2015年5月22日金曜日

オペラ杉原千畝物語・人道の桜 世界初演の旅 -3-

2015年5月12日 本番当日

旅の疲れがあるにもかかわらず、緊張のため眠りは浅く、自分の出番の歌が何度も聴こえてきてぐっすり眠れなかった。

朝から自分の役柄になりきったつもりでいよう。
つまり東京帝国大学を卒業し、当時最年少で外務次官に上り詰める超エリートな自分を想像してその役柄になりきる。

これが厳しいんだよね。

全く自分にないキャラだからね。

主役と作曲家は朝からリトアニア国営放送の生取材のため5時に起床して出かけた。
その模様をiPhoneでビデオ撮影していると、突然部屋の電話が鳴った。

「起きたー?朝飯行こうよ!」

共演者のAさんではないか。
せっかく録画しているのにぃ。
それに普通テレビ見るだろ!大事な放送なんだから!!
リトアニア国営放送
防衛庁隣のホテルから劇場まで徒歩5分。

ドキドキワクワクドキドキしながら楽屋に入り、フェースケーキと眉墨で化粧。
フェースケーキを塗ると照明に映えるんだそうです。
ふだんすることのない化粧をすると女性の気持ちがわかる気がする。
そも社会で生きるとはペルソナを演じるわけで、女性は常に自分のペルソナを意識することが化粧によって深まるのではないだろうか。

だが、新しい自分を発見することはなかった。

ゲネプロを終えて本番へ。
もう無我夢中。

演ずることを考えている時間はない。
ありったけの自分を演ずるしかないのだ。
ドキドキしている時ではない。

自分は完璧なんだ。超エリートの上司として部下の千畝と絡むのだ。
見ているがいい、舞台は俺のものなのだ。
そしてリトアニアの聴衆の心を鷲掴みにするのだ。

と、無理に自分に言い聞かせる。

幕が開き、幸子夫人が千畝を紹介し、学生の頃の千畝と下宿のおばさんのやりとりが終わると一旦照明が落ちる(これを暗転と言うそうです)。
暗い舞台を下手からサスの1m先のポジションへ歩く。
舞台に貼ってある蓄光のバミリステッカーが目印。

暗くてほとんど観客の顔が見えない。
これはいい。
なんだこのヘッポコはとこちらを凝視する人がいたとしても見えないんだからね。
でも、見えないだけでそこには確かに1,000人の生きた観客がいるのだ。

そこへ照明が当たると同時に私のセリフで始まる。
始まったら止まるわけにはいかない。
照明が強くてこれまた観客の顔がよく見えない。
もう自分が自分じゃないみたい。
何かが私に乗り移って勝手に動いてくれ!

観客の顔が見えないのは、観客に飲まれないので初の舞台には好都合だが、観客を飲み込もうとする意欲があった場合にはよくないかもしれない。
なんてことを考える余裕は後から生じるのですが。

稽古でも常にテンションを高くすることを心がけていて、決してさぼってはいなかった。
けれども、本番の舞台ではさらに高いテンションとエネルギーが生じるものなのだ。

人生初の舞台はいきなり主役とのデュオという大変に重い役割だった。

まずは夢中でやり通した。

うまくいったかどうかは自分ではわからない。

評価は後世の歴史家にまかせよう(?)。

上手ソデにハケると多くの共演者が笑顔のハイタッチで迎えてくれた。

うまくいったのかな?

「よくやった!」とみんなの笑顔が言っている。

うまくいったんだよね、きっと。

思わず演出助手とハグハグ。

大事なシーンをやり遂げた達成感に浸る暇もあまりなく、次はユダヤ人医学生として群衆に混ざって合唱するために着替えて下手へ。

ハイテンションをキープしたまま、2時間が過ぎ、

そしてついにフィナーレの人道の桜。
桜の花びらがいい感じで舞う中をみんなの心をひとつにして熱唱。
スタンディングオーベーションで拍手が鳴りやまない。
多くのリトアニアの観客が泣いていたそうです。
やったね。
国が違っても人はみな同じだよね。
出し切りました。
何か身体中のエネルギーを不純物と一緒にデトックスしたような開放感です。
疲れましたがいやな疲れではありません。
達成感と錯覚かもしれませんが、自信に満ち溢れシャワーを浴びて、着替えて打ち上げに行きましたら、なんと主役の面々は着替えもせずに、打ち上げ会場でまた歌を披露するではないですか。
いやー、プロは大変と言いますか、パワーあるなあ。
それでもって、帰りの飛行機では次の舞台の譜読みしてるんですよ。

あー、つくづくシロートでよかったと思うひととき。

2015年5月21日木曜日

オペラ杉原千畝物語・人道の桜 世界初演の旅 -2-

5月10日の深夜、頭の中の混乱をそのままに、コペンハーゲンからリトアニアのビリニュスへ。
ホテルに着いたのは午前2時くらいだろうか。

眠い、、、。
なんせ寝ていても、自分の歌が常に聴こえてくるのだ。

とても綺麗な街並み 
特産品の琥珀
我々が観光中に舞台監督と演出助手はお仕事、、汗
通訳は関西大学に留学経験のあるオーガステさん
リトアニアはGDP約8兆円、人口320万人。
日本で暮らす我々になじみは少なく、リトアニアに行ってくると言うと、たいてい「それ、どこだっけ?」とか「クロアチア」に行くんだよね、などと言われることが少なくない。
公園にはホームレスの姿もなくはないが、小さな家が立ち並ぶ(それでも日本の平均的住宅よりだいぶ広いけど)街並みは人々がとても豊かで幸せそうな印象だ。
有名なピンク色のスープにはありつけなかったが、食事はとても美味しい。

午後からオケリハ、夜は場当たり。
場当たりならいつもの得意技だからまかせとけ、ってそうではありません。
舞台の進行を確認すべく、イリと立ち位置を確認してハケるんですね。

ヘソだとかサスだとか、バミルだとかの業界用語にも慣れてきて、いっぱしの俳優気分ルンルン♪

あ、そこサス先1mバミって!

かっこいいではないか。

劇場入口の告知
リトアニア国立ドラマ劇場入口のオブジェ
町中に告知ポスターがあふれているって聞いていたんだけど、見つけることはできません。すでに撤去されたのかな?

さあ、明日はいよいよゲネプロ、本番。

くーーー、緊張するなあ。
ビールはコップ一杯だけにしました。

2015年5月20日水曜日

オペラ杉原千畝物語・人道の桜 世界初演の旅 -1-

4月からフルートの練習量は激減し、とうとう2週間ほど全く吹かない毎日でした。

ひょんなことからオペラの世界初演に参加する機会に恵まれ、昨年9月から稽古に勤しんでおりました。

音楽に無縁だった私が無謀にもオペラの舞台に載ったわけです。

2015年5月10日SASで成田を出発、コペンハーゲンへ。

ここで大変な優れものを新発見。

飛行機での長旅は疲れるもの。

「快適な空の旅をお楽しみください。

はあ?快適?? うそだろ!

が、しかし、だからと言って、「不快な旅ですが、しばし我慢願います。」と言われたらたまりませんね。
何事も前向きに捉えないとね。
外国へ行くワクワク感を堪能しないとね。

何が辛いって空気が乾くので口の中、鼻の中、喉がカラカラで呼吸自体に違和感がする。
そして風邪のウイルスが大活躍。

飛行機の長旅に欠かせないアイテム「濡れマスク」。
これはよい!

しばらく付けずに過ごしていましたが、カバンの中に濡れマスクがあることを思い出し、つけてみた。

あら不思議。呼吸がものすごく楽。
こんないいものがあるなんて、もっと早く気づいていればよかった。
おかげさまでゆっくり眠ることができました。わーい。


コペンハーゲンはとても綺麗な街。
だけれども物価がとても高い。
空港でサンドイッチと水だけで2,000円。。。とほほ。
500mlの水が400円もする。

でも考えてみたら成田の寿司弁当は3,000円もするではないか。
日本を訪れた外国人はびっくりするだろうなあ。
日本では入手困難と言われているホテルのシャンパントリュフ。
ハムレットの舞台 Kronborg Castle


ああ、とうとう来てしまった。
そして、いよいよ本番を迎えるんだなあ。
成功のイメージをしっかり頭に焼き付けるよう努力してるんだけど、努力しないと成功のイメージが作れないってことは、本音は自信がないってことなんだよね。
自信がないわけではないのだ。いやというほど稽古してきたのだし。
よし、これならいけるという気持ちなのだが、なにせ初めてのことだし、やっぱり不安だあ!いや、必ず成功する! 頭の中の混乱よ、静まれ!!

2015年5月9日土曜日

アーティキュレーションが変わると、、、

この頃はオペラの稽古が頻繁(はんざつではありません、ひんぱんです)にあるため、基礎練習をさぼっています。

それでも目に見えるほどの後退はないようだし(そも前進もあまりないわけですが)、ゴダールのフレーズを楽譜を見ないで、音を探しながら吹いてみることが楽しい。

私の楽譜(flutetunesからDLした無料のやつ)は、十六分音符の羅列が全てスラーなのですが、先生の楽譜は変拍子風のアーティキュレーションになっている。
3拍目をスラー、続いて1,2拍目をスラー、さらに3拍目をスラー。

アーティキュレーションを変更すると途端に間違える。。。

そういうものなのでしょうね。

タンギングする場所を変更するだけです。
わかっている簡単なことができないもどかしさ。
こんなこともできない自分が辛い。

初見のテストはかなり難しいので、先生とユニゾン。

音程が不安定でずれているとの指摘。

それでも始めの頃に比べればずいぶんと合うようになったのでこれでいいのだ、と思うことにしよう。

GWは毎日オペラの稽古。

不覚にも体調を崩してしまい、抜いた発声で稽古に参加した。

発声を抜くことで力みが消えて案外歌いやすいことを発見。

フルートと同様で、力みを取るにはムキにならずに抜いて(頭部管ではない)吹いてみることもいいかもしれない。

プロに混ざって稽古してきたオペラは、段取りに感情を嵌め込むことができて完璧な仕上がり。

成功間違いなし。

明日からオペラの舞台に移動するので、しばらくの間フルートはお休み。

ニッポンの美味しいピッツァの食べおさめ。







2015年4月27日月曜日

ゲージツは奥が深いなあ

友人が通うフルート教室の発表会に行ってきた。

この教室はなかなかレベルが高く、綺麗な音の人が多い。

最後部の席で聴いてみたが、みんなよく響く。

前回、トリを務めた女性の演奏はとりわけ素晴らしく、今回も最後まで聴きたかったのだけれど、オペラの稽古があるために途中退席。  残念。



今回のオペラの稽古は演技ではなく、音楽稽古。

私のようなシロートはいつもたくさん駄目出しをもらうのだが、今回の音楽稽古ではプロのソリストが作曲家からたくさん駄目出しをもらっていた。

それも大変に細かい。

作曲の意図を汲み取った音の色を出して欲しい、ということなのだが、そんな意図、シロートは言われなきゃ気がつかない。
言われたらできるのかというツッコミはなしで、、、
2時間半の壮大な作品の中によくぞここまで考えていたものだと感心したのと、そんな稽古風景に立ち会えることの幸せを感じるいい機会に感謝!

私も役をこなさないといけないので、決して他人事ではないのだが、、、。



老いていないMacのセキュリティ。
やはりファイアウォールだけではまずいだろう。
これまでに2度ウイルス感染したしね。
そこでアンチウイルスとWebフィルターにFortiClient for Macを入れてみた。
やはりセキュリティを入れるといくらか重くなるが、これなら使えそうだ。
何事も起きないので本当に働いているのか不安なくらい。
なので、試しに危ないサイトに行こうとするときちんとフィルターがかかるし、EICARをDLするとちゃんと止めてくれることがわかって一安心。

思い立ってMacBook2007LateモデルもF-SecureをアンインストールしてFortiClientにしてみた。

サクサク動くとはいいがたいけれど、2007年モデルもまだ使えるということが判明。
3年ごとに買い換えていたのだが、もうしばらく問題なさそうだ。
問題があるとすればCareが切れるので故障の切り分けサポートが受けられないことくらいだな。

壊れたら新しいのを買おうっと。
もちろんバックアップしておかないとね。

2015年4月22日水曜日

老いるには早い 

おいらのことではありません!

2012年6月に購入したMacBook AirがOSをあげる度に重くなる。

ムーアの法則を凌ぐソフトウェアの複雑化が常にエンジンの進化を速度で体験できないことは常識ではあるのだが、、、。

10.10.3にしてからと言うもの、メールのSubjectを切り替えるだけで1-2秒かかるし、Webのブラウズもやたらと重い、そしてiCloudによる他デバイスとの同期ができない。

Macでメモする英文の最初のレターしか同期されないし、、、。

もう買い換えろってことか、、、?

Applecare期限の6月までに電話しなきゃ。(もちろん、電話する前にネットで同じような現象についてのFAQを検索しましたよ。)

careのサポートを受けながらあれこれと障害切り分けした結果、問題はMacとiCloudの間にあることが判明。

iCloudの新規アカウント作成、PWの変更やらのロードマップが示される。

げ、げ、げ。そしてOSの再インストールかあ?いやなループだなあ。

セキュリティソフトは入っていますか?との問いに、可能性は低いかもしれないが、大手術の前にセキュリティソフトをアンインストールしてみました。

さようなら、F-Secure Mac Protection。
そも、ヨセミテにしてからサブスクリプションの有効期限内であるにもかかわらすactiveにならなかったのだ、、、。

な、なんと!

2012年のMacBookは老いぼれていなかった。

iCloudの同期問題が解決しただけでなく、普通に使えるマック君に戻ったのだ。

フルートもなかなか上手にならないけど、老いるにはまだ早いさ。

マシンは鍛えて運動能力が上がることはないが、贅肉を削ぎ落とすことで蘇ることもあるのだ。

問題は、セキュリティをどうするかだが、それはこれから考えよっと。



映画《川の底からこんにちは》観る。
満島ひかりがどういう人なのか知らないが、主役の難しいキャラをよく表現している。
魂の叫びにグッときた。
私は中の下よ。何がいけないの?だからがんばらなければいけないのよ!

私は中の下だからがんばらなくてはいけない、、、?
私も中の下だが、がんばる気力がないのはやはり老いだろうか?


2015年4月16日木曜日

初見でゴダール 

レッスンに行ったら、先生が聴き覚えのある曲を吹いていた。

ゴールウェイが何本ものフルートを吹き比べている際に吹いているゴダールではないか。

いつも初見のテストはケーラーのロマンチックエチュードなのだが、突然ゴダールをやってみましょうと言われて焦る。

が、別に焦ることはないのだ。初見なのだから何が来ようが初顔合わせなのだ。

ゴールウェイが吹くゴダールのフレーズは何度も聴いていて耳にしているので初見にならない。

それだけでなく、いくらなんでも難しすぎる。

これまでに聴いてかっこいいなあと思う曲は片っ端からトライしてきたが、たいてい挫折するのだ。モーツァルトのコンチェルト、トゥルーのグランドソロ、シランクス、、、

ゴダールも間違いなく挫折だろうという思いからトライすらしたことない。

で、初見のテストなので、聴いたことのないIdylle。
十六分音符の演奏可能な速さを想定し、そのテンポに他の音価を合わせること。
するとゆったりした部分が間延びして拍が迷子になりがち。

つっかえたり、臨時記号を落としたりしたものの、案外できた。

曲がりなりにも4年間吹き続けた成果を自分なりに感じる瞬間。

うれしー。

もちろん、ダイナミックや、表現についての課題など全く無視しての話だけどね。

そして、とても魅力的な音の流れなのだ。

好きになれた曲の練習は楽しい♪。

肌に合わないエチュードをがまんしながら練習するのってシロートには辛い。

この調子でAllegrettoもできないかな。

たぶんゴールウェイの真似をした吹き方になって、つい吹きすぎてしまいそうだけど、ゴールウェイみたいに軽やかに吹けたらどんなに楽しいだろうか。

初見のテストに使われたゴダールだが、気に入ったのでしばらくこれが吹けるようになるまでレッスンしてもらうことになった。


ひょんなことからオペラの舞台に載ることになり、本番まで一月を切った。
フルートは4年になるが、歌はまだ2年。
歌と動作を合わせる簡単なことがなかなかうまくいかない。
歌いながら、フリをつけて表現するって思っていた以上にかなり困難を伴う。

そんなわけでフルートはこの一月ほどはあまり練習できていない。
スケールとアルペジオの日課練習だけは欠かさないようにしたいが、それも簡単にすませることが多い。

あまりフルートに時間を取れないにもかかわらず、気に入った曲に出会えたので、無理にでも時間を作って練習することになりそうだ。
だって、フルートを吹くことがとても楽しいのだ。

この気持ちが維持できることがとても大切なのだ。

下手でもいいのだ。

2015年4月7日火曜日

ブレスの位置は大事 

当たり前なんだけど、ブレスの位置は大事。

そしてどこで取るかを判断することが苦手。
特に意識しないで吹いたら、自然と一拍目からタイで繋がる二拍目の第一音の次でブレスを取っていた。

でも楽譜には所々小節線の上にブレスのマークがあるではないか。
なのでこれは小節線までをフレーズとして、ブレスは小節線で取るようにしていた。

うーん、演奏が切れる。

ここでまたおいらの音楽的才能が炸裂していた、、、。

楽譜のブレスマークはフレーズの切れ目を示しているのだそうです。

なんだ、そうだったのか。

そうだよね。だいたいAndantinoで8小節もノンブレスで吹けないし。

フレージングブレスの前はややrit.して、ブレスに十分な時間を取って次に行くと音楽的な演奏になる。

なあるほどね!

Mauro Scappiniさんの演奏をYouTubeで観て、知っているはずなのにできていない。

まあた、ひとつお利口になっちゃったものなあ、、、。



第二東名、清水PAのトイレ。
とても綺麗な公衆トイレ。
これを見た外国人旅行者は驚くだろうなあ。現在の日本の公衆トイレは私の知る限り世界一綺麗だ。
美しい国、ニッポンの日本人として誇りに思うが、ついこの前まで高速のPAのトイレの壁は下品な落書きだらけ、列車のトイレは走行中垂れ流しで、そこらじゅうにタンを吐く人が多いので、駅のホームなどにはタンツボがあったことを忘れてはいけないよね。
白いホーローびきの小さなタンツボの中央には穴が開いている。
あんな小さな穴にうまくタンを入れることができるものだろうか?
そんなにみんなタンが出るものなの?
と、疑問はつきない。

敦賀の桜の木の幹にひっそり佇むコケ。
満開の桜の花びらばかりが主役として脚光を浴びるが、脇役にも風情があっていいのだ。

2015年3月30日月曜日

みんな下品がお好きなんだね、、、

CNNやABC、NBCなどのワールドニュースを見ていると、アメリカは日本に比べて、なんてグローバルな視点で報道しているのだろうと錯覚してしまいがち。

どこの国でも視聴率のためには下品なジョーク番組が受ける。

U.S.のB層向けの番組でJimmy FallonにおちょくられたRobert Dickの反応がYouTubeに。

それにしてもボブ君、みごとにフルートを操っている。

こんだけ自在にフルートを操れたらいいなあ、、、私の方向性は違うけど。



映画「ザ・インタビュー」観る。
単なるコメディー。
北朝鮮が怒って上映中止したという触れ込みで話題性を獲得する刺激的なマーケティング手法と見た。
話題になったフランスの風刺といい、人はだいたいにおいて下品だな、、、。

2015年3月23日月曜日

パフォーマーかくありき

パフォーマー、と言ってもアップルが家電量販店向けにリリースしたオールインワンMacではありません。(古いなあ、これ知っている人、どれだけいるだろうか、、、)
家電量販店でパソコンは売れないもの、というこれまでの概念を打ち砕いた当時としては画期的な製品であり、流通政策でありました。

Macintosh Performaの話は置いといて、、、


Rieさんの演奏の翌日、浅尾真美さんを聴いてきた。
2012年にリサイタルを聴いて、その後スズキの発表会でのゲスト演奏を聴いていましたので今回で3回目。

もうほんとうに小学生くらいにちっちゃいんです。
なのに、ホールの隅まで豊かに響くんです。
プロだから当たり前ですが、綺麗にディミュニエンドしても音程は全くぶれません。
そんでもって全曲を暗譜で身体全体で表現するように演奏してます。
もう楽器は完全に体の一部みたいです。

Rieさんといい、浅尾さんといい、人前でパーフォーマンスして大きな拍手をもらうってことは、いかにすげーことなのかを思い知らされる今日この頃なのだ。

CDゲットしたけどサインもらわなかった、、、。

今度もらおっと♪

2015年3月22日日曜日

衣装や笑顔もパフォーマンス

宮前丈明さんのマスタークラスでご一緒したRieさんの演奏を聴きに出かけてみた。

南米のアルパというハープみたいな楽器を弾きながら歌うソプラノ歌手とフルートという構成。

南米に燦々と輝く太陽の光を思わせるような衣装と、ニコニコ満面の笑顔で演奏する姿がとても印象的。

演者のテンションが高くて、明るいって大切な要素だな。

ベニスの謝肉祭のバリエーションをとても簡単そうに吹いている。

いつも思うのだが、いい演奏を聴くと、自分のできない子ぶりがホトホト嫌になる。

自分なりの表現を懸命にやれればいいのだよ。

と言うより、それしかないではないか。



久しぶりのローマンピッツア。




2015年3月11日水曜日

指と音と元気と

音がよく鳴ってくれる時は指の動きもいい。

体全体に力が入っていない時だろう。

力を抜きすぎて、Cisのキーがきちんと塞がらないことがこのところよくある。

いきなり音がスカスカになって楽器が壊れたかと思う時はたいていCisが半開き。

いくらなんでも脱力しすぎなのだが、なぜかそうなってしまう。

発音と指の動きの滑らかさは連動しているように思う。

どちから一方だけが調子がいいという経験がない。



生命の息吹を感じる季節は自然と元気いっぱいになれる。

声楽のレッスンではよく「最近あったいいことはなんですか?」とよく聞かれる。

咄嗟の質問に応えるのは得意なのだが、たまにウッと回答につまることがある。

そう、沈みがちな時はしかたないのだ。

だが、この頃は理由もなく元気だ。

いいことがあった時のワナワナする感じを表現すると響きがいい。

声楽に限らずフルートだってそうだ。

練習前には過去のいいことを思い出して、ワナワナしながらテンションを上げて吹くことだね。

それができない時はむしろ他のことをしたほうがいいのだよ。


近所に見つけたフレンチ。





遠くまで出かけなくても近所で美味しい食事ができることを発見した幸せ♪

このワナワナで演奏しよっと。

2015年3月5日木曜日

タン、タタ、タカタカ

この頃自信がついてきた初見のテスト。

見事に惨敗の巻。。。
まずはB durのスケールから。

高音域で音の間にノイズが入る。

指は正確にカチッと動かすこと。

わかっちゃいるけどできない。。。汗。

で、ケーラー。

眺めてみるに、一泊をせいぜい二つに割っているだけだし、別に難しいことなどない。

けれどこれを三拍子のリズムを感じる速度で演奏するとなると速すぎて楽譜を追えない。

そこで、楽譜を追えるスピードにダウン。

すると、拍子感がなくなる。

みごとに数えられなくなって中断。。。止まってはいけない初見のテストで止まってしまった。

楽譜を眺めると読めるのだよ。でも吹くとできない。

もどかしい。

四分音符はタン。
八分音符はタタ。
十六分音符はタカタカ。

タンタカ、タンタカ、タカタカ・・・

それをゆっくりやればできるはず。

よーし、次回こそは! って何度思っているのだろうか。

楽譜を見て瞬時にリズムが読めるっていいよね。

時間軸で迷子になって、あれよあれよと言う間に時が過ぎてしまうのって、考えてみれば、そうやってあれよあれよと人生の終焉に向かって命を削っているわけだよね。

瞬時に楽譜からリズムが読めれば、限られた人生の時間を有意義に過ごせるとするのは考えすぎだろう。

バランタイン12年を買ってみた。
竹鶴17年、マッカラン12年と飲み比べてみた。
その差は、フルートの材質の違いによる音色の違いくらいにしか感じられない。
バランタインは2,000円でおつりがくる。
これでいいではないか。

ただし、飲みすぎると人生のリズムが狂うから嗜む程度にほどほどにね。

2015年3月1日日曜日

空気は見えない

レッスンは初見のテストから。
ゆっくり吹けば問題ないはず。

にもかかわらず、

初めて出てくる八分音符のところで戸惑い、リズム崩壊。

上昇音形では短音階の臨時記号を見落とすことはないのだが、下降で見落とす。

調性感がないからなんだよね。

臨時記号は同じ小節内で有効。

次の小節のCA(courtesy accidental)としてナチュラルを記譜することより、同じ小節内の同じ音に臨時記号をつけてほしいと思うのは私だけだろうか。

あえて苦手なスタイルの楽曲を克服するための練習にと「踊る人形 Poldini」。
この数ヶ月、お腹のトランポリンを意識したタンギングでの発音を日課練習としているせいか、まずまずの発音ができる(と思う)。以前はこの類の曲は演奏中に音がどんどんスカスカになりがちだったのだ。
同じパターンのフレーズは同じ感じで演奏すること。
具体的には中音域のEから低音域のEに移動する時の「間」を空けないこと。そしてその「間」は違う音域の同じフレーズになっても変えないこと。
この統一感がないといかにもシロートの演奏になるのだ。

なるほどね。

今日もまーたまたお勉強になっちゃったものなー。


「歌の翼」を暗譜で吹いてみた。
アーティキュレーションにやや不正確なところがあるものの、暗譜で吹ける。

が、

棒吹き」との指摘。

吹いている本人はかなりダイナミックをつけているつもりでも、録音するとがっかりするくらいダイナミックが欠落するそうです。

ダイナミックを音の物理的な大小だと思うからそうなるのではないだろうか。
ビブラートや、響きに「想い」を載せることができればダイナミックに聴こえるのではないだろうか、、、、というのがこの頃考えることなのだが、なにせアダルトビギナーのシロートなもんでよくわからないのだ。

やっと暗譜で吹けるようになったと喜んだのもつかの間、表現の厚い壁が、、、。


久しぶりのフレンチビストロ。



サンテミリオンのグラン・クリュ。
しっかり感があって強すぎず、料理と合う合う。



学校と家庭と社会がしっかり連携をとる必要がありますね。」
常識的なコメントにうんざり。
インフォーマルな空間は、そういった社会から知覚できないところにあると考えると、連携してもリーチできないわけで。
学校がなんども家庭と連絡を取ろうとしたということは、責任回避のエビデンスにずぎない。
周囲の子供にヒアリングできないような空気が形成されてしまったら、なかなか後戻りできないのだよ。

2015年2月24日火曜日

フルートの重量と体力、もしくは気力

音楽仲間との練習後って、いくらかの興奮状態がしばらく続いて、しばらくの間眠れないことがあります。

練習していた曲がずーーっと頭の中で鳴っているのです。


オペラの稽古の帰り路、仲間と食事したのですが、いつになくハイになって午前4時まで呑んでしまった。

二日酔いはしなかったものの、さすがに疲れた。

疲れた状態での日課練習。

いつも洋銀の菜々子(ムラマツM70)で練習することが多いのだが、この日は総銀のADを吹いてみた。

血中にお酒が残っているせいか、簡単なスケールでいつも転ばないところが転ぶ。

つまり、弱いポイントが出るってことだな。そこをしっかり練習すればいいのだ。

集中的に練習するポイントが判明するので、飲みすぎた翌日の練習には大きな意味があるのだ(と思うことにしよう)。

そして音程が不安定。。。

お腹の支えって言うんでしょうか。しっかりお腹で吹いていないみたい。

そこでいつもの菜々子に取り替えてみた。

びっくり。

不安定だった音程も改善され、スケールの指も軽快になった。

これまで洋銀の菜々子はよく鳴るけれど、パワーをかけるとサチり気味なのに対し総銀はしっかりパワーを受け止めてくれる印象で、キーのカチッとした感触も総銀の方がはっきりしていて吹きやいように感じていた。

疲れていて総銀を鳴らす力がないなんて初めてのことだ。

おいぼれたか、、、。
洋銀の菜々子

総銀のADCC
360g VS 435g  たった75gの違いがこれほど違うんだということに初めて気がついた。

管が薄い9kは軽くて鳴らしやすいので年配の人に向いていると言うことの意味がわかった。

でもそれならムラマツEXでいいと思うのだけれど、同じような音色だしね。

2015年2月18日水曜日

美味しいウイスキーを見つけた幸せ

普段スケールとアルペジオの練習にメトロノームを使っていないのだが、この数日はメトロノームを60にセットして1カウントに四つの音で練習している。

だいぶゆっくりなので簡単に音が揃うはず、、、なのだが、苦手な調の高音域などは指がかえって早く動いてしまう。

人生は蛙のごとく

あせらずゆっくり確実にを心がける。

すると、思いのほか、指が転ぶし、音がひっくりかえる。

うまくできるまで繰り返すとなかなか先に進まないが、あわてることはないのだ。



ラジオで美味しいと聞いた竹鶴17年。
なかなか入手できなかったウイスキーが入手できて嬉しい。
もうすぐ無くなるマッカランと飲み比べ。
アテは落語家が好む焼きアブラゲ。
ラジオでの解説は、世界でニッカの余市だけという石炭を使った製法のため、焦げの香ばしさが出ると言うのだ。

うまそうな触れ込みではないか。

が、

マッカランの方が、香ばしさが強い。
舌の上で転がした感じも、手応え十分なのはマッカラン。

竹鶴にはがっかり(決して不味くはないのですが)したものの、マッカランがとても美味しいことを再発見できて嬉しいのだ。

2015年2月14日土曜日

マンネリからの脱却が課題かも

昨年の秋より、日課練習のスケールとアルペジオをタンギングとノンタンギングスタッカートにして、お腹のトランポリンを意識し、音の立ち上がりと響きを重視する方法にしている。

三ヶ月が経過。

いくらか成果が出てきた。さほど音の出だしが怖く無くなってきた。

それにしても練習中に他のことを考えることがある。

あんなことがあったよなあ、こんなことも、、、。

などと過去を回想することが多いようだ。

あれ? 今何調までいったんだっけ?

てなことが増えてきた。

これ、よくないよね。

そこで数日前からタンギングとノンタンギングスタッカートに加えて、スラーも入れている。

それでもボーーーっと練習することがある。

厳しい先生の写真でも眺めながら練習するかな。。。

目の前に先生がいないってことは自分の耳を先生にしないとね。
そうすることでもう一人の客観的な自分を意識しないと一人相撲になってしまうのだよ。


さて、レッスン。

撃沈することの多い初見のテストから。
モチロン、テンポはかなりゆっくり。
強弱などの表現は置いといて、どうにかクリア。

ふぅ。


アンデルセンは大甘でクリア。

テンポを上げることが課題だったが、どうしても転ぶのだ。

期待したテンポはムリだけど、よく練習したからいいでしょう。



ラジオでみのもんたが竹鶴17年を絶賛していた。
マッカラン12年がそろそろ終わるので、竹鶴17年を買ってみようと探しているのだが、近所の酒屋がことごとく廃業。
そしてスーパーには低価格のお酒しかない。。。
アマゾンで頼もうかなと思っていたところ、ディスカウントストアで発見。
さて、違いのわかる男として、絶賛できる味わいを堪能できるでしょうか、、、?