ケーラーのエチュードにモーツアルトのC Durの二拍子があります。
そんなに難しい運指ではないはずはないのですが、どうも転びがちなところがあります。
昨日のレッスンで、そういう時の対処法として、違うアーティキュレーションでやれば必ずできるようになるとのことでした。
「必ず」というのがなんだか怪しい教材の売り言葉みたいですが、確かにこれまでにも転ぶところは付点にしたり三連にする練習で凌いできました。
今回は16分音符が四つ並んでいる単純なものですが、スキップ調にしたり、タン、タタタ、と、タタタ、タン(タタタは三連音符)でやってみたところ、あら不思議。
すぐにできるようになってとても嬉しいのだ。
いつものように全調のスケールとアルペジオ。
昔からD Durが苦手。
D Durはアルテスの初めの方に出てくるんですよね。それで昔も苦しんだ記憶が。
特にアルペジオを速く吹こうとすると力がはいります。
いかん、脱力、脱力と念じながらこの二日間D Durを特訓したせいかいくらかましになってきました。
これもほんとうに嬉しい。
昨年のフルート再開の頃は、高音を15分も練習すると首から肩が痛くなりましたが、このごろはそんなことありません。
が、しかしこれは脱力に成功しているのか、筋肉が慣れてしまったのか不明。
両方でしょうね。
人は力むと滑らかに動きません。
力む自分との戦いです。
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