(hassy還暦!じゃなくて感激!)
吹き方は、ほとんど当てるだけ。
ふだん話している時とほとんど同じ口だそうです。
歌口の手前は上から下までピッタリ肌に密着するように当てるそうです。
そして口腔は「お」の発音のときのように開くそうです。
唇をめくっているようにも見えますが、めくるのは論外だそうです。
かなり唇の穴が小さいです。
私の場合、もっと大きな横長になります。
共にスマイリングアンブシャではなく、口がへの字になっています。
一流の演奏家と同じで、なんだか嬉しいです。
左手でフルートを持ち、中音Aを吹きながらの撮影は小出氏と同じアングルにすることができませんでしたが、全く穴の形が違いますね。
息がだだ漏れな感じですが、これでもM60で20カウントは伸ばせます。
もっと小さなアンブシャで豊かに吹けたら、長いフレーズにも耐えるのでしょうね。
小出氏はリッププレートを下顎の窪みにぴったり付けているそうです。そのほうが安定するのは明らかです。
私はと言うと、やや下の方が離れてしまいます。以前はかなり離れていたのですが、いつのまにか少しずつ密着型になってきました。ですが、ぴったりくっつけると音が出にくくなります。
人により造作は様々ですから、これでなくてはダメだということはないのでしょうけれど、諸先輩の工夫の跡を追う方が効率的だと思います。
先日片平先生にムーアの記述がモイーズと違うことについてどうしたものか質問したところ、いい音が出ればいいんです、とのことでした。
「どのようにしたらいい音がでるか」については、それぞれが熱意を持って自分で研究するしかないのでしょう。
言われたとおりにしているのにいい音が出ない、ではなく、何故そのように言われているのかを自分で考え、自分で試行錯誤しながら研鑽を積む以外にないのだと思うようになりました。
目的はいい音で音楽的に演奏することで、その方法は造作も違うので様々。
方法にこだわりすぎてはいけないということですね。
きさらぎです。
返信削除我師匠も「ふだん話している時とほとんど同じ口」で、
「口腔は『お』の発音のときのように開く」と
おっしゃっています。
いまだに歌口の当て方が決まらず苦戦中ですが
いつかはぴたっといきたいものです。
きさらぎさん
削除やはりそうですか。
必要以上に口を作らないってことなのでしょうね。
よしみさんの師匠も、フルートをかまえて口に当てたらすぐに吹いていい音が出るそうです。
ここは慣れるまでがんばるってことでしょうね。
こちらのK氏、hassyさんのアンブシュア写真を拝見して、自分でも動画撮影したりしてみました。
返信削除K氏のアンブシュアを見て、やっぱりそうだよな!と思ったののは、上唇の中心の、とがったり、盛り上がったりしているど真ん中にはアパチュアを作っていないこと。
ここは、唇を軽く左右に引っ張っても、よほど薄い唇の人でないと平らにはなりません。K氏は中心のやや硬く盛り上がった部分の斜面を利用して、中心の右側にアパチュアを作っていますね。私も同じ方法で、左側に作っているんですよ。
私は以前、自然とアパチャが左に寄る傾向があったのですが、いつの間にかほぼ真ん中になっています。特に突起を避けようと意識したことはないのですが、自然と変化しています。
削除新村理々愛さんは、演奏しながらアパチャが左右に大きく揺れているように見えます。
人それぞれですね。
Mauro ScappiniさんのYouTubeにアパチャのアップがあります。
Sonoreさん同様、極めて自然で滑らかな動きです。
こういう映像を観る事でイメージトレーニングできますね。
問題は、なかなかトレーニングの成果が出ないことですが、、、。
アンブシュアに関しては、これが正解!というものはないのだと思います。アンブシュアの画像を見て、特徴的に見えるものを真似しても、奏者自身の持っている肉体的な様々な条件が奏者ごとに異なります。ただ、コントロールにおける運用のしかたにはある程度の方向性はあると思います。
削除滑らかな動きと言うより、しなやかな動きと言った方がピッタリきます。早大が作ったフルートを吹くロボットのクチビルもしなやかに動いていました。
削除あの研究のアドバイザーの先生(フルート奏者)と(最近はちょっとご無沙汰ですが)メールで繋がっていたりします。世界はネットのせいで狭くなりました。
削除あの研究もあそこまで進化しているとは思いませんでしたので、正直驚きました。でも、あの動きは真似してはいけませんよ?というのも人間の唇はもっとアパチュアに接近したわずかな範囲のわずかな動きで、同じ結果をもたらすことが可能ですし、そうあるべきです。
しなやかで僅かな動きですね。
削除人がなせる技ですね。
ああ、なしてみたい(笑)。