その昔、小学館の本では、中学に入ったら、英語の授業をテープレコーダーで録音することを推奨していました。
中学校に入ってすぐに、英語の勉強をするから必要だと言って、親にソニーのテープレコーダーを買ってもらいましたが、学校で先生に録音したいと言ったら、後で聴くからいいだろうと考えてしまい、授業に集中しなくなるからだめですと言われてしまいました。
なるほど、そういう懸念もあるわな。
けど、教師にしてみれば、へっぽこな発音を記録に残されるのがいやだったというのが本音だったのでしょうね。
それにしても断りの大義名分がすぐに出てくるって案外頭いいじゃん、と後になって気がつきました。
フルートのレッスンを録音して、レビューするってものすごくいいと思います。
ソニーのテープレコーダーなんかなくても、iPhoneで簡単に高音質で録音できるんです。(モノラルですけど)
クライスのレッスンと、いつもの先生のレッスンを立て続けに記録し、電車で、また自宅で何度も聴いてみました。
脳の記憶にだけたよるレッスンのレビューより、格段にいいと思います。
ただし、件の中学校の英語教師の懸念もいくらかありえますので、録音できない緊張感で集中を強化することも場合によっては必要でしょうね。
スティーブジョブスは、彼の話をメモする部下に、たいへん怒りました。
「こんくらい、おまえら頭に入らんのか?緊張感が足りないんちゃうかあ?」(何故か関西弁)
ということでしょうか。
一度受けたレッスンを、「すみません、前回のところ、もういっぺん教えてください」って言ったらアフォですよね。教えてくださいってお願いするならまだしも、教えてもらったにもかかわらず、忘れてしまって、できていないってのも先生にしてみたらショックというか、この生徒、アフォだわってなりますわな。
緊張の糸が切れてパニック起こすより、録音してゆるゆるやりましょ。
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