で、今日は後退してはいけないとばかりに基礎練習を中心にみっちりとやってみました。
だんだんフルートを吹く時間が取りにくくなっています。
技術が後退しだしたらきっと嫌になるだろうなという焦りを感じますが、今のところあまり前進もなければ後退もありません。
そもそも前進をすぐに感じられるものでもないのであせらず細く長く続けることが重要なのだと思いますが、それでもやはり練習時間が十分とれないと不安になります。
朝、山から戻ると、郵便ポストに不在配達票が。
今月月初に自分たちが演奏した器楽アンサンブルのコンサートの様子を収録したブルーレイが送られて来たのです。
自分が出演したコンサートを観る、または聴くのは大変楽しみではありますが、同時に不安でもあります。
既に、膝上のICレコーダーで収録してくださった方の録音を聴いているので、あらましは掴んでいるものの、姿が映し出されるとなるとまた格別です。
このごろは、iPhoneでもハイビジョンで気軽に撮影できるので、自分の姿をビデオで観る事はさほど珍しく貴重な体験ではありません。
かなり以前はテレビに自分が映るなんてことになるってーと、そりゃもう大はしゃぎで友人に事前通告してビデオをセットし緊張の面持ちでデレビを眺めたりしたもんです。
「えっへん、俺テレビに出たんだぜ!」なんて自慢したりしてね。
さて、やはり自分たちの演奏を観るということはリラックスできません。
そこ違うだろ!あああ、へっぽこだなあ。
そういう場面では体が捩れる想いです。
そしてひとつ重要なことに気がつきました。
アンサンブルメンバーにフルートは私の他にもう一人大変利発な女性がいるのですが、その方と吹いている様子がまるで違うのです。
そう、姿勢が違うんです。
彼女はかつて最大手航空会社でトレーニングをつんだせいか、姿勢、発声、滑舌がすこぶるいいのです。
で、フルートを構えるその姿が実に美しい。
自然にすっと構えているんです。
それにひきかえ私はかなり以前のGalwayもそうでしたが、首をかなり倒してフルートを斜めにして構えています。
これじゃあ、自然にお腹の空気をまっすぐに体の中心からアンブシャへ向けて噴射できないよねって感じです。
だいたい喉を詰まらせては居ないだろうか。
たまに練習で鏡に映る自分の姿に惚れ惚れと見いったりしますが、実際に演奏している様子を録画して検証すると全く想いも依らない姿である場合があるようです。
もう少し首を縦にして構えるようにしたいと強く思いました。
獣の鳴き声に囲まれながら |
満月を横切るジェットストリーム |
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