ガリボルディのB Durのアレグロで指回りに悩む事数ヶ月。
稀に軽快にできることもあるのですが、たいていはどこかでひっかかる。
で、そのひっかかるところが一定でない。
アルテス2巻、巻頭のスケールは暗譜できました。
楽典を勉強して気がついたのですが、5度上は4度下と同じなのですね。
音楽を知っている人がそんなこと聴いたらビックリするかもしれませんが、改めてそこに気がつきました。
♯系は5度づつ主音が上がって行く。逆に♭系は5度づつ下がる、もしくは4度上がることと一緒。
短音階は主音の3度下が主音、という原則さえ覚えれば、スケールの楽譜なんかいらないもんね。
さすがにT.G. EJ4の旋律短音階まで暗譜するのにはまだしばらくかかりそうです。
で、B Durのスケールは、さほど難しさを感じていませんでした。スラスラっと吹けていると思っていました。
今日、改めてスケールをかなりゆっくりやってみると、ファソラシドと上がっていくところで力が抜けきっていないことに気がつきました。
ブリッチャルディキーを使うことをのぞけばC Durと同じ運指なのですが、なぜかB Durでは脱力がうまくいきません。
同じ事やるにしても、前後が違うと脱力できないのです。
スケールを暗譜できたことだし、当分は譜面など見ずに、ひたすら音に集中し、脱力を心がけることとしよう。
かつての仕事仲間と近くのレストランで、
AW Kitchen
広々とした全席禁煙の空間は周囲を豊かな緑に囲まれ、大変贅沢なひと時を過ごせます。
採算、大丈夫だろうか、といらぬ心配をしてしまうのだ。。
こんにちは(いなほ)
返信削除アルテス2巻の巻頭のスケール24種類暗記したのですか?それはすごいです。暗記は大の不得意です(笑)。一生かかっても出来ませ~ん。アルテス2巻はH19年2月終了と記録してありましたが、H23年11月にスケールを暗記するよう宿題に出されたのですが、自信を持って絶対出来ませんと言って(笑)#と♭4つまでということでお許しを頂きました事を思い出しました。funkyさんのブログを見て、私も今日はスケールを基礎練に取り入れました。これからは必ずやることにしようと思います。頑張りま~す。
先日のコンサートは、写真で拝見するといろいろな楽器の方が出演していらっしゃるのですね。フルートの方もいらっしゃるようですが、どういうジャンルの演奏ですか?
いなほさん
返信削除コメントありがとうございます。
アルテス2巻を6年前に修了されているのですね。ノブロとかできるわけですね。うらやましいです。
いなほさん、断言します。いなほさんなら絶対にすぐできます。
2オクターブの24調のスケールを覚えるのは簡単ですよ。
2回づつ繰り返しても20分あれば24調全部できます。
私は不揃いな調は何度も繰り返すのでもっと時間をかけています。
アルテス1巻が終わっていれば、少なくとも3オクターブをやっているわけです。
で、C Durからはじめて、♯系だったら次は5度上のG Dur、次はD Durと順繰りにやればいいだけです。
♭系なら4度上げてC Durの次はF Dur、H Durってな具合です。
今まで、スケールのページだけコピーして、毎日譜面台にセットして見ながら吹いていたのですが、暗譜しちゃえば音に集中できるのでいいのではないでしょうか。
♯や♭が多いとビビっていましたが、案外慣れればなんでもないです。
問題は、音楽的に奇麗に吹けるかということです。
これがなかなか難しいのです。
コンサートは楽器始めよう会というSNSの集まりだったのですが、ジャズ、ロック系が多く、私たちだけがクラシックでした。
バッキングセクションの方が、合わせてあげるよと事前に申し出てくれたのですが、ヘンデルの楽譜を見たら、あ、こりゃジャンルが違うねってことで伴奏なしでした(笑)。
こんばんは(いなほ)
削除終了したのと出来るのとは必ずしも一致しない(笑)。funkyさんは本当に基礎をしっかりやっていらっしゃるので感心してしまいます。いろいろな方のブログを拝見してもほとんど基礎練について書かれている方を見ません。私も曲よりエチュードが、エチュードより基礎練が好きで、先生から珍しいと言われますが、私の場合は、それだけ他人より出来ないということの裏返しだと思ってやっています。先生にいろいろなテキストをその都度紹介していただいていますが、追究心はfunkyさんには及びませんよ。
funkyさん、これから音大受験するのも有りかもしれませんよ。80代で、司法試験に受かる人もいるのですから。まだまだ気持ちは青春ですから。
いなほさん、
返信削除終了と修了は違うと思いますが、何れにしてもいなほさんの言うとおり、出来ることは別物ですね。
技術として出来るとか出来ないとか言うことと、音楽として人の心に何かを訴えることも別物なのかもしれません。
芸術Artの語源はラテン語のArs、その語源は古代ギリシャ語のTechneだそうです。
そも技術とは、指が回るだとか、正確な音程で正しいリズムで吹く事ができる、というようなことではなく、人の心に訴えることのできる能力であって、それは決して前述のような器用さとは違うものなのではないかと思います。
本質的な事をまるでわかっていないにもかかわらず、予感だけで申しておりますが、人の心が動くというメカニズムは単に表面的な技術だけではなく、人の心に響く何かを震わせることができるか否かで、それは理屈抜きに直感的な感性が重要なのではないかと思います。
楽典を読むにつけ、音楽を科学的に分析するといろいろな事が見えて来るのですが、それより前に音楽が、それより前に世界が、それより前に宇宙が存在する、という気がしてなりません。