2012年5月31日木曜日

クチビルがフルートの形に

Des Dur, B Mollを大甘で修了し、Fis Durを12のアーティキュレーションで。


メトロノームを60にセットし、ゆっくり丁寧に一カウント四音(♩♩♬♬♪♪と♪♪♬♬♩♩は100)でやるが時間がかかる〜。
84くらいでやると早いのだが、#が6個もあるとムリ。


ふと鏡を見ると、なんとクチビルにフルートの歌口の跡が、、、。
こんなの初めて見ました。
この跡の位置がよい音色のヒントになるといいです。

改めて新村理々愛さんの尾高尚忠のコンチェルトの録画を観たところ、新村さんは演奏中にフルートが横に揺れるのですね。
クチビルとフルートは密着しているのですが、密着したまま、フルートが横揺れしています。
アパチャはそんなに小さくありません。
どういう時にどう揺れるのか、よくわかりませんが、pで音程をキープする時にフルートとアパチャが右に揺れるように思える場面がありましたが、規則性を把握することはできませんでした。

以前、やけにいい音が出る時(たまーにあるんです、そうゆーときが)嬉しくていつまでも吹いていたところ、アパチャの位置がクチビル中央から右にずれていることに気がつきました。
なんだかモイーズみたいで(モイーズは左ですが)かっこいいなあと思いましたが、別に意図したわけではありませんでした。
いつになく調子が良く、長時間吹いていたら自然とずれたのでした。
最近のアパチャは中央なのですが、意図的にずらしたらいい音が出るのではないかと試行錯誤しましたが、うまくいきません。
自然に任せるのがいいようです。

2012年5月30日水曜日

モイーズとの対話 作曲家と演奏家と聴衆

作曲家と演奏家と聴衆


の関係は、


キリストと神父と信者


だそうです。


おもしろいメタファーです。


キリストも偉大な作曲家も神の声を直接聴く事のできた人間であると。
牧師はキリストがいなければ神の声がわからないし、信者は牧師がいなければキリストの声がわからないと。


無神論者に音楽はできないとも言っています。
ただし、ここで言う神とは宗教に関係ない絶対的な神だとのこと。
それならキリスト者でない私にもわかります。


へっぽこでもいいから音楽の牧師になれたらいいです。




今日の練習

タファゴベEJ11の挫けやすいところにマークをつけてあります。
そのマークしたパターンを中心に何度も練習してみました。
反復練習していると、そのうちに楽譜を見ずに音を覚え、指が勝手に動くようになります。
嬉しい瞬間です。
ですが、高音Dis-H-Disをスラーでどうやって演奏するのでしょうか。
ゆっくりならなんとかなりますが、曲の中にこれが出て来たら困るだろうなあ。
そんとき、考えましょう。
きっと、替え指があるさ。




今日はレッスンでした。
もちろん自転車で行きました。
早く着いたので、庭園を散歩。
庭園をゆっくり歩くと、自分の位置を起点に、近くの樹木とその背景が遠近法的に変化して行く様子が面白い。
その昔聴いた、小沢征爾の武満徹カトレーン初演を思い起こします。
心の中に見つけた小さな優雅
やっと開放されたと思った、「歌の翼に」を7月の演奏会でまたやることになりました
リベンジしたいとは思っていましたが、そんなにすぐとは、、、。
いやまてよ。これも何かの縁でしょう。やってやろうじゃないの。
また、食欲不振になるのかなあ。。。
そうならないようにすることを今回の目標にするのだ。
間違わずに演奏することはできるようになったので、次は表現を勉強することに。
それにしても、よく練習したもんだ。
本番直前までアルペジオでよく転んでいたのに、なんとか転ばないようになったし。
3拍以上伸ばすところはダイナミックをつけること。自分ではつけているつもりでも聴いている人が感じないと意味がない。
ちょと、いやらしいくらいやってみようかな。
次回のレッスンが楽しみだ。


ケーラー#16は撃沈。
休符の時に相手の音をよく聴いて、次の頭をしっかり合わせる事。
a tempo の前はややrit.
16部音符の羅列をやっとこさこなしたかと思いきや、デュエットって難しい〜!
プロとのデュエットって、そうそうできないわけで、その貴重なチャンスを楽しむ余裕が無い。。。


#17は3拍子の特徴をまるでわかっていない。
メトロノームと合わせたからいいやと思っていましたが、3拍子の拍子感というものがまるでわかっていませんでした。
これって基本中の基本だよね。33年前に教わっていたかもしれませんが、まるで覚えていません。
それでも音楽「1」からここまで来たのだ。進歩、進歩。


エチュードの他に何か曲をやりましょうということに。
何をやりたいか次回に申告することになりました。


やりたい曲は山ほどあれど、、、
バッハの無伴奏パルティータ
トゥールーのグランドソロ
モーツアルトのコンチェルト
ドビュッシーのシランクス
シャミナーデのコンチェルティーノ
できないのばっか。。。


昨日食べるはずだったしゃぶしゃぶ。レッスン前日にニンニク使うのはまずいので一日スキップして今日戴きました。
イトーヨーカドーの宅配なのですが、何故か春菊がないんだよね。
昨日はものすごく食べたかったのに、今日はやっと食べました。




あれれ、またかいな?

2012年5月29日火曜日

モイーズとの対話 音楽録音の編集

本番も無事に終わり、棚上げにしていた「モイーズとの対話」を再開。


モイーズの時代には録音は一発勝負だったそうです。


そして彼は、現代のように(1980年当時も含め)録音を部分的に編集することは作曲家を冒涜していると言っています。
そのような録音を聴く気も起こらないと。


暫く前に某有名ポップスシンガーがMacintoshでアルバム編集している場面に立ち会いました。
彼はスタジオで自分の歌を聴いては、気に入らない部分をやり直し編集しています。


当然ですが、我々がCDを聴く時には、そのようなやり直しのプロセスを感じる事は全くありません。


なんだか詐欺に会っているような気がして、件のミュージシャンにそのことを言ってみたのですが、「いやー、いいもん作るには当然っすよー。」とのことでした。


モイーズさん、我が意を得たり!と言うのは烏滸がましいか、、、。




今日はたっぷりソノリテ、スケールアルペジオ60min.、タファゴベEJ11 30min.と明日のレッスンの準備のエチュード60min.を練習。
自分のパートはどうにか演奏できるようになりましたが、合わせるとなるとダメだし出るだろうなあ。。。


ところで、フルートのレッスンで先生とデュエットするって貴重な時間ですね。
プロが合わせてくれる機会なんて、一般ピーポーにはそうあるものではありません。
それが楽しみでレッスンに通う人もいます。
ですが、楽しむ以前に自分の演奏でイッパイだと言うのはもったいない。
楽しむためには、余裕がないとね。


いつも楽しめない自分はもったいない。。。

2012年5月28日月曜日

フルートは基礎練習

イベントが終了し、いつもの基礎練習に戻りました。


楽だ〜!


ソノリテは五音連続まで。
しばらくぶりのスケール練習はDes Dur。
M72一カウントに四音で八つのアーティキュレーション。


ケーラーのエチュードは暫くやらなかったら鈍ってしまった。
それにしても苦手な運指を克服するのに時間がかかる私だ。


明後日のレッスンにそなえて仕上げないとね。


魚屋で「おじさん」と言う魚を発見。
あさりとたっぷりのシャルドネでアクアパッツァにしてみました。
ケイパとアンチョビの塩分が予定以上に出てしまいしょっぱあ〜。
で、少量のパスタを加えてみました。
魚屋のレジで間違って一円多く支払おうとしていました。
レジの女性が間違いに気づき、私に一円を返してくれました。


次の言葉を添えて、


「一円、大丈夫です。」


ふうーーーー。






各種税金の支払いを済ませました。
ほとんどPayEasyでできるので自宅にいながらマックで処理するだけですが、何故か神奈川県の自動車税だけできません。
その一件のために郵便局に行ったら、月末とあってか待たされる事山のごとし。
郵便局でも「こちらにお名前、大丈夫ですか?」です。
何故「こちらにお名前を記入してください。」
ではなく、大丈夫ですか?なのでしょう。


違和感、違和感、違和感、

2012年5月27日日曜日

本番を終えて

打ち上げは期待に反し、やけ酒になりました。


それにしても大変な緊張です。


会場準備の段階で会場の雰囲気に慣れ、これならなんとかなるかなと高をくくっておりましたが、初めてのソロの緊張は大変なものです。


演奏についてはコメントしたくありません。(がはは)


ソロが終了すると疲労で暫くの間、具合が悪くなりました。


もう二度といやだ。


という想いと、


こんなはずではない。次回はきっとリベンジするぞ。


という想いが同居し、後者が優勢なのは元気な証拠か。


アンサンブル仲間と緊張感を共有し、励まし合いながらみんなで成し遂げる喜びはよかったです。
2名の方の、オカリナの演奏が心に滲みました。
オカリナやってみようかな。
いやいや、構造がシンプルなだけに上手に演奏するのはフルートより難しいかもしれません。


それにしても、音楽を、フルートを練習し、人前で演奏する私は何時から何故そうするようになったのでしょう?


人生に意味を見いだせないのと同様、フルートを吹く事の意味もなんだかわかりません。


わかりませんが、そうしたいという想いがあるからそれでいいのだ。




それにしても飲んだなあ。
覚悟していた二日酔いがありません。


よかった!

2012年5月26日土曜日

人生初のフルートソロは切腹に臨むサムライの覚悟で

けっこう練習しました。
このひと月ほどはソノリテ、スケール、アルペジオはそこそこに、そして2週間前からはエチュードもパスして本番練習でした。


ソロが最も緊張しますが、全員合奏やトリオ、またもう一組のトリオのバックアップパートも重要です。
トリオのバックアップはいざとなったら先生にやってもらえばいっかと軽く考えていましたが、既に私的事情でメンバーが一人欠落しており、先生はそのバックアップに入っています。


やば、頼めないじゃん。


また右小指が痛みます。力が入っているんだろうなあ。


問題は緊張マネジメント。


食欲が今ひとつなのですが、それでも金目アラとダイコンの煮付けを作ってみました。
本番前くらいはビール飲むのやめようかなと思っていましたが、缶ビール一本だけ飲んじゃいました。


ビールが美味くない。。。




私の勝手な歌の翼の解釈は、オルフェウスが無事にエウリディーチェを取り返し、雲の上で翼を羽ばたかせながら囁き合うというものです。
その思いを精一杯表現できれば、少々指が転ぼうが音がひっくり返ろうが、音程をはずそうが、リズムがずれようが、ピアノと合わなかろうがいいのです。
おいおい、それってずいぶんひどい演奏じゃないかい?


さて、今日の晩飯は美味くなるでしょうか?

2012年5月25日金曜日

Marcel Moyse



「モイーズとの対話」高橋利夫著 購入


モイーズの演奏に感動し19歳からフルートを独学で勉強し、1年でハンガリー田園幻想曲やモーツアルトのコンチェルトを演奏し、ついにはUSでモイーズのレッスンを受け、モイーズから最も信頼される日本人となった著者による、モイーズの生い立ちや演奏技術の具体的解説本です。




JICCOさんの風の谷のフルートでスピッティングというタンギング手法について知り、調べてみたところ、この本に詳しく解説されているようなのでアマゾンでポチっとしたわけです。


ちびっとだけ、スピッティングでスケール練習をしてみました。
研究の価値ありそうです。


ただし本番直前に、基本的な奏法に関わる新しい情報を頭に入れるのは危険な気がします。


なので、この本についての考察はしばし凍結。


1976年頃、フルートの他に大枚をはたいて買ったのが、マルセルモイーズ全集というレコードです。
確か何万円かしたように記憶しています。


既にアナログレコードプレーヤーは自宅にはありません。
かつてDJ用のSL-1200mk llを2台買ってDJの練習をしたいと思っていましたが、家族の大反対に遭って実現しませんでした。
反対を押し切って買っておけばよかったかな。


ですが、SP版は既に著作権が切れているようで、とあるサイトからかなりの演奏をDLすることができました。


やはりターンテーブルは買わなくてよかったか。DJになれそうもないし。


旧い録音はスクラッチノイズが多く、なんだかチャップリンの映画を想起させます。


モイーズの音は他の演奏家とはっきり区別できるほど、芯のある音色です。


高橋氏によればフルトーンと言うのだそうで、ロケットエンジンが固いコンクリートに向けて出力されることで推進力が増すのと同様に横隔膜がコンクリートの役割をすることで実現できるトーンなのだそうです。


意識できない横隔膜に関する記述って判りにくいことが多いのですが、これは判る気がします。
横隔膜と言うより、お腹で吹く、お腹で歌うということですね。


胃下垂の人はこれができないのだそうです。


だめじゃん!


でも、腹圧を意識すると生き生きとした音色になることは証明済みなので胃下垂ごときで凹んではいけません。




本番直前でなんだか具合が悪くなりそうです。
先生に無理をお願いして30分だけでも緊急レッスンを受けたらどうか、悩みました。


ですが、これ以上教わることがあるだろうか。
既に多くを教えてもらっているにも関わらず、十分にできないわけで、おそらくレッスンというよりはカウンセリングを望んでいるのかも知れません。
「大丈夫ですよ。ずいぶんよくなりましたから、安心して舞台に上がってくださいね。」とでも言ってもらいたい自分がいます。


甘い!


そんなことでどうする。仮にそんなこと言われてその気になるほどシンプルな構造でもありません。


そこで考案したのが、過去のレッスンの録音、録画による復習。


じっくり視聴してみました。


一度教わったことでも、忘れている事の多いことに驚きます。


レッスンの記録を撮って復習する。
これいいです。せっかく貴重なアドバイスをもらっているのに、馬耳東風、うまの耳に念仏だったら教えるほうだって疲れるでしょう。
言われていることの意味を正しく理解しているだろうか。
言われたことをやってみただろうか。
言われた方法が自分に合っているのだろうか。
他にやり方があるのではないだろうか。
自分で考え抜いて判断していかなくてはいけないでしょう。


小出氏の演奏を真似てみましたが、直前に大きな変更は危険です。
pで上昇音形は音がでなくなる危険ありです。
イメージとして意識するに停めることにします。

2012年5月24日木曜日

小出信也氏 上郷スプリングコンサート

本番3日前なのですが、コンサートに行ってきました。
自転車も考えましたが前回のトラウマがあるのでカブ号でね。

昨年鎌倉交響楽団と小出氏の演奏を鎌倉のホールで聴いた時は、パウエルの木管は、金属製とかわらない音色、音量なのだなあという印象でしたが、先日の病院の会議室でのコンサートや今回の上郷地区センターの会議室では、やはり金属製とは異なり、とても優しく柔らかい印象でした。

なんだか木管が欲しくなりました。ってその前にやることが山ほどあるわな。

普段、歌の翼は某有名プロのCDの演奏を聴いているのですが、小出氏のそれは全く異なりました。
某有名プロの演奏は、そりゃプロですから上手なのですが、冒頭より朗々と歌い上げる感じで音がでかい。

そのせいか、私もつい一本調子になりがちです。(人のせいにするなと)


小出氏の演奏は出だしからびっくりするほどのpでした。
そして美しい。
優しく柔らかい音を基本に、歌っている、まさに翼を持った天使が雲の上で囁いている感じでした。


私のイメージどおりの歌の翼でした。


まいったな。今からこんな風に演奏できるだろうか。
本番直前に聴いた演奏が肥となるよう、イメージを新たに練習あるのみなのだ。


シメはハンガリー田園幻想曲。
シメにふさわしいですね。
見事にフィニッシュしたときは思わず「ブラボー」と叫んでいました。(心の中でね)


小出氏はその昔カラスを飼っていたそうです。
名前はブラックだそうです。


偶然です。私も巣立ちをしくじったカラスを拾って来て庭に大きな小屋を作ってしばらく飼っていた事があります。
名前はクロです。
すっかり人に慣れてかわいかったです。
うるさいのと、ご近所さんが気味悪がるので、このまま飼いきれるかどうか不安になり、ある日小屋のドアを開放としました。自由に散歩に出かけて、お腹が空いたら戻ってくるといいなと思っていました。
が、帰宅することはありませんでした。
今でも家のすぐ上の電線でカラスが大きな声で鳴くのですが、そのときのクロかどうか、外見では残念ながら判別することができません。
ヘアカラーでパツキンにしとけばよかった。




本番用のパンツのウエストを5cmも出してきました。
服を弄らずにウエストを弄るべきと考えていたのですが、、、。

2012年5月23日水曜日

気持ちが焦る

本番が近づくにつれ、気持ちが焦ります。


ひたすら練習しようと、ウォームアップ、スケール、アルペジオもそこそこに本番の曲練習に入ります。


普段、間違えないところを何度も間違えます。
こりゃやばいと焦るとまた間違えるスパイラル。
さらに、高音から中音へスラーで降りると音が夥しくひっくり返ります。
音も出にくい、、、。
しばらく練習していると指が痛くなります。


練習するほど悪くなります。


緊張で脱力できていないのだと思います。


休憩を挟んでタファゴベEJ11。
これも普段間違えないところを間違えます。


技術的にはもう数日で進歩する余地はないでしょう。
問題はメンタルです。
やはり当日なにかとても嬉しい事が起きるとか、あるいは自らそういう意識を作るしかないでしょう。
誰か当日フェラーリをプレゼントしてくれないかな。


体調を整える。
楽しかったことを全て思い出す。
口角を上げてスマイルを絶やさない。
薬物に頼る(危ないやつじゃなくて、カフェインたっぷりのQPゴールドなど)。


QPゴールドは効きます。
毎晩接待が続き、もう口きくのもいやだなあというくらい疲れているのに、今日も接待かよーって時は一度に2錠飲むと、たちどころに元気になります。
ただし、体にいいはずはないので緊急避難の時に限定したほうがよさそうです。


特大の宮崎サーロインステーキ。(450g)
あまりにでかいので二つに切って焼きました。

ワインはコノスルのピノノワール。
友人が結婚式の余興で5万円のワインと1,000円以下のワインの飲み比べをして、まんまと騙されたワインです。
910円ですがウマウマです。





2012年5月22日火曜日

アンサンブルはたのし

本番が近づくにつれ、どうも体調が優れません。


そんな不調にめげず、昨日はヴァイオリン、フルート、クラリネット、ピアノによるアンサンブルに参加してきました。


もちろん、人の音をじっくり聴く余裕などないのですが、それでも合わせるポイントで他のメンバーの音を聴くように心がけ、思うようにできた時の幸せ感はいいものだなあと改めて参加してよかったと思う今日この頃なのだ。


モーツアルトのレクイエムはゆっくりなのですが、自分の演奏に夢中になっているとやや走り気味な自分がいます。
ピアノの音を聴きながら、ピアノに合わせようと努力して、ピタリ合うと実に気持ちがいいです。
他にも注意しなければいけないことはたくさんあるのだと思いますが、まずは縦線がドンピシャになる喜びっていいですね。


あこがれの弦(といってもこれを演奏する気にはなれませんが、)と一緒というのもワクワクしました。



私「ストラディバリウスって600基しか現存していないのに、世の中にはその10倍くらいのストラディバリウスが存在するんだそうですね。」
ヴァイオリニスト「あら?私のもそうかしら。」

私の耳では聴き分けられませんでしたが、ストラディバリウスなのだそうです。
こんなへっぽこフルートと合奏するなんて楽器もびっくりしていることでしょうね。


それにしてもまさか実物に出会うとは、、、。
不用意な発言をしてしまった。。。。猛省!


へっぽこでも楽しめればいいということでしたので、ご一緒しましたが、やはりへっぽこが合奏に参加するのは勇気が要りますね。


ピアニストはプロでした。
アマチュアのアンサンブルにプロの方がいてくれると本当に助かります。


音楽が好きで、前向きで明るい。
人生を楽しむために欠かせない要素ですね。


ご挨拶がわりに本番で演奏する歌の翼のさわりを吹いてみました。


ガーン。


出だしで音がうまく出ませんでした。
で、改善することなく、ずっとそのまま。


まいったなあ。本番でこれだったら辛いこと最上階(この上ない)。


ま、いっか。今日とちったので本番ではうまくいくさ。


きっとね!







2012年5月21日月曜日

小出信也氏 上郷スプリングコンサート ♪

2012年5月23日に上郷地区センターで小出信也氏のコンサートがあります。


既に、KOIDESSIMO(小出氏のホームページ)でチェックしており楽しみにしておりました。


しかも、私がその週末にソロで演奏する「歌の翼による幻想曲」がプログラムされています。これはもう必見でしょう。


で、昨日会場までの行き方を調べようと改めて概要を見ると、


なんと往復はがきによる申し込みが必要で、5月1日締め切りではありませんか。


ガーン!


しょんぼり。。


いや待てよ。あきらめるのはまだ早い。


センターに電話して、事情を話し、救済方法がないか相談したところ、担当者が日、月と休みですが、連絡して折り返し電話をしますとのこと。
私「いやー、お休みのところ連絡してもらっては気の毒なので休み明けにこちらからお電話しますけど? え? あ、そ、そうですか。それはたいへん恐縮です、何卒よろしくお願いします。」
お休みなのにご面倒をおかけしてすみませんでした。(ってここで言わずに、本人に言えって?)


すぐに折り返し電話があり、キャンセル枠で可能とのこと。


嬉しい〜♪


世知辛い世にあって、面倒なことにも親切に対応してくれるってありがたいねえ。


で、嬉しい気持ちのまま、フルートを吹いたら、そりゃもういい音。


上から下まで気持ちよく鳴るばかりか指まで回る。


そうだ、本番直前にこの気持ちになればいいんだ。


で、どうやって?


それが課題だ。。。




連子鯛の塩釜焼きを作ってみました。

白ワインとシャンパンでウマウマでっす。

2012年5月20日日曜日

歌の翼 吹き方

これまで教わったことのサマリーです。


弱起の出だしは、6/8を小節の頭から心で数えること。
1,2,3,4,5,ターリーラ、タラララララ、ターリラリラー♪


音形に合わせた音量で。
例外もあるが、基本は上昇に連れてクレッシェンド。


6/8を感じること。ブンチャッチャまたはタカタカタカの伴奏をよく聴いて、伴奏に載っかる感じ。


前半は唄いすぎず、軽く流す。後半こそ山場。


スタッカートとスラーの違いを明確に出す。
スタッカートはお腹を使って明確に。
指と息の同期をとる。


カデンツの終わりなど要所でピアノに合図する。
フルートのエッジを下げる。


唄いすぎて遅くならないこと。
唄いすぎて重くならないこと。


カデンツのクロマチックを滑らかに。
今のところ99%の成功率。


アルペジオで転ばない。
それができるくらいなら苦労しないのですが。
脱力できる構えを考えて、考えて、考え抜いて、だいぶいい感じになってきました。


吹きすぎない。
pは小さく奇麗に、そして音程が下がらないこと。


曲のイメージをしっかり(政治家言葉)心に描きながら演奏する。
イメージは既に決まっています。問題はイメージをどこまで意識するかです。
意識しすぎると感極まって演奏不可能の危険が。




古賀せんせが「関電は停電テロしかねない」とのテレビでの発言に対して、そのようなことは一切ないと関電がTopページのお知らせで告知しています。
古賀せんせの発言に怒り心頭での反論告知か?
関電、シンプルよのう。。。
これで益々、火力を稼働せざるをえなくなるではないか。
古賀せんの勝ち!



2012年5月19日土曜日

Good Bye Donna Summer

63歳だったんですね。
他界するには早すぎますが、還暦を過ぎていたとは驚きました。
そういえば暫く前にソウルトレインの司会者ドン・コーネリアスも亡くなりました。自殺です。


ホット・スタッフあたりからダンスチャートの上位に彼女がいるようになったあたりからフルートと離れて行ったことになります。
生を聴いた事はありませんが、レコードでも凄まじい歌唱力であることは十分わかります。


当時はオーディオってものが異常に流行っていました。
面白い物で、オーディオ装置を買ってくると、始めのうちは新しい音に新鮮さを感じるのですが、しだいに飽きてくるんですよね。
で、「この音ではない」などとベートーベンみたいな事を言って、機器を買い替え、同じ事を繰り返す人が結構いました。
そういう人のおかげで当時オーディオ市場は6000億くらいありました。


パイプを咥えた評論家が鹿爪らしく新製品について語れば、売り上げに直結するわけですからメーカーの評論家対策は自動車に較べればちっぽけではありますが、推して知るべしというものです。


「この音は違う」と呟きながら、200万円のスピーカーをバラバラに分解した人を知っています。
オーディオ装置に手を触れる時は必ず白い手袋をする人を知っています。
3ヘッドのデッキにオシレーターを繋いで、再生側のVUを睨めっこしている人を知っています。
「あああ、だめだ、今ドロップアウトしたあ!」


マニア「このスピーカーはもっとバイオリンの音の線に丸みがあるはずなのに、、、」
私「その音をどこで知ったのですか?」
マニア「本にそう書いてあった、、、」
私「。。。。。」
実話です。


笛吹きや、ダンサーやDJでそのような偏執者を知りません。
何故オーディオマニアにそのような人が多いのか、マックス・ヴェーバーが生きていたら聞いてみたいところです。


フルートにせよ、ソウルトレインにせよ、学校では同好の士に恵まれませんでした。


過去を振り返り、あの頃好きな事に熱中していたら、今頃は一端の笛吹きかDJかダンサーになっていたかも、と言う想像は意味がありません。


今やればいいんです。



2012年5月18日金曜日

メトロノームを使ってゆっくりと

ゆっくり演奏できないものをインテンポで演奏できるわけがありません。


先生の指示に従って、メトロノームを使ってゆっくり何度も復習ってみました。


するとこれまで、耳でなんとなく覚えていたフレーズが実は音の価値が違っていたことに気づきました。


なんとなく、こうだろう。って思い込みは危険ですね。


これまで2階で練習していましたが、このところ暑くなってきたので練習場所を1階に移しました。



ドキュメンタリー「放射性廃棄物 終わらない悪夢」観る。
社会保障、沖縄の米軍基地、原発問題。
さて、共通点は何でしょう?

2012年5月17日木曜日

本番が近いせいか

昨日はレッスンでした。


自転車で小一時間。レッスン前のラーメン大子はなんとお休み。


介一家を発見。お店の前に自転車を停める事ができず退散。


結局、幸楽苑。。。


先生は連日の疲労が祟って風邪のため、レッスンを通常より早く切り上げとしました。
体調が悪くても休まないのはプロの根性か。。。


いつもパワーをもらって帰るのですが、昨日は遠慮してしまった。


具合悪い人からパワーを取ったら、寝込まれてしまうかもしれません。


もうかなり長い期間、風邪をひいた事の無い私も、このごろ体調が芳しくありません。


食事が美味しくない。お酒を呑みたいと思わない。


先生によれば、本番前のストレスのせいだとのこと。


さて、打ち上げは美味しくいただけるでしょうか?


拍をきちんと感じて、伴奏者と呼吸を合わせるということは基本中の基本だそうですが、その方法を知りませんでした。


メトロノームをゆっくりにセットして、正しい拍で演奏する練習をするよう指導され、早速自宅でやってみたところ、少々速いフレーズの捉え方を間違っていたことに気がつきました。
なんとなく、耳で聴いて覚えていたのですが、トーシローの浅はかだったわけです。


本番10日前にして、新しい発見あり。


もうあとは地道に練習あるのみ。


当日は、自信を持って、聴かせてやるんだというくらいのマインドセットで臨まないと緊張が全てを壊すかも知れません。
音楽が自然と私を導いてくれる領域に行けたらいいな。
さすがに、そりゃ無理だろうなあ。


ゴールは最後まで演奏すること。
そしてストレッチゴールは音楽が私を導いてくれるよう神と交信すること。


うん、えらいもんだ!

2012年5月16日水曜日

今日はレッスンですが、

昨日あまり練習できませんでした。
タファゴベはさぼってしまった。


ケーラーどこまでできるかわかりませんが、なるべく集中してやっつけることとしよう。


属七の分散和音の粒が少しづつ揃って来ていました。
完全に揃ってからレッスンに臨みたかったですが、しゃーないわな。。。
これまでまぐれでしか揃わなかったのですが、指に力が入らない持ち方を工夫しながら練習したことで、原因をはっきり特定するに至らずも、あと少しで掴めそうでした。
ちと、心残り。。。




東京電力のお客様本部長がワイドショーに出ていました。
善良そうで人の善さそうな風体です。
ここぞとばかり突っ込むコメンテーターに、平身低頭答える姿が哀れです。


なんで、そんなに突っ込むかなあ。東電の策略の思うつぼじゃないか。


善き人のためにソナタなんぞね。

2012年5月15日火曜日

フルートと祭囃子の篠笛

ヨーロッパの合理性に根ざした西洋音楽が現在の音楽のデファクトスタンダードとなっているわけですが、勿論世界には西洋音楽と全く異なる音楽が多く存在しています。


合理的な西洋音楽が音楽の世界を大きく広げたことは間違いないですが、それでは合理的でない音楽は人の魂を揺さぶらないのかというとそんなことはありません。


鎌倉時代が起源と言われる祭囃子が庶民を踊らせることもあります。


それにしても祭囃子の文化伝承は大変です。


楽譜がありません。地域毎に口伝で今日まで語り継がれてきました。


篠笛も名人が吹くと、たいへん魅力的に旋律を奏でます。
ただしそれは、唄笛と呼ばれるもので、囃子調の笛ではいわゆるドレミファソラシドができません。


若い人やシニアでも感のいい人は早く憶えます。
そして何より、囃子が好きだという気持ちの強い人の上達が早いようです。


名人からこのとおりに吹いてみろと渡された紙にはカタカナで、
「チートロ、トヒャリコ、チートロロ」
と書いてあります。


そ、そりゃ無理でしょう。だいたい指はどうすんの?


そして太鼓も同様に、
「スケテンツクステスクテンツクス」
です。
名人は「ステスク」の「テスク」はなあ、こーやっておめーよー、やるんだよ、わかったか?俺なんかよー、間違えると年寄りから蹴飛ばされて憶えたもんよー。
てな調子です。


笛を楽譜に書起してみたいと思いましたが、諦めました。。。

2012年5月14日月曜日

Flute Ensemble Cordis

昨日はコルディス本番前の最終練習でした。

練習場所は自転車で一時間程の距離なのですが、停めるところがないと思い電車にしました。

いいお天気なので自転車だったら快適だったことと思います。
我が家の最寄り駅周辺は放置自転車対策で、停めてはいけない場所に停めるとすぐに遠い保管場所に持って行かれ、引き取りには相応の保管料を納付しないといけません。
そのおかげで駅前は奇麗になりましたが、駐輪場は早朝すぐ満車になり、自転車の利便性を活用できません。

自転車に7barのエアーを入れて公道を走ると、かなり体に振動が来ます。
自転車専用レーン などとペンキで書かれている文字の上を通過するだけでもかなり振動が来ます。
バックパックにフルートを入れても大丈夫なのか心配です。
ADもこの秋にはオーバーホールに出す予定ですから多少のことはいっか。


やはり音楽は聴くだけでなく、何か楽器を演奏してみる、そして独りではなく人と合わせて楽しむことで喜びが格段に増しますね。


小さい収穫がいくつもありました。


それと今回は自分の演奏を録音してみて、一本調子など問題は依然として多いものの、これまでより成長しているように思えました。


本番では普段の7割しか出せないと言いますから、さらにストレッチゴールを目指しておかないといけませんね。




2012年5月13日日曜日

憂鬱な気分の解消法

憂鬱な気分と言ってもいろんなレベルがあります。

フルートが鳴ってくれない(響いてくれないと言うべきか、、、)、課題曲が一向に進まない、アンサンブルで多大な迷惑の原因が自分だ、、、など。
しかしそれらは、努力することで成果が出る一時的な憂鬱ですから気にせずとしましょう。

フルートを吹く事に限らず、生活全般の行為行動の意味を見いだせない憂鬱は厳しいものがあります。

そんなこと考えずに勤勉に働くことで、そういう憂鬱にならずに済むのだとヴェーバーの「プロ倫」は言っているような、、、。

どこから来るのかわかりませんが、生命の躍動感が身体中に漲っている時は憂鬱にはなりませんから幸せです。

何故か漲らないときが困るんだな。

そんな時はじっと気力が漲る時を待つ意外に方法を知りません。


この気力の作用が人生を大きく変えるわけですから不思議なことです。
気力いかんで前向きにも、後ろ向きにもなれます。

現代人は、激しく競争することに疲れて、憂鬱になることが多いと言います。


激しい競争に勝ち抜く事が価値だと信じきっていると、負けたときの挫折感が大きいですね。
私は常に勝たねばばならない」「一番にならねばならない」
と言った「ねばならない」信仰はまずいです。

わたしゃ人と競争したことがありません。
競争こそがモチベーションの源だという考え方には与しません。

ゆるゆる楽しいペースでやろうよ。
そういう人にこそシンパシーを感じるのだ。

ギラギラしている人はちと苦手かな。ま、お好きにどうぞってとこで。


次に物事を悲観的に捉えない習慣が大事ですね。


難しいパートを担当することになっていやだ。→ おー、いい練習になるじゃないか。
こういう曲は嫌いだ。 → その曲のいいところを見いだそうじゃないか。
自分はついていない。 → 明日はいいことあるさ。
またやってもうた。もうだめだ。 → 原因と対策を考え、次は気をつけよう。


嫌な事を誰かに話してストレスリリースする方法もありますが、これが癖になると話を聴かされる方はたいへん迷惑です。
グチは限られた人にほどほどにね。




昨日はアンサンブルの練習でした。
新曲でSleeping Beauty Waltzの1stをやることに。
初めて見ました。高音のCが出てくる楽譜。
いい練習だと思えば憂鬱になることはありません。
気力が漲っているうちはね。

2012年5月12日土曜日

小出信也氏のコンサート 続編

昨日、小出信也氏のコンサートに横浜の本郷台まで行ってきました。
自転車ででかけたのですが、道に迷うは、雨は降るはの難行苦行でした。


自転車ですから雨は想定内。しっかりゴアテックスしました。


ですが、道にこれほど迷うとは思いませんでした。本来44kmの道のりを80kmも走ってしまった。
当初、地図でアタリをつけて出かけたのですが、途中、町田の手前で「鎌倉街道」の道標を見て、これで鎌倉方面に行けると思い、事前のアタリを変更。


これがいけなかった。
何故か行き止まりはあるは、ゴルフ場を大きく迂回するは、民家のテレビアンテナを頼りに方向を見定めながら進んだ挙げ句、いつのまにか自宅近くに戻っているではないか。


綾瀬から横浜方面への坂道を踏ん張りながら、「もう間に合わないなあ、引き返そうか、いやいやドップラーだけでも間に合わさないと、これまでの苦行がむくわれないではないか。きっと、フルートの音色が疲れを癒してくれるさ」などと考えながら自分を叱咤激励し気分はツールドフランス、ジロデイタリア。


遅れる事約1時間。到着時は既に最後の曲ドップラーのハンガリー田園幻想曲でした。


「間に合った〜」


最後部で立ったまま視聴しました。
柔らかく体を包み込むような音色が、奏者から離れた位置なのに、まるで手に取れるかのように空間に在りました。


素晴らしいです。最後の一曲(プラス浜辺の歌の全員合唱)しか聴く事ができませんでしたが、それまでの苦労が報われた気がしました。


小出氏はその後、車で名古屋まで行くとのことでした。


最近、日記や空模様のアップデートがないので心配しておりましたが、とてもお元気な様子でほっとしました。


そういえばiPhoneのマップが案外活躍しなかったんですよね。


画面が小さくて眼鏡をしないと見えないこと。
いちいち止まって眼鏡とiPhoneを出してチェックすることがつい億劫になり、勘に頼ったことが敗因。


せめてiPhoneを自転車のハンドル部分にセットできるといいですね。
そういうアタッチメントが販売されていますが、異常に高い。
工夫してDIYで自作できそうです。
近いうちにトライしてみます。


帰宅寸前でハンガーノック状態。


そのせいか、体重が2kgほど減少するという収穫にも恵まれてよかったです。