宮前さんの古い掲示板を全て読んでみました。
そして「ソノリテの使い方」も再読。
遠鳴り、傍鳴りと音の成分について詳しく書かれています。
こうしたことは、これまで深く考えたことがありませんでした。
確かに、アマチュアの発表会などを聴きに行くと、演奏者のまわりだけで鳴っている人と、ホールの後方まで包むように響く人がいることは経験上よく知っています。
絶対にホールの隅まで響く音になりたい!
強くそう思います。(ホールで演奏することあんまりないけど、、、)
宮前さんの解説を読みながら、どういうことなのか只管想像力を働かせてみました。
なんとなく、こういうことなんじゃないかなという気はしますが、よくわかりません。
なので今日は、ただぼけっと吹くのではなくて、響きの成分や輝きの成分とは何なのか、そのことばかり考えて音色の同質性をじっくり丹念に練習してみました。
でも、なんだかよくわかりません。
えーーっと、
倍音を押さえたピュアな響き成分の音から、横隔膜(どこにあるのか意識できませんけど)のあたりをトランポリンのように感じ、強く(ここで強くという表現は誤解を招くと思うけど、他になんと言ったらいいのか、お腹と背中を意識して息のジェットを加速させたとでも言ったらいいのだろうか)吹くと低音域、中音域では倍音が載ってきます。
この時の輝き成分が、ピュアな響き成分に載るのが遠鳴りするのであって、輝き成分が響き成分の下にあるのは傍鳴りであり、ダークな音になるというわけです。
なのでこのピュアな響き成分の高さに耳がフォーカスできれば遠鳴りする音へのキップを手に入れたことになるのですね。
文脈はわかりました。
ですが、おそらくここで誤解してはならないのは、お腹を意識して息のスピードを上げて吹くことで得られる倍音=輝き成分ではないと思います。何故なら、わざわざ輝き成分という言葉を用いているからです。そうでなければ単に倍音と言えばいいわけで、、、。
完全にイコールでないにしても、概ね倍音が多く含まれる音だと思うのですが、それをピュアな響き成分に載せるとは、、、、。
ああ、それにしてもよくわかりません。
これがわかったら何か大きな飛躍をしそうですが、そんな日は来るだろうか。
一つ、低音GからCへ降りるに従って、あるべき下顎の動きの混乱はすっかり解決しました。
この混乱はE.C.ムーアの「フルートを吹く人のために」(佐々木真訳)という書物の脚注2 P.37の記述にあるのではないかと思います。(だって、モイーズの解説本と言いながら、モイーズと反対のことを言っているし、、、)
自分の吹く音や、人の演奏をよーく聴いて耳を鍛えることも必要ですね。
吉田雅夫さんはよく、自分の耳を先生にしなさい、そして耳をつんぼにしている学習者がとても多いと言っていました。
今ではYouTubeはもちろん、CDなどで簡単に有名プロのいい演奏を、ある程度いい音で手軽に聴く事ができますが、聴こえてくる音の中身と言うか情報量はかなり制限されているように思います。
生演奏から聴こえてくる音には、ある種の刳みと言いましょうか、雑音ともとれるような音が聴こえてきます。CDは奇麗に編集されていることと、16bit、44.1kHzのサンプリングの限界か、落ちてしまっている情報が多いとこのごろ思うようになりました。
テープやレコードからCDに移行した時は、ヒステリシスノイズもスクラッチノイズも無いCDの音はなんて素晴らしいんだと感激したものですが。
先月U.S.を旅してきましたが、食事中など隣から聴こえてくる英語の発音が妙に耳によく入って来るんです。
オーケー、アガラゴー、スィーヤッ!
日本で英語のCDやCNNを聴いているのとでは聴こえ方が(音質と言う点で)まるでちがうのです。
本来の音楽の属性である一回性を持った生演奏から聴こえてくる音の情報量の多さに改めて戦くばかりだ。
そして「ソノリテの使い方」も再読。
遠鳴り、傍鳴りと音の成分について詳しく書かれています。
こうしたことは、これまで深く考えたことがありませんでした。
確かに、アマチュアの発表会などを聴きに行くと、演奏者のまわりだけで鳴っている人と、ホールの後方まで包むように響く人がいることは経験上よく知っています。
絶対にホールの隅まで響く音になりたい!
強くそう思います。(ホールで演奏することあんまりないけど、、、)
宮前さんの解説を読みながら、どういうことなのか只管想像力を働かせてみました。
なんとなく、こういうことなんじゃないかなという気はしますが、よくわかりません。
なので今日は、ただぼけっと吹くのではなくて、響きの成分や輝きの成分とは何なのか、そのことばかり考えて音色の同質性をじっくり丹念に練習してみました。
でも、なんだかよくわかりません。
えーーっと、
倍音を押さえたピュアな響き成分の音から、横隔膜(どこにあるのか意識できませんけど)のあたりをトランポリンのように感じ、強く(ここで強くという表現は誤解を招くと思うけど、他になんと言ったらいいのか、お腹と背中を意識して息のジェットを加速させたとでも言ったらいいのだろうか)吹くと低音域、中音域では倍音が載ってきます。
この時の輝き成分が、ピュアな響き成分に載るのが遠鳴りするのであって、輝き成分が響き成分の下にあるのは傍鳴りであり、ダークな音になるというわけです。
なのでこのピュアな響き成分の高さに耳がフォーカスできれば遠鳴りする音へのキップを手に入れたことになるのですね。
文脈はわかりました。
ですが、おそらくここで誤解してはならないのは、お腹を意識して息のスピードを上げて吹くことで得られる倍音=輝き成分ではないと思います。何故なら、わざわざ輝き成分という言葉を用いているからです。そうでなければ単に倍音と言えばいいわけで、、、。
完全にイコールでないにしても、概ね倍音が多く含まれる音だと思うのですが、それをピュアな響き成分に載せるとは、、、、。
ああ、それにしてもよくわかりません。
これがわかったら何か大きな飛躍をしそうですが、そんな日は来るだろうか。
一つ、低音GからCへ降りるに従って、あるべき下顎の動きの混乱はすっかり解決しました。
この混乱はE.C.ムーアの「フルートを吹く人のために」(佐々木真訳)という書物の脚注2 P.37の記述にあるのではないかと思います。(だって、モイーズの解説本と言いながら、モイーズと反対のことを言っているし、、、)
自分の吹く音や、人の演奏をよーく聴いて耳を鍛えることも必要ですね。
吉田雅夫さんはよく、自分の耳を先生にしなさい、そして耳をつんぼにしている学習者がとても多いと言っていました。
今ではYouTubeはもちろん、CDなどで簡単に有名プロのいい演奏を、ある程度いい音で手軽に聴く事ができますが、聴こえてくる音の中身と言うか情報量はかなり制限されているように思います。
生演奏から聴こえてくる音には、ある種の刳みと言いましょうか、雑音ともとれるような音が聴こえてきます。CDは奇麗に編集されていることと、16bit、44.1kHzのサンプリングの限界か、落ちてしまっている情報が多いとこのごろ思うようになりました。
テープやレコードからCDに移行した時は、ヒステリシスノイズもスクラッチノイズも無いCDの音はなんて素晴らしいんだと感激したものですが。
先月U.S.を旅してきましたが、食事中など隣から聴こえてくる英語の発音が妙に耳によく入って来るんです。
オーケー、アガラゴー、スィーヤッ!
日本で英語のCDやCNNを聴いているのとでは聴こえ方が(音質と言う点で)まるでちがうのです。
本来の音楽の属性である一回性を持った生演奏から聴こえてくる音の情報量の多さに改めて戦くばかりだ。
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