自宅練習やアンサンブル、レッスンも洋銀の菜々子(ムラM70 1975年製)ばかり使っていました。
特にそうしたい理由があったわけではありませんが、ADをケースから出すのがめんどくさいのと、菜々子が実によく鳴るので、すっかり気に入っているわけです。
明日の本番も菜々子で演奏しようかと考えていましたが、今日は菜々子の欠点が少し気になってADをケースから出して久しぶりに吹いてみました。
今日は何故だかとても指がまわりません。
もしかして、スランプ? スランプなんてなったらいやだなあ。。。
で、菜々子の欠点なのですが、銀メッキのない、洋銀のせいでしょうか、キーを操作していて指が滑るのです。特にGisが顕著に。
菜々子の滑るGisキー |
明日はモルダウは吹きません。
ならばここは総銀で行こう。
久しぶりなので、吹ききれるかどうか、心配しましたが問題ありません。
それどころか、ADの吹き易さにびっくりしました。
まず、銀は指がベタっと吸い付くような感触です(洋銀と較べて)。
そして、キー操作がカチッとした手応えがあって信頼感があります。
金属の密度が高いせいでしょうか、菜々子のようにバカ鳴りしにくいですが、お腹をくっと持ち上げてやれば簡単にオーバーブローできます。
音色はピュアで柔らかい感じがします。
久しぶりに吹いたので、菜々子との違いを顕著に感じ取ることができて面白かったです。
ちと不安な「愛の挨拶」を30回ほど連続で吹いてみました。
20回くらいまでは、相方の音を想像しながら、ここで息を合わせて、ここはソフトタンギングでと、注意力が持つのですが、20回を超えるともう注意力が散漫になって、却っておかしくなってきます。
こういう土壇場での練習はよくないかもしれません。
でもたくさん吹いたので音を間違えにくくはなったような、、、。
さあ、いよいよ明日は本番です。
猫よ、生きていてくれ!
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