2012年4月1日日曜日

フルートを通して吹いている空間の空気を振動させる

このところ練習を簡略化しているソノリテ音色の同質性を今日は特に注意深く練習してみました。
やることは決まっているのでテキストは見ません。
まず部屋を見渡します。
窓があってレースのカーテンが下がっています。
天井のクロスが一部剥がれかかっています。
一昨年エクステリアを塗り替えました。そろそろインテリアのリフォームかな。
東京に大きな地震が来る確率が高いと言われているのに住まいにコストをかけるのはどうなんでしょう。
私の呼気で満たされた部屋。
この部屋の空気を全身を使って振動させることを目標にします。
目を閉じて耳を澄まして自分の音をよーく聴きます。
「裏声」と「地声」はピンときませんが、少ない息でも、良く響く感じのポイントがあります。
そのポイントだと中音Hで楽に音を伸ばせます。
フォルテでなければ24秒はコンスタントに出せます。
がんばって30秒。
ロングトーンの意味はこういうところにあったのかも知れません。
長いフレーズを一息で吹ききるための練習ではなく、少ない息で奇麗な音を出す工夫によって音色が開発されるのかも知れません。


昨日のアンサンブルの録音を聴いてみました。
音合わせで音程がピタッと合って三つのフルートが一つに聴こえているのは嬉しいです。
まぐれでなく、音程を合わせる技術が向上したのだったらいいのですが。
低音のタンギングは大きな課題です。
お腹も使って切ったほうが、舌先だけのタンギングよりうまくいきます。


東電の営業部長がテレビに生出演していました。
燃料コスト上昇が値上げの理由との説明をしていましたが、長野キャスターの為替レートの質問に営業部長が107円でアサンプションしていると回答。
岸元経産省が細かく計算すべきと指摘するが、為替レートは日々変わるので、差益分は別勘定にしていると弁明。
現在の為替相場より30%以上高く計算しているではないか。
おい、そこ突っ込むところちゃうんか!











2 件のコメント:

  1. 「フォルテでなければ24秒はコンスタントに出せます。
    がんばって30秒。
    ロングトーンの意味はこういうところにあったのかも知れません。
    長いフレーズを一息で吹ききるための練習ではなく、少ない息で奇麗な音を出す工夫によって音色が開発されるのかも知れません。」

    うんうん。私も中高生時代、時計を睨みながらよくやっていました。
    どんなしょぼい音でもkまわないので、どこまで時間を延ばせるか?にチャレンジするのはいいと思います。

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    1. Sonoreさん、
      単音を伸ばすことができても、演奏の中でなかなか十分にブレスを取れず、浅いブレスで刻んでしまいがちです。
      ブレスはフレージングにも大きく関わるので大事ですね。
      単に長く単音を伸ばせればいいというものではないなあとこのごろつくづく思います。

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