2013年4月30日火曜日

石井孝治さんのファルベコンサート

石井孝治さんのファルベコンサートに出かけてきました。

石井さんは1975年NHK「フルートとともに」で吉田雅夫さんの生徒としてテレビでフルートを吹いていました。
数名の生徒の中で突出した腕前で、トゥールーのグランドソロを見事に吹いて、もしかしたら吉田先生よりうまいのではないだろうかなどと想像したりしたものです。
そのせいかわかりませんが、吉田先生の彼への指導は他の生徒より厳しかったように記憶しています。

フルートの演奏だけではなく、派手な曲の合間に、ドイツ、フランスのフルートの名工や、フレンチスクールの系譜についてのお話があり、とても興味深かったです。

ドイツにはハンミッヒというフルートがいくつもあってなんだかよくわからなかったのですが、ハンミッヒの親子、兄弟の関係をわかりやすく解説されたので、もう覚えました。えっへん。

問題は、知識はついても演奏はうまくならないことですが、、、。

やたらデカイ音がする最近のフルートには否定的で、奇麗な音色こそフルートだという信念があるようです。

奇麗な音であることがまず重要ですね。

このところ、クチビルの異常もあって、ひときわ音が汚い。

指など少々まわりが悪くても、常に自慢できるような音色が出せたらどんなにいいでしょう。

2013年4月29日月曜日

日毎、下手になっていく、、、

クチビルの異常で音がまともに出ないことに加え、指回りも転びがち。

なんだかこのごろ日毎に下手になっていくような気がする。

ヘンデルのソナタを吹いてみるが、やたらと音の出だしがトゥアーーとなってしまう。

次のレッスンではタンギングの克服を相談してみよう。

いろいろやってみるのだが、なかなかうまくいかない。

音の出だしがまともでないと曲など吹けないではないか。


久しぶりのピッツァはモチロン旨々でした。








2013年4月25日木曜日

勇気をもってゆっくり練習する

今更ながらではありますが、できないところはゆっくり練習することと言われています。

そしてしだいにテンポを上げて行く。

これ、鉄則だと思います。

どうもこのところ、さほど困難でもないはずのフレーズがよく転び、その度に「あああ、何やってんだオレ!」と心の中で叫びながら何度もやり直すのですが、また何度も転ぶのです。

この程度のフレーズがこの程度の速度で吹けないって耄碌したか?

と内心イライラが募り、繰り返すほどにうまくいきません。

レッスンでそのことを相談したところ、「できないところはゆっくり練習すれば必ずできるようになりますよ。」と至極当たりまえの事を言われたのですが、その瞬間にハッとしました。

ゆっくり練習する」ことを十分していただろうか?

あせって速く何度もミスをすると下手が固まるわけです。

クロマチックの苦手なところをゆっくり何度もやってみました。

高音AからGis-G-Fis-Fへ降りて来るところが苦手で、速く吹こうとすると指や前腕に力が入ってしまい、何度も同じミスをします。

で、一音を一秒くらい伸ばしてゆっくりと脱力を心がけて何度もやってみました。
で、少し休んでから吹いてみたら脱力できて、そこそこのスピードで吹く事ができました。

こういう基本的な事は、わかっているつもりですが実はできていない事があるのですね。

「やり方」を知っていてもやっていない。

恐ろしいけど事実です。

吉田雅夫さんの「人生は蛙のごとく」とはこういうことなんだなあと改めて思うおいらなのだ。

2013年4月23日火曜日

右手小指の曲芸

Gariboldi Op132 #6,7大大甘で◯。

自宅練習だと早くからもっとうまくできるのに、何故かレッスンでは転びまくり。

これ以上、ここで止まると嫌になると察したのか、まあいいでしょうということに。

悔しさが残るが、自宅ではできるから、まいっか。

で、次の#8。

これも自宅ではできたのだが、、、、。

何故かレッスンではできない。
D Durなのだが、低音のCisからEにスラーで上がって行くところがつっかえる。
でも、自宅ではできたのだ。

CisとEの間にDisが混ざってしまう。

どうして自宅でできたのだろう。こんな難しい技が。

キーにローラーがついている楽器もあるくらいだし、誰だって難しいのだ。
小指で金属の表面を滑らせてCisキーからDisキーに移動するより早く、右薬指を上げなくてはいけない。

レッスンだと緊張しているからできないのだろう、きっと自宅ではまたできるさと思うものの、何故か帰宅してからやってみるとできない子になっている。

何故?

不思議なことにもきっと理由があるはずである。
明るさの中の神秘があったら体験してみたいと思うが、実際のところ白昼の神秘などあってたまるか。

2013年4月22日月曜日

吹いたあ〜

クチビルは相変わらずイマイチ。

それでもどうやったらいい音が出るのかあれこれ懸命に手探りならぬ口探り。

低音Hでいい音の出る口を探しながらも、あくまでも口の筋肉は脱力を心がける。

自然に、自然に、、、と呪文のように。

擦れた音になりがちなのですが、時折いい音で響きます。

それがどういう時なのかは例によってわかりません。

で、そういう時に下顎を少し前に出して、腹圧を上げてオクターブ上を出す。

さらに、その上のFis。


まてよ、もしかしたらクチビルが異常な時に練習していい音が出るようになったとして、クチビルが元に戻ったらまたいい音の出るクチビルを作り直さなければならない?

だとしたら、こういう場面で練習したらいけないよね。

そうは言ってもだいぶ回復してきたので、吹き捲くってしまった。

ヘンデルのソナタを録音してみたが、擦れていて、とてもUPできる音ではない。

さて、明日のレッスンまでには完治するだろうか。

2013年4月21日日曜日

高橋理恵子さんのフラウト・トラベルソ

クチビルは皮が一枚剥がれて、下から新しい皮膚が再生されようとしています。
その新しい皮膚はまだいくらかぷっくりと腫れています。

音が汚い。奇麗な音の音域が狭い。

こういう場合、ムキになって練習すると却ってよくないのかな?

昨日はアンサンブル仲間の紹介で高橋理恵子さんのコンサートに出かけました。

コンサートホールでの演奏ではなく、輸入チェンバロの工房の中でのコンサートです。
ですので、舞台などありません。
あたりには、旋盤や万力、ドリルの刃などの工具が並んでいます。
さあ、今からコンサートですよ、みんさんお行儀良く聴くのですよ、と言った鯱張った雰囲気ではなく、いたって演奏者と観客の距離感が短いのです。
こういう手作り感っていいですね。

彼女はトラベルソとモダンフルートを見事に持ち替えて演奏します。

そして初めてチェンバロの生演奏を聴きました。

トラベルソもチェンバロも木の温もりのようなものを感じます。

バカでかい音は苦手です。

このくらいの音量でいいじゃないか。そう思いました。

コンサートの後立ち寄ったレストランで、いかに米韓が北朝鮮を挑発してきたかを報道が報じていないかを同行者と語っていたら、先ほどの演奏者達と再開。

クチビルの事や、フルートのことをたくさん聴いてみたかったのですが、お仕事後の食事なのに迷惑ではないだろうかと遠慮してしまったことにちと後悔。

2013年4月19日金曜日

腫れた唇を押さえながら

唇の腫れはいくらか納まってきたのですが、湿っている表の皮が剥がれてきました。
いくらか爛れているので、中音を発音しようとすると低音が出てしまいがちです。

あまり練習になりませんが、そんな状態を圧して6月にステージで演奏する予定のバッハを吹いてみました。
フレーズの始めの音が出なかったり、オクターブ下が混じったりで、何度も録り直しました。
また、低音のAがどうしても音程が低くなりがちです。普段はもっと豊かに響かせるのですがクチビルのせいと言うことで。


低域が響きませんが、中域は古楽器のような乾いた響きになっていてこれはこれでいいかも。

これは先生の指導を受けずに勝手にテキトーに吹いています。

いつか指導を受けたら、比較のために改めて録音してみたいです。


Mozart Andanteを吹いていたら窓の外にいた近所の小さな女の子が拍手してくれました。
えーい、気を良くしてUPじゃー。
いろいろ気になるところはあるけど、めんどいから録り直しなしの一発勝負。
お嬢ちゃん、ありがとよっ、おいらがんばるからね!!

きさらぎさんのご要望に応え、写真付きです、が、上坂さんのイベントの写真でしてこの演奏とは何の関係もございません。

2013年4月18日木曜日

唇が腫れました

朝、起きたら、唇が腫れていました。

レッスンをキャンセルして来週に変更してもらいました。

私の先生は直前のキャンセルであっても、それがやむを得ない事情であれば良しとされます。

唇が腫れたからと言って、せいぜいレッスンを休むくらいで済むことがアマチュアの特権です。

プロが本番直前で唇が腫れたらどうするのでしょう?

「フルート 唇の腫れ」で検索したら、実際にそういうプロがいました。
彼女は本番当日に唇を虫に刺されてしまい、あわてて病院で手当し、プログラムをフルートのない曲から始めてもらうなどしてギリギリで間に合わせたそうです。
よく間に合ったものです。

私はもう二日腫れています。

腫れた原因は不明です。
唇の腫れを検索すると結構やばい病気もあるようで、見ていると不安になってきます。

病は気から。気にしない事にしましょう。
そして景気の気も気分の気。
景気良くパッといっちゃいましょう。

が、根っからの貧乏性はなかなか贅沢ができません。

2013年4月16日火曜日

内吹きの修正で

高音のFisに上がる事が大変困難になりました。

ネットで「フルート 高音 Fis」で検索するといろいろなアドバイスを観る事ができます。

大抵は、唇を締めずに、息のスピードを上げるためにお腹をくっと引き締めるだとか、息がエッジの外側を舐めるように向きを変えると言われています。

そして、合理的と思える練習方法は、E,Fからスラーで滑らかにFisへ持って行き伸ばすというものです。

よっしゃ、Fisをモノにするぞ!とばかりに、そればかり練習しました。

なかなかうまく行きません。ほんの少し内吹きにすれば音程を犠牲にせずとも奇麗に出るのですが。

だめなのかなあ、、、。

いくらかFisが鳴るようになったかと思いきや、今度は低音域がまるで鳴らなくなってしまった。
シャーリングと言うのでしょうか、風音ばかり目立つ小さな音しかしません。
フルート、壊れてないよね。

Gariboldi Op.132 #6が本当に辛くなってきた。
Fisばかりでなく、指も転ぶし。
こんな変なメロディー転ぶよね。普通。


そして、最低でもM60の速度でやることになったモルダウも指が思うようになりません。


以前できていた簡単なところを転んだり、Fisが出なかったり、もうほんとうにフルートを地面に叩き付けたくなる気持ちです。

もちろん、いかなることがあったとしてもそんなことはしませんけど。

Gariboldi#6パスってだめかなあ、、、。
モルダウも、、、、。

アンブシャが完全に壊れた感じです。

フルートが嫌いになりそうです。

でもきっと明日はいいことあるさ!

2013年4月15日月曜日

睡眠不足でアンサンブルとイベント

日曜日の午前中はアンサンブルの練習でした。
簡単そうなので復習っていなかった曲の1stがアサインされ、合わせるところで演奏と指揮を兼ねなくてはならなくなり、ボロボロでへこむ。

また、「愛の挨拶」もrit. a tempoが多く、合わせるのに一苦労。

へこむagain。。。

そしてランチもそこそこに上坂さんのフルートを楽しもう in Tokyoへ。

昨年受講しているし、また行くのもどうかなあ、と思っておりましたが、改めて聴き直すと、理解が深まることも多く、やはり参加してよかった。

プロによるミニコンサート、公開レッスン、フルートの吹き比べ、ムラマツフルートの試奏、Q&A、全員合奏、フルートの無料調整会、

これらがセットで2,000円の参加費は大バーゲンセールだし、何より参考になることも多い。

私の菜々子(1975年製、ムラマツM70)を上坂さんが吹いてくれましたが、まあよく鳴ること。
そして、ムラマツの色々なフルートの吹き比べでは、その差は極めて僅かですが、私は総銀のSRが最も柔らかく深みのある音色で好感が持てました。
そしてAll9kは他のフルートと比べて違いが最もはっきり出ています。
いかにも管体が薄いか軽いような、洋銀のフルートの響きに似ています。
これはGalwayの吹き比べをYouTubeで観ても同じ感想です。
そして自分で9kを吹いても、菜々子と同じような響きになります。
こういう響きもいいなあと思いますが、洋銀で近い音色が出るのにあえて高価なゴールドを購入することには躊躇いがあります。
今回、自分自身での試奏は18K SRしかしませんでした。
H足のせいか、右手に重量感があります。
ですが、吹いてみると実に軽快で、かつ芯のある音がします。
パワーをかけても管体がビリビリする印象は皆無です。
そして吹きやすい。

バスフルートの購入は見送ったし、、、おっといけね、衝動買いは慎むと決めたんだったよね。
フルートに散財するより、合わせる技術が先でしょう、おいらの場合は。
午前中へこんでいた自分が笑っているぜ。

疲れていなければ打ち上げにも行きたかったなあ。。。

2013年4月13日土曜日

低音フルートは

今日はアンサンブルでした。
音楽の専門家がいないアンサンブルなのですが、みんなフルートが大好きで、練習後のランチでもフルート談義が続きます。
フルート愛好家が集まりワイワイやることがいつも楽しみです。

リーダーにお願いしてバスフルートを見せてもらいました。

先日楽器屋さんで試奏したバスはほんとうに鳴らなかったのですが、今日吹かせてもらったバスは、まあ鳴らす事はできそうな感じでした。

ですが、お話を伺うと、バスと普通のフルートを気軽に持ち替えることは厳しいのだそうです。

つまり、バスに慣れると、普通のフルートと吹き方が違うので、元の普通のフルートに戻した時にうまく鳴らないのだそうです。

やはりそういうことなのですね。

フルートオーケストラでバスを担当するくらいの位置づけならともかく、気軽に持ち替えするのはリスキーだなと思いました。

どんな筒でも鳴らせるくらいの気概があればいいのかもしれません。

野菜や、道ばたの鉄さくを見事に鳴らす人がいることも事実です。

ですが、普通のフルートでもある日突然、フルートが壊れたかと思う程鳴らなくなる悩みを解決できていないおいらは、とてもそんな器用なことはできそうにありません。

低音フルートの購入にワクワクしておりましたが、ここは冷静に考えた方がよさそうです。

6月の演奏会で演奏するヘンデルのソナタに加え、バッハのG線上のアリアを合わせてみました。

かなり遅いテンポなのですが、きちんと数えながら吹いているつもりでも終わりが揃いません。

うーん、簡単そうに見えても数えられない私だ。

明日は別のアンサンブルと、上坂さんのイベントです。

ちと睡眠不足が続きますが、音楽を栄養にして乗り切りたいです。

2013年4月12日金曜日

Aisレバー

アイスレバーというとなんだか冷凍レバ刺しみたいで食欲をそそります。

国内でレバ刺しが食べられないので、韓国まで食べに行きたいです。
塩と胡麻油で食べるレバ刺しの美味い事と言ったら、、、あーハラヘリヘリハラ。

フルートのAisレバーはAisを出す時に使うこともあるレバーで、そう呼ばれているのだと思います。

フレーズの前後によって、ブリッチャルディキーでは演奏不可能な場合に使うのですが、Fキーでも代用できます。
ほんの僅かですが、音色が変わりますので、私は以前からAisレバーが好きでAisレバーを多様する傾向があります。
楽器によってはAisレバーが最初から付いていない物もあるそうです。

Aisをどの運指で出すか、人によってとても拘るようです。
ブリッチャルディキーの使用を禁止する先生もいるとかいないとか、、、。
私の先生は「どっちでもいいんです、きちんと演奏できれば」と言います。
よかった、妙に強いコダワリがなくて。

私も運指に強いコダワリはないのですが、何故か子供のごとくAisが好きなので、すぐ次の音を考えるとFを使った方が明らかにスムーズなところもAisを使う傾向があります。
自宅ではうまく吹けるのに、レッスンでは苦戦している、Gariboldi Op. 132 #6です。
このH-Ais-Hの三連から次のDisをはっきり響かせるためにはFキーを使った方がいいはずなのですが、Fを使うんだという注意に脳が行き過ぎてしまい、却って指がもつれてしまいます。
子供だったらこういうときは柔軟に対応できるんだろうなあ。
楽譜に「2」と書いたのは、人差し指を使うことを忘れないようにするためです。
F」と書いてもいいと思います。


全身を耳にするつもりで、タファネル・ゴーベールEJ4でスケールの練習をしていると、キーからカチカチ音がすることに気がつきました。
AisまたはFキーを戻す時にカチカチ言います。
他のキーは問題ありません。
練習のしすぎ?そんなことはないよね。
EJ4はメトロノーム60で一カウントに4音で、あまりつっかえなくなりました。
亀の歩みですが、いたずらに速くすることなく、音楽的に演奏することを心がけていきたい。

パッドがネチネチ言うのもいやですが、キーがカチカチ言うのも気になります。

明後日上坂さんのイベントでムラマツに行くので、ついでに診てもらうつもりです。

なんと私の所属するアンサンブルメンバーから4名参加です。

楽しみ♪

2013年4月9日火曜日

無垢に帰るためには知恵の実を食べなければならない

その昔、そう、ちょうどフルートを始めた頃だから35年ほど前になるでしょうか。
フルートを買うのだったら絶対にムラマツにしなさいと命令した近所のフルート吹きのお姉さんから、私はアッシジの聖フランチェスカに似ていると言われた事がありました。

世間に擦れていない人と評されたと捉え、嬉しかったものです。


ハンスペーターシュミッツ「演奏の原理」によれば、無垢に帰るためには知恵の実を食べなければならないのだそうです。

幼児が描いた落書きのような絵は無垢な心情が描かれていたりしますが、少し大きくなると、うまく描こうという意志が見えて来たりします。

特にアダルトビギナーのフルート吹きに無垢な表現は大変困難ですが、自然な演奏をするためにはどうしたらいいのか考え、知恵をつける必要があると言うことでしょうか。

Jen Cluffのブログに高校生から練習方法相談のメールが来たことが紹介されていました。
その高校生は、毎日3時間半から4時間半、3オクターブの跳躍と、12種類のアーティキュレーションによるスケール、シャミナーデのコンセルティーノやコンペのためのシランクスを吹いているそうです。

Jenのアドバイスは(長いのですが、)一言で言えば書を捨て町に出よ、ということです。
散歩して奇麗な空気を吸って、楽しい音楽を聴いたり、他の芸術を楽しんだり、そして人生を謳歌せよ、音楽を通して言いたい事があるでしょう。

この高校生ほどではありませんが、型にはまった練習とミスを繰り返していたかもしれません。

知恵の実を食べながら、自然を感じ、言いたい事をはっきり表現できる、そういう演奏をするための技術を修得するよう心がけなくてはいけないと思う今日このごろなのだ。

2013年4月7日日曜日

今更ながら発音に悩む

春の嵐と言うほどのものは来ませんでした。

マスコミが大げさに言っていたのかどうかわかりませんが、ピッツァはキャンセルしなくてもよかったわけです。

ですが、昨日のお昼時点で入手した情報から中止を判断したことはしかたのないことです。


内吹きの修正を心がけるものの、発音が初心者状態になってしまいました。

Garage Bandで過去の録音を懐かしく聴いてみました。

昨年の秋頃でしょうか。ケーラーの#21を一人デュエットしたものです。

(写真は全く別のコンサートのものを流用しています。)

1st.も2nd.も自分で吹いています。

指がところどころ怪しい感じですが、音色はまあまあかなあと思います。

内吹きの修正で悲惨な今日此の頃ですけど。



映画「フライト」観る。
航空機事故を題材とした、アクション映画かと思いましたが、全く違いました。
ドラッグやアルコール中毒がテーマのような、、、。

そして最近観た、フェイトレスやニーチェの馬や白いリボンや裸の島程の奥の深さを感じられません。

2013年4月6日土曜日

春の嵐が来る、、、かもしれない。

なかなか週末に予約できないピッツァの隠れた名店を予約していたのですが、嵐が来るようなので泣く泣くキャンセル。

以前、近所の美容室のオープニングセレモニーに嵐が来るってんで人だかりができていました。

なんのこっちゃ?と思っていたら、嵐というタレントが来るのだそうです。

まぎわらしい。


ヘンデルの二本のフルートのためのソナタの第一楽章の合わせが難しいところ。
このパターンがもう二小節続くのですが、ブレスを取ると次の頭が揃わない。

四小節ノンブレスで吹ければなんとか合うのですが、ちょと息が厳しい。
そもそもブレスしたら合わなくなるってことは、合わせ方をわかっていない証拠なのでしょう。

で、相方とパートチェンジすることに。

なんで、そこに気がつかなかったんだろう。
2ndをやることになりました♪

こんな簡単なこともできない音痴な自分を克服するチャンス到来と思っていましたが、あっさりパートチェンジ。
へっぽこの音痴克服はしばしお預けです。

で、どうしてもピッツァが食べたいので、スーパーで売っているマルゲリータを買ってきました。

外は嵐の中、インスタントマルゲリータをダッチオーブンで焼いて食べる予定なのだ。
家があるってことは素晴らしい。

2013年4月5日金曜日

Matthias Ziegler

昨年の夏頃だったでしょうか。
GalwayのFlute Chatでモイーズのソノリテの解釈について熱い議論が盛り上がっていました。

するとMatthias Zieglerというチューリッヒの音楽大学の教授は「モイーズは過去の人」と切って捨て、新しい奏法の可能性を主張していたように記憶しています。

彼の現代奏法を見ると、なるほどこれだけできれば説得力あるわなあと感心してしまいます。

フルートという楽器をこれほど器用で自由に操ることができたら本当に素晴らしいことでしょう。

それに較べておいらときたら、

内吹きを修正したら、もうほとんど音を出すことに苦労してしまい、やたらと汚い音ばかりです。

つい、元に戻してしまいそうなところをなんとかこらえて、今日はT.G. EJ4をメトロノームを60にセットして1カウントに4音でやってみました。
何カ所かつっかえますが、いい練習になりそうです。
無理せず、60でできるようになったら次は暗譜したいです。無理かな。。。

ヘンデルのソナタのAllegroをがんばって練習したら右小指の骨にヒビでも入ったのか痛くなってしまった。

週末の天候は荒れ模様になりそうです。
汚い音を思い切り周囲にまき散らしてもうるさがられないよいチャンスです。
内吹きの修正に邁進するぜ!

2013年4月4日木曜日

アルテスのスケールは自由に、T.G. EJ4にはメトロノームを

レッスンでした。

アルトかバスを買ってみようかと相談してみました。

10人のアンサンブルに一本だけアルトがいても、あまりその存在感は出せないだろう、バスの方が面白いとのこと。

バスを個人で所有すればいろんなアンサンブルで歓迎されるそうです。

ただし、吹き方がコンサートフルートと違うので、吹き方の違う楽器と両刀使いができるかどうか、試奏してみて、それができそうだと判断できればいいと思うとのことでした。

先日、新宿の楽器店で試奏したGuoのバスは全く鳴らす事ができませんでした。
これじゃあ、買っても幸せな気持ちになれないだろうなあ。

リーズナブルな価格のバス(パールしかありませんが)を試してみて判断することにしよう。

選択肢からアルトは消えました。


Gariboldi Op.132 #6,7をかなり練習して臨みました。

#6も7も一発合格は当然で、もしかしたら#8もいけるかもしれない。

と思っていたのに、音を間違える事夥しく、やり直してもやり直してもうまくいきませんでした。

うまくできると意気込んだことが却って力が入ってしまったのではないかとフォローいただきましたが、落ち込みます。。。

さらに内吹きな傾向を治されてしまい、音が出ない、汚い、カッコ悪い。
シドレミとスラーで上がってタンギングで高音Fisを出すところが、めっちゃうまくいきません。
歌口の三分の二は開けて、高音域は息の方向を内側にするようにしなくてはいけません。

えーん、音がでないよ〜。

ボロボロのGariboldiはひとつも合格をもらえず、ヘンデルのソナタHWV375のAllegroは期待以上に演奏できました。

不思議なもんです。


アルテス二巻、巻頭のスケール練習はメトロノームを使わなくていいそうです。
指を速く回すことより、ひとつひとつの音がきちんと奇麗に鳴っている事。
スケールと言えども音楽的に吹ける事が重要なのだそうです。

T.G. EJ4はむしろメトロノームを使いなさいとのことです。
もちろん、速くできないところは、できるテンポで、そしてできるテンポがだんだん速くなることが望ましいのですが、速くやるとできているつもりでも、遅くなるとできないことがあるそうです。
実は速くてもきちんとできていないのだそうですが、速いとそれに気がつかないのだそうです。
転んでいるところに気がつくように、よく自分の音を聴く事。
そして転んでいるところを切り出して、いろんなアーティキュレーションで繰り返し練習すること。

そうやって地道に練習すればきっとうまくなるよね。

がんばろうなのだ。

2013年4月2日火曜日

J.C.Schultze-attributed to Handel Sonata No.1 in E for two flutes

6月にステージで演奏するJ.C.Schultze-attributed to Handel  Sonata No.1 in E for two flutesの合わせ練習でした。

いやー、人と合わせる練習は楽しい。

けど、やたら音を間違えるし、合わせにくい部分は相変わらずで、あまり進歩を感じられないことが残念。

全部で四楽章もある。

長い。

YouTubeの模範演奏を聞くと8分程で終わっています。

そんなに速く演奏できないわな。。。

2ndを担当する相方から練習用に1stだけ録音してカラオケを作ってほしいと依頼が。

きちんと演奏しきる自信が無いのでMuseScoreというソフトに音符を打ち込んで、マックにカラオケを演奏させて相方に送りました。

なんと横着な。。。

吉田雅夫さんの「フルート教則本」には「ヘンデルの二本のフルートのためのソナタ」として楽譜が掲載されているのですが、IMSLPやflutetunesを検索しても、そういう曲は見当たりません。

ネットで探しまくってみたら、Ann McCutchan(Annはたぶんアイルランド人で、Cutchanの子孫ということでしょう)の著書「Marcel Moyse Voice of the Flute」に行き当たりました。
この曲はJ.C.Schultze-attributed to Handelとなっています。

ヘンデルによって書かれたと考えられているが、真実は3,4楽章はJ.C. Schultzeが書いたそうで、オリジナルのHMVレーベルにはフランス語で単純に「二本のフルートのためのソナタ/ヘンデル」とだけ書かれているそうですが、信頼できる本当の作曲者は不明なのだそうです。

ヘンデルによって作られたとされているJ.C. Schultzeの作品、とでも言う事なのだろうか。

どうでもいいけど、、、。

2013年4月1日月曜日

フルート パッドのネチネチ音

原因不明ですが、時々パッドを開閉すると同時にネチネチと音がすることがあります。

Cisキーがそんな状態になってしまった。

結構気になるので放置しがたいです。

ギャラックスクリーンペーパーという管楽器のパッドのおつゆを取る紙に、希薄アルコールを噴霧してキーとトーンホールの間に挟んだまま、ゆっくり引き抜くとたいていは納まります。


女性が使う油取り紙でもいいかもしれません。