2014年5月12日月曜日

Marcel Moyse研究室

フルートを再開したのは2011年大地震の少し前の2月だろうか。

ネットでbalaineさんが演奏する「歌の翼」を聴いて、その音色に何かほっとするような、ココロの奥底に忘れていた優しい気持ちが思い起こされたのでした。

それからフルートに関するサイトを探しては、興味深いサイトをどんどんブックマークし、現在では100以上のサイトがマークされています。

今、Safariのフルートカテゴリーのブックマークを見ると、トップに位置しているのは件のbalaineさん、そして10番目ほどにSonoreさんの「Marcel Moyse研究室」がありました。

早い時期に見つけていたのですね。

深く研究された方の記述は随所が難しいのですが、音楽やフルートの音について日々考えているとだんだんこちらの理解も進んでくるので、ぼんやりと輪郭が見えてくることもあります。

ex.
音程はチューナーにたよっていいのだろうか。
よくアンサンブルでは、チューナーを見て音程を取るのではなく、まわりの音を耳で聴いて合わせるトレーニングが大事だと言いますが、そのことではなく、基音と倍音成分が混ざった音色がチューナーではOKでもまわりの音と解け合わないことがある。

2011年には、ロングトーンを吹いていて、他の人と合っているのか、いないのか、高いのか低いのか、どうもよくわかりませんでしたが、このごろはチューナーなど見ること無く、自信を持って人に合わせられる(教師に言わせたら、まだまだみたいですが、、、)ようになった(みたいだ)。

アダルトビギナーでも、人の音をよーく聴いて、合わせる経験を積むことで、これまで見えなかったことが見えてくる喜びはいいものなのだ。

2 件のコメント:

  1. 研究室は私が考える一定の役割を終えた感じがしています。すでに10年以上放置状態です。でも、研究室があったおかげで出会えた音楽の友人は大勢いますので、私にとってはやってよかったと思っています。

    チューナーの件ですが、基準音をチェックするくらいならいいのですが、様々な音をこまめにチェックするのはどうかと思います。いくらチューナーにピッチ(音高)が合っていたって、より重要なのは音程ですからね。特に高音域はチューナーに合った、合わないと一喜一憂するのは有害。私など、過去、高音域がまともに合ったことがありません。だって、その音域はどう考えたって、ピアノで言えばストレッチ領域(人間に耳にはジャストのピッチでは低く聞こえてしまうため、わずかではあるが高めに調律している)なんですから....。
    おそらく、ピアノとのデュオで高音域をチューナージャストで演奏したら、低く聞こえてしまうはず。おっしゃるように倍音の影響もありますから、実際の響きの中で合わせて行くしかないと思います。

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    1. チューナーで見る音程ってどうもよくわからないです。
      歌も顕著で、しっかり背中を入れていないと下がると言われるのですが、チューナーで見ると、ひどいと50セントも低いんですが、ピアノとは合っているように思えるのです。
      耳を頼りにするってことですかね、、、。

      研究室の掲示板での宮前さんとの深いやり取りがはやくわかるようになりたいです。

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