自分の演奏に夢中で2ndの譜面をじっくり観ることが難しいのだ。
となると、何遍も吹いて、体で覚えるしかないだろう。
吹いて、吹いて、吹き捲くりました、愛の挨拶。
こんな乱暴な愛の挨拶を聴いたらエルガーさんも怒るだろうに、、、。
千住真理子さんのヴァイオリンの演奏と較べると、フルートでこれほどの表現をできるものだろうかと思ってしまう。
しかし、フルートにはフルートの持つ独特で魅力的な響きがあるはず。
映画「山椒大夫」観る。
ヴェネツィア映画祭で銀獅子賞。
世界で最も美しいラストシーンと言われているので、途中の惨いシーンに何度も中断しようと思ったが最後まで観てしまいました。
同じ「人」であるにもかかわらず、家畜扱いされるヤッコは現代にはほとんど居ないものの、謂れなく「様」で呼ばれる一族の生活を微笑ましい笑顔で崇める愚かは現代にも多い。
ラストシーンで少しだけ流れる篠笛だろうか、風音の混じった笛の音。
日本人の心をくすぐる音とはPure Toneではなく、正にこのような少し擦れたトーンなのではないだろうか。
楽器を鳴らしきっていないだとか、楽器の材質がどうだとか、アンブシャがどうだとか、音楽の解釈がどうだとか、そんなことまるっきり関係ないところで人の心は動かされる。
コシアブラ、コゴミ、新タマネギ、サツマイモをダッチオーブンで蒸し焼きにしました。
味付けは少々の塩のみ。
プレーンな素材の味がオーブンで凝縮されたのか旨々でした。
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