2013年5月30日木曜日

レッスンはコミュニケーション

今日は来月のステージに向けて相方と合わせ練習。
ヘンデルの2本のフルートのためのソナタとダニーボーイ。

ダニーボーイは相方のアイデアで、一番は私が1stを歌い上げるように吹いて、二番では私が2ndにまわって、彼女が1stをジャズっぽくスイングするというもの。

ジャズっぽく吹くと、拍の頭を休んでシンコペーションしたりするので、2ndと一見バラバラになったような気がするのだが、休符の次のフレーズでしっかり合うので、これはこれでなかなか面白い。

とても、新鮮で新しい発見があってよかったのだ。

そして、練習後には烏骨鶏のカステラとコーヒーをごちそうになって、またまた嬉しいのだ。
玉子の味が濃厚で、とても美味しい。
こんな珍しいものにありつけて、今日はほんとうに幸せな気分。

そして、その後のフルートのレッスンで、この合わせの話しをしたところ、音出しにヘンデルのソナタを吹いてください、となって吹いたのですが、音出しどころかダメだしの連発でした。
ヘンデルの2本のフルートのためのソナタは以前、レッスンの課題として修了しているのですが、ステージで演奏するからにはと、今日はかなり細かいニュアンスまで指導してもらいました。

続いて、「愛の挨拶」。
これも合わせ方と表現の仕方を細かく指導してもらい、とうとうGariboldiのエチュードにはたどり着けませんでした。

以前は60分のレッスンだったのですが、60分ではあっという間に終わってしまうので90分になったのですが、その90分もあっという間です。

私も、細心の注意と集中力を払って言われた通り吹くように取り組みました。
すると、その努力が先生に伝わるのか、微妙なニュアンスについて何回も何回も熱心に指導します。

私のクセを大げさに先生が演奏します。

あああああ、おいら、そんなに酷い?
よーし、わかった、治してやろうじゃないの!

気がついたらエチュードをやる時間がなかったわけです。
先生の都合さえよければ延長してもらいたかったと思う一方、こちらの集中力もそろそろ限界です。

先生も「あーー、疲れたあー。」と座り込んでしまいました。

今日のフルートは久しぶりに充実しました。
このごろちっとも進歩しない自分が少し嫌になっていただけに、モチベーションが上がったいい一日だった。


そして、その後は本番を一ヶ月後に控えた合唱の練習。

マイナーコードのロシア民謡を歌ったのですが、先生からは重く引きずるとの指摘が。

あああ、フルートだけじゃないのね。おいらの音楽的素質は引きずることなんだね。
発音に趣を置くと、遅れるのはフルートだけじゃなくて、おいらのそもそもの音楽的なクセがいけないんだね。

よーし、そういうクセを治すぞーーーっと!!

と言う事で今日は終日音楽でした。

アマチュアだから楽しくできる幸せってことだよね。へへ。

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