いスカートの裾を翻しながら背を返したりする様子です。

うまくできないけど、できるだけそのつもりで最後のパワーを振り絞って演奏しました。

お休みの後の出だしで音程が下がることなど、いくつかのポイントを指摘されましたが、まあいいんじゃないですか、フルートとハープの後だし、モーツァルトに慣れて来たみたいですね、と評価をいただきました。

嬉しい〜!

で、次はトゥールーのグランドソロはまだ難しいですかね?と勇気を振り絞って聴いてみたのですが、うーん、その前にまだやった方がいい曲がたくさんあるんじゃないですか、とのことでした。

そりゃそうだよね。でも、生きている間にやりたい曲をやらないとね。

ドビュッシーもそうでしたが、やりたくてもできない曲はしばしお預けということで。

2013年2月9日土曜日

フルート三昧の一日

午前中はアンサンブルの練習。

今月から新しい曲に取り組むのですが、なんと今朝楽譜をダウンロードして10分ほど復習ってからでかけました。

なめとんのか、、、!

でもまあ、なんとかなりました。しかも案外合うんですね、これが。

中学の音楽1取得からスタートしてここまで成長したんだから偉いもんだと自画自賛。

午後は、アンサンブルの練習場所と同じビルにあるホールでアマチュアフルートの発表会。

アマチュアだから無料。

やはりいいですね、アマチュアの発表会。

有料のプロの演奏より楽しめます。

いろんな人がいて、それぞれが一生懸命に演奏する姿は観ていて気持ちがいい。

多少、ミスがあったっていいではないか。

プロの演奏にアラがあると目立ちますが、アマチュアの演奏に少しでも光るところがあるとおおおーーっと心が動きます。

ホールの設計がいいのか、とてもいい響きでした。

ホールに助けられるってのあるよね。

本当は全く響かないところできちんと演奏できないといけないそうですが、楽しくないわな。。。


2013年2月4日月曜日

アキヤマフルート

ぶらり途中下車の旅」というテレビ番組でアキヤマフルートの工房を訪れていました。

なんと1870年代のフランスの食器を溶かして板にして、その板を手で巻いてフルートを製作しています。

当時のフランスと同じ材質で作らないと当時の音が再現できないそうです。

ルイロットモデルが2,625,000円。

表面はツルツルに磨き上げるが、管の内側は歪みを残したままだそうです。
すると音が複雑で優しく響くので、音が上に飛び、ホールの隅々まで響き渡るのだそうです。
そしてセクシーな音が出るのだそうです。

へーー、こんな世界があるんだ。。。

ちょっと私の世界観では理解することができないレベルの話です。

こんな楽器をもし私が手に入れたら、、、。

アキヤマさんの意図を汲まない演奏ばかりで、楽器が悲しいでしょう。

そして人前にそういう楽器を持参して組み立てる段階で恥ずかしい思いをするような気がします。

だって、そんな楽器を見たら、「うわーこの人、さぞかしうまいんだろうなあ」と思われるわけで、なのにへっぽこな演奏だったら「プッ、なにこれ?」と失笑をかうことになりますもの。

入門用の楽器で見事に演奏するほうがかっこいいではないか。

2013年2月3日日曜日

フルートは常に水平に

アンサンブル仲間がフルート(9年前のミヤザワ君)の頭部管を掃除棒で掃除していたら、なんとコルクが抜けてしまい、しかもそのコルクがすっかり萎縮していたとのことで、修理すべく、一緒に笛の修理屋さんを訪ねました。

コルクは湿ったり乾いたりを繰り返すうちに萎縮したり、古い物はボロボロになったりするそうです。

新品で購入して9年経過したミヤザワ君はオーバーホールしなくても修理でいいんじゃないかと思っていましたが、いくつかのパッドがやはり萎縮しており、オーバーホールするタイミングだとの診断が下り、そのまま預けてきました。

特に冬は管の中がおつゆでびっしょりになります。
フルートを膝の上に置いたりする際に、うっかり傾けておつゆがパッドに触れるとパッドが濡れてしまうので、乾燥と同時に縮んでしまうそうです。

たまにトーンホールからおつゆが出てくることがありますが、なるべく傾けないように心がける必要があるようです。
休憩の時に内部にガーゼを通すことも有益だそうです。

気をつけよっと。

修理屋さんが代替フルートを貸し出してくれたのですが、これが私の菜々子と同じモデル。

試しに吹いてみたら、流石修理屋さんのメンテが行き届いているだけあって、素晴らしくよく鳴ります。

ハイアマチュアはともかく、へっぽこ笛吹きにいい楽器はいらないね。
よく調整された国産の入門モデルで十分っしょ。

拙宅でモーツァルトの魔笛をデュエットしてみました。
初見の割には楽しく合わせることができて嬉しいのだ。

で、NetDuettoのインストールを友人に促し、来週はネットでデュエットを試してみることになってめでたしめでたし。

2013年2月2日土曜日

Mozart Andante K.315

レッスンでした。

いつも音の出だしがうまくいきません。
ですが今日はどういうわけか一発で奇麗に音が出ます。

いつもこうだといいのですが、音の出だしに恐怖を抱く者として、タンギングについて教えてもらいました。

タンギングの方法は千差万別多種多様。モイーズによれば数千種類。
モーツアルト、フルートとハープの二楽章の出だしはソフトにタンギングすること。
それは決してTuではないとのこと。

先生は舌の先を下前歯の付け根あたりを突くようにするそうです。

なるほど、これまでと異なるいい感じで音が立ち上がり、かつ音がpで響きます。

そして新しい楽曲として、モーツアルトのアンダンテをやることになりました。

モーツアルトは厳格に音の価値を守りながら歌うことが難しいのだそうです。

レッスンが終わって帰宅して吹くのが待ち遠しいかったです。

うーん、今日はフルートを吹くことがとても気持ちいい。

いつもこうだといいのですが。