2012年4月3日火曜日

フルートを吹いていて痛くなる場所の変化

かつてフルートを長く吹いていると、決まって痛くなる場所がありました。
高音域のスケールとアルペジオを練習していると、左前腕の筋肉が痛くなります。
特に苦手な調はてきめんです。そしてやがて首の左側から肩にかけて凝ってきます。


それがこのごろ変化してきました。
高音域の練習はその成果があってか、指の連続性が低音域、中音域に比べ感じにくいにもかかわらずだいぶ自然に動くようになりました。
その昔、練習したことを体が覚えていたようです。
もちろん速く正確に動かすという課題は残りますが、左前腕が痛くなる事はなくなりました。


そして以前はなかった右親指の先(フルートを前に押そうとしているところ)や右小指が痛くなるようになりました。
As Durのスケールの最低音を速く演奏することは、どうしてもできません。
また最低音Cの指でハーモニクスをしばらく練習したりするせいかもしれません。


長く吹いていると、首や肩が凝る傾向は未だに残っています。


チョヌン「脱力、脱力」と念仏のように唱えながら練習するミダ。


ケーラーの易しくない「易しいデュエット」の楽譜をを最後まで眺めてみました。
いつのまにかこの程度の楽譜なら読めるようになっていました。
かつて音楽は「1」だったのに大きな進歩です。


庭の姫リンゴの木に芽が出てきました。
春は生命の息吹を感じて元気が出るはずなのに、花粉症も手伝ってパワーが出ません。
国立環境研究所が行った動物実験でディーゼル車排ガスとの因果関係は明らかです。
人は便利を追い求め、引き換えに本来の自然を感じることができなくなっています。
やがて自然に帰るにもかかわらず。


春の嵐が吹き荒れています。
二階にいると家が揺れます。
小学生の頃は、嵐が来ると不安な気持ちがかえってクラスを連帯させ、みんなでワクワクしたものです。
社会の不安が民衆を連帯させ、ディクテーターシップに踊り、戦争に走らない事を願いたいです。

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