2013年7月30日火曜日

たまには初見でね

初見の練習用にムラマツにGariboldiの易しいエチュードを発注した際に、以前知人から借りて読んだ「音楽力が高まる17のなに?」をオーダーしました。

一度読んだ本をまた読みたくなって購入するって、なんだか浪費しているような感じがしてあまりやらないのですが、この本が芸術を技術であるとする件をどうしても再読したくて買ってしまった。

ああ、もったいない。

中沢新一氏によれば、芸術家の仕事も原子力開発も同様の技術なのだそうです。

そこまで言うと違和感が否めないが、そも芸術は混沌の中から本質を表現する技術を高いレベルで実現することなのでしょう。

初見用の楽譜は開封しないまま、先生に預けることになっています。

せっかく届いたら、早速中を観てみたい衝動にかられるのですが、そこをグッと我慢のよい子。

さらに今日はThe Fluteが届いた。しかも別冊の楽譜付き。

なんだか嬉しい。

で、別冊の楽譜は知らない曲ばかりなので初見の練習に片っ端から吹いてみました。

だいたいどうにかなりますが、流行歌なのでしょうか、MISIAだとかはリズムが掴めません。まさか、Gariboldiにこのような曲はないだろうし、いっか。。。

クープランの「恋のうぐいす」いいですね。
フルートにぴったり。
菜々子は本当によく鳴るし、うぐいすみたいに吹き捲くったのですが、装飾の入れ方がどうしてもわからないところが数カ所あります。

いつか先生に聴いて、レパートリーにしたい。



映画「安重根」観る。
以前、天安の独立記念館を観た時の印象と同じ日帝支配への恨みが全編に流れています。
そして安重根の男気が日帝の看守の心も動かす件は利害や国境を超えて人の心を動かします。
ある意味、「トンマッコルへようこそ」という映画もそうですね。

韓流ドラマが流行っていますが、隣国が我々をどう観ているのか知っておくために一度は観ておく必要がある映画でしょう。日本未公開ですけど。
天安の独立記念館を訪れてみるのもいいでしょう。
日帝の軍人が民間人を陵辱している様子の蝋人形がこれでもかというくらいたくさん展示してあります。そして、全国の子供達が修学旅行で必ず訪問するのだそうです。
安重根は看守に「いつか韓日の友好が訪れたら、生まれ変わってまたお会いしたい。」と言っていましたが、あれだけ反日教育してたら友好は遠くなるばかりではないか。
安重根曰く、祖国とは「オモニ」であると。
我々にとって祖国とは一体なんぞね?

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