今年の7月から第九の練習を始め、週2の練習で半年が経過し、とうとう昨日無事に本番を終える事ができました。
プログラムは世界各国の音楽を紹介し、最終章に第九の四楽章を演奏するというものです。
アルペンホルンあり、バグパイプあり、ガムランあり、フラメンコあり、カンツォーネあり、オペレッタあり、。
そう、そのオペレッタにも参加したのです。
1、史上最大の作戦
2、それが恋
3、老いらくの恋
4、女とだけは喧嘩しないこと
5、メリーウィドゥより女女女のマーチ
12月は器楽アンサンブルのコンサートで17曲演奏するし、フルートアンサンブルの本番演奏も二本あるし、とてもオペレッタへの参加は無理だと思い、お断りしたのですが、口パクでもいいから参加してくれと言うのです。
そこまで言うなら口パクで振りだけやればいっかと気軽にやることになったのです。
ところが口パクするにしても歌詞を覚えないと、口パクそのものも怪しい雰囲気になってしまいます。
そして歌詞を覚えれば歌うことはできます。
なんだ、結局口車に乗ってオペレッタにもひきこまれてしまったわけです。
しかしオペレッタもなかなか楽しい。
「♪けっこんしたーらー、やっとわかーるー、ほかのおーんながよーかーったとー♪」
振り付けやダンスしながら誰にでも覚えのある人生の機微を語るので観客の受けもいいのです。
ですが、これ、みるとやるでは大違い。
本番二日前で歌詞を全て覚えていないことに焦る。
必死の一夜漬けを二晩試みてみたが、本番寸前になると思い出せない。
しかも歌詞に夢中になると振り付けを忘れる。
少しばかり激しいダンスの後は息が切れて歌えない。
もう、しゃーない、勢いで乗り切るっきゃない。
歌詞を体で覚えられなかったので、フレーズの始めが口パクならぬ口モゴになること夥しかったのですが、なんとかやりきった自分に乾杯!
あれ? プロンプターさんはいなかったのな? 普通、オペラとかオペレッタ、ミュージカルの場合は、プロンプターさんがちゃんといて、舞台で歌っている歌手に歌詞を教えてくれるものですよ。だって、でないと、あんな長いもの、覚えきれないって(笑)。
返信削除プロンプターさんが雇えないような小さな演奏会の時は、指揮者が小さく歌って、教えてくれるものなんだけれど…だから、
>フレーズの始めが口パクならぬ口モゴになること夥しかったのです
って事には、まずならないのだけれど、さてはfunkyhassyさん、プロンプターさんの存在を知らなかったとか?
すとんさん
返信削除おはようございます。
プロンプター? いやーご指摘のとおりそんな便利な役割の方がいたりすることは全く知りませんでした。
知っていれば、オペレッタに誘われた時に、「本番まであまり時間がありませんけどプロンプターさんはいるんですよね?」くらい言えましたね。
そう言ったとしても、プロンプターさんを雇っただろうかと言うと疑問ですけど、、、。
なにせ「オペレッタ」という単語自体、聴いた事はあるけど「何それ?」状態でしたから、今回いろいろと強引に勉強させられました。
それにしても歌いながら踊るって難しいです。
改めてジャニーズを尊敬しちゃいました。