元々、その会社の製品はマーケティングコストが高い分、同価格帯の他社製品のクオリティの方が高いという予測を自分の舌で検証しており、ほとんど買う事はありませんでした。
AIDMAからAISASへ。
ネットによる評価が次の購買を刺激するという構図にまんまとはまってしまったわけです。
自分の舌に依る評価と言いましても、そもそも感性はノイズに影響されるわけでして。
とうとう「山崎」を買ってしまいました。
ひとつ驚いたのは、近所のいくつかの酒屋がGSとともに廃業しています。
そして、スーパーには山崎の10年以上は置いていません。
ユーロ安のせいか、スコッチのシングルモルトの方が入手は容易です。
どうしたんだ、サントリーの営業。
少し離れたスーパーでようやくゲット。
江戸キリコのグラスにたっぷり入れた氷を回してグラスを冷やす。
ウイスキーを入れたら、また回して水を入れてから13回半回す。
13回半と言うのが、いかにもな雰囲気を醸し出して笑ってしまいます。
飲めます。美味しいです。
ですが無理にサントリーを探さなくても、マッカランやラフロイグでいいかも。
私はラフロイグが醸し出すサナトリウムの白い洗面器に入った手洗いの消毒液のような薫りが大好きです。
なんだか堀辰雄の世界みたいではないか。
死を意識してこそ、生命の躍動が鮮烈に見えてくる。
ビールについて言えば、マーケティングコストを差し引いてもサントリープレミアムモルツが美味いと、これまでは思っていました。
ところが暫く前にリニューアルしてからは、あれ?って感じで、このごろはエビスを愛飲しています。
どうしたんだサントリー。
プレミアムモルツと言えばエイちゃん。
昨日、横浜線の車内は妙な団塊の世代のオヤジとオバチャンで溢れていました。
やつれた体に真っ白な、そしてところどころ黄ばんで解れた白い上下のスーツ。
E.YAZAWAの大きなバスタオル。
世間に拗ねた目つきはそのままで大きくなっちゃったんだね。
あーあ、
トマト、アスパラ、バジルの冷製パスタ |
パスタを茹でるお湯にいくら塩をたくさん入れても、冷やす段階で洗い流されてしまうではないか。
うーん、どうしたらいいんだろう???
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