練習開始から10分間、菜々子(ムラM70のこと)は快調です。
ところが、
愛しい菜々子が突然鳴らなくなりました。
Gから下の低音が全くでません。
こんな場合、たいてい楽器のせいじゃありません。
OHから帰宅して快調だったし。
吹き方に問題があるに決まっています。
Hから下にかけてもしょぼかったり、出たりでなかったり。
こういう時こそ、原因を突き止めて、不調から脱出する絶好の機会とばかり、息の強さや角度、クチビルの当て方などをあれこれ変えてみました。
知らず知らずどこかに力が入っているのではないか。
あれこれ格闘すること一時間。
全く改善しません。
もうフルートが嫌になったというか自分が嫌になってきました。
日によってコンディションが変わることはいやというほど経験していますが、こんだけ練習していて、これほど音が出ないっておそらく初めてではないでしょうか。
あれこれやっても、ここまで鳴らないってどうゆーことよ!
、、、、、そう言えば?!
笛の修理屋さんが、OH後ひと月ほどしたら楽器を持ってくるように言っていました。
菜々子は結構合わせづらかったそうです。暫く慣らしてから再調整するようです。
楽器かもしれない。
耳を澄まして中音Cisから注意深くクロマチックでゆっくり降りてくると、早々とHからひっかかります。
そこでAD登場。
なんだ、よく鳴るじゃないか。
自分のせいじゃなかったんだ。
もっと早くADに持ち替えて実験すればよかった。
そういう考えも勿論あったのですが、原因は自分と決め込み、あれこれもがいていました。
うーーー、本当にストレスフルな一時間でした。
気持ちを持ち直して、今日もタファゴベEJ1をスラーとタンギング。
EJ11はスラーのみ。EJ11ってなぜかスラーが好き。
好き嫌いで練習しちゃいけないでしょう。
でもまあ、それだけやっても結構時間かかるのでよしとしましょう。
ケーラー#16はだいぶ格好がついてきました。
初めて楽譜を見たときは、とても困難に思えた曲がなんとかなってくるってとても嬉しく幸せな気分です。
最初の一時間のもがきがなければ、いい一日だったのにな。
0 件のコメント:
コメントを投稿