2014年1月27日月曜日

悪気はなかったのですが、、、

昨日はアンサンブルリーダーが出演するフルートオーケストラの定期演奏会に行ってきた。

アンサンブル仲間三人で行ったのですが、一人が眼鏡を忘れてきたので、前の方の座席がいいと提案。

ホール中程に着席し、全体の響きを楽しむことが多いのですが、そういうことならと一旦前から10列目ほどに着席。

前のほうは空席が多いし、どうせなら思い切り長い脚を伸ばせる最前列を私が提案し、三人で指揮者のすぐ後ろに着席。

最前列、指揮者のすぐ後ろのいいところは、ほぼ指揮者の立ち位置で聴こえるので、一人一人の奏者の音がめいっぱいステレオの広がりをもって聴こえてきます。

指揮者になった気分。これはこれでいいかも。

カッチーニのアヴェ・マリア、奇麗だったね。あれ、うちらでできるかな?
上手に演奏するから簡単そうだけど、揃えるのは難しそうだよ。うちらがやったらきっとバラバラだよ。
照明が強くてよくわからないんだけど、コンサートマスターのフルートはゴールドかしらねえ?
うーん、じっと目を凝らすとムラマツのマークが。
あれはきっとムラマツ9kだよ。
アルトって真っすぐなのとU字があるんですね。
なんて言うのかな、大きくて縦になっていて、床まであるやつはないんですね。
あ、それコントラバスフルートって言うんじゃないかな。
うちらと違って、音がうねらなくて奇麗だね。(当たり前だけど)

などと休憩には三人でめいっぱいシロートの会話を楽しんでいました。

終演後、ホワイエでリーダーにご挨拶。

なんと、最前列で鋭い目つきで観ていた我々三人は目立ったようで、同業者だと思われて、演奏者が緊張していたとのことでした。

まあ、同業っちゅやー同業ですが、ドビュッシーが、あ、ラベルが、ああ、レベルが(しつこい)違いますけど、予期せぬプレッシャーを与えてしまったようです。

プレッシャーをバネにしたのか、いい演奏でしたのでよかったです。

0 件のコメント:

コメントを投稿