2014年5月31日土曜日

感傷的なワルツ

マックのファイルを整理していたら、どなたかが演奏するチャイコフスキーの感傷的なワルツのmp3と楽譜が出て来た。

誰の演奏だか思い出せないのだが、明らかにアマチュアの演奏。

いくらか音が荒っぽいのだが、なかなか上手な演奏。

自分の中の吹いてみたい病が再発。
前半は演奏可。

後半のPiu Prestoはとても無理。

どうして、いいなあと思う曲はどれもこれも途中から演奏困難なのでしょう。

今日は指回りがイマイチ。
いつも苦手な調性はE durのアルペジオと, Cis mollのスケールのラ、シなのだが、特にラ、シの上昇が転ぶ。
指が転びがちだと、音もイマイチ。
昨日掴みかけたアンブシャの柔軟性が今日は掴めない。

明日掴めればいっか。




映画「天井桟敷の人々」観る。
原題は「天国の子供たち」。
天井桟敷、、、は命名がいい。
そして第二次世界大戦真っ最中に、込み入った人間模様を描く作品を3年もかけて作ったフランスって戦争してたの?と思うほど世界に余裕があったんだね。
皮相的な愛ではなく、真実の愛こそ求めるに値する。
バブリーな社交界でなくとも、天井桟敷でわいわい騒ぐ庶民でいいではないか。

2014年5月30日金曜日

Woodall Serenade

Sonoreさんのウッダールのセレナーデを聴いて、無性に吹いてみたくなったので挑戦してみた。

Sonoreさんの真似をして吹いてみると、なんだかかっこいい。
十六分音符の頭をかなり長く吹くとかっこいい。
特にタリラーはターリラーと付点音符くらいにしてね。

で、ここまでは気持ちよく吹くことができるのだが、カデンツァの指が難しい。

たいてい、曲ってやつはどこかに難しいところがあるんだよなあ。。。

次にレッスンでこの曲をみてもらいたいものだが、私らしくない激しいルバートを聴いたら先生はなんて言うだろうか、、、。

あ、その前にカデンツァを攻略しないとね。



映画「黒蜥蜴」観る。
生の三島由紀夫に何故か懐かしさを覚える。
傷だらけの天使、仁義無き戦いと同じ監督とは意外。

2014年5月29日木曜日

トゥアーという発音の改善の兆し

中音域の音の出だしがトゥアーとなりがち。

タンギングの問題だと思っていました。

毎日、練習の始めはこの改善から試すのですが、うまくいかない。

それが、今日はうまく行った。

何が違うのか。

お腹の意識。

斜腹筋トレーニングの賜物かもしれない。

お腹で吹くことは既にできているものと思っていました。

が、それが甘かった。

吹く前から十分腹圧を上げておいてから、軽くタンギングすれば中音のHをpで柔らかく発音できる(ことが多くなった)。

低音域からオクターブ上にオーバーブローする時、これまでは顎を前に出していたのだが、これだと柔らかいpを出しにくい。

オーバーブローは、ほんのほんの少しだけ息を内側に入れる気持ちで、同時にお腹をくっと上げるとやわらかいpにディミュニエンドしながらオーバーブローできる。

奏法の変更。

つい、元の吹き方に戻りそうになるが、改善のための変更なのでめげずにやってみよっと。




ネットの広告。

Yahooの左右に大きく出現する広告。
マウスを乗せただけで画面一杯に広がる広告。

ああ、もう!

別に見なきゃいいだけのことなんだけど、うるさい広告が心の静寂をかき乱すよね。

ワコールの下着(メンズ)をワコールの通販で買って以来、ワコールの女性用下着の広告が頻繁に出る。

これって誰か来客時にマックを開いて、一緒に何かを調べる時に大きな誤解を生むような気がして困るのだ。

adblock plus という広告ブロックユーティリティを試しにインストールした。

快適!

Yahooのトップに行くことに、何かとても大きなためらい(また例の大きな広告が展開するかもしれないと思うと行きたくないのだ。)があったのだが、心置きなく素直にいつでも行けるようになった。

パンツとブラの広告も出てこない。(ホッ)

2014年5月27日火曜日

アンブシャの謎

安藤由典さんがフルートの発音に関する諸現象と楽器の構造について研究するために造った機械装置。

吹管だけでは低い音が出ないが、下唇、上唇を取り付けることで最低音まで音域が広がったそうだ。

そこで、以前からやってみたかったのにやっていなかった、ストローでフルートが吹けるかどうか試してみた。
位置をいろいろ探ってみましたが、まったくだめです。

前歯を失った篠笛吹きで、アルミのパイプで吹管を造って吹いている人がいます。
全くアンブシャを変化させることができないわけで、吹き込む角度の調整でなんとか吹いていますが、風音が多い。

ストローをつぶして平べったくすると、音が大きくなります。
水平のエッジに幅広く息をあてることで、振動する空気が増えるからでしょうね。
だからと言って、唇を横に引っ張ると表現の幅が小さくなるので注意かな。



映画「テルマエ・ロマエ」観る。
史実をベースにしたコメディ。殺戮やドキドキハラハラすることなく楽しめる。
ローマ人は風呂が好きだったんだね。なのにイタリアのホテルにはシャワーしかないことが多い。この映画がヒットしたら日本のバスタブが売れるかも。
llも観てみたいのだ。

2014年5月26日月曜日

ピアノレッスン 四回目

もう挫折寸前のピアノレッスン。

前回が最後のレッスンになるかと思っていたのだが、次回(すなわち今日)を予約してしまっていた。

もうドタキャンしたいくらいな気持ちを押して、這うようにして出かけた。

挫折しそうな様子を見てか、妙に熱心なレッスンで、こちらも演奏(というか、楽譜を追いかけること)に集中した。

エチュードは、なんとかできるのだが、課題曲の「新世界から」の運指の切り替えが、、、。

ものすごく疲れたが充実した時間だった。

もし、こんなに頭を使ったレッスンを90分もやったら熱が出てしまう、と言ったら、先生が壁の時計を指差した。

なんと今日のレッスンは90分やっていたのだ。

疲れるわけだ。

そしてピアノのレッスンはフルートのそれと疲れ方が違う。

ピアノは運指を気をつけながら左右の指で懸命に楽譜を追いかける。

フルートはそれに較べればある程度吹けるので、姿勢、脱力、呼吸、フレージングを統合すべく精神を統一するような感じだ。

いろいろ問題はあるけれど、うまくいく時は唇がしなやかに動いてくれるので、跳躍音程でも響きが得られて気持ちを入れ易い。

そして五回目も予約してしまったが、熱いレッスンに意欲がかきたてられたのでよしとしよう。

2014年5月22日木曜日

テレビで言ってた

新しいマイクになって、とても鮮明に録音できるようになったと同時に、アラが鮮明に録音される。

アラがはっきりするのだから、そのアラを克服すればいいのだ。
むしろアラがはっきりわかることは改善ポイントがはっきりわかるのだから、ありがたいはず。

アラ1、音の出だしがうまくいかない。こける、ひっくりかえる、遅れる。。。

アラ2、アクセントを感じさせてはいけない音にアクセントがついている。これは改善はさほど難しくない。

アラ3、音楽的に美しいフレーズに聴こえない。これは、どこがどうまずいんだかよくわからない。

アラ4、ディミュニエンドしてppで奇麗に終われない。音がかさつく、途中で音が出なくなる。

簡単に克服できない課題が多い。

しばらく録音はできないかも、、、。




「xxxxが体にいいんだってよ。ガンにもなりにくくなるんだって。だからたくさんxxxxを呑んだ方がいいわよ。」

「へー、そうなの?」

「うん、テレビで言ってた。」

「、、、、、、。」

有名難関大学出身の方でも、このようなB層ヤンキー発言をする人が多いことにビックリ。

2014年5月21日水曜日

趣味は切手とコインの蒐集です。 

小学校の頃、クラス替えがあると、決まって行うのが自己紹介。

シーンとした教室で、自分の番が回ってくるまでドキドキしながら何を喋ろうか考えたものです。

が、たいていの子は、判で押したように「xxxx xxxx。趣味は切手とコインの蒐集です。」でした。

なんでみんな、こんな骨董蒐集みたいなジジ臭い趣味なんだろう。

どうやら、漫画本の広告を観て、切手やコインを騙されて買って集めていたようです。

毎月送られてくるUsedの切手の中に、全く同じ位置に同じ消印のある切手を発見した友人を見て、世間の汚さを子供心に学習。

そして子供達が一言一句違わず同じ発言をすることに、世間体を気にする親を見て育った結果なのだと思った。

Larry Klantz のサイトにポーランドのフルーティストJerzy Mrozikが集めたフルートの切手が掲載されている。

パプアニューギニアのNose Fluteは鼻で吹いている。
こんなことができるのだろうか。
あとでやってみよっと。



「世間とは何か」阿部謹也 読中。
ドイツ中世史を専門とする先生の「世間」に関する考察。
西洋一神教社会は価値、規範を神が規定するが、日本は世間が規定するという視点が面白い。
吉田兼好は徒然草で世間体なぞくそくらえと言いたかったのですね。
そういう反骨精神が好きだなあ。

2014年5月16日金曜日

リズム感が、、、

「明日」を演奏していて、うまくリズムが掴めないところがある。

レッスンで、そこんところよろしく、とばかり指導を仰いでみた。
「明日G dur」から
まず、アウフタクトの三連音符から吹いてみていきなりダメだし。
三連が八分音符の長さになっていた、、、。

とほほ。なんてこったい。

気を取り直して、Fisから全ての音を十六分音符にして吹くと、当然のようにできるのだ。

が、三拍目のEと四拍目のEをタイで繋ぐと、急に数えられなくなる。

やってみたこと。

1、タンギングなしの十六分音符に分解して練習。
教師曰く、タイにしたら数えられないことの克服には貢献しない。

2、細かく刻んだメトロノームに合わせる。
四拍子を16でカウントするとうまくいくが、8でカウントすると何故かできない。
もちろん4でカウントしてもできない。(それができればこの問題は発生しないわけで)

3、四拍目、十六分音符、ミファレレを何度もそこだけリピートして一カウントに四つの音の価値を体に覚えさせる。

4、四拍目、始めの十六分音符Eをお休みして、ン、タタタ、ター。

5、四拍目、始めの十六分音符Eを前の音からタイで繋げているのだが、そこだけアクセントをつけて強く吹く。

6、教師が指を親指、人差し指、中指、薬指と順に折り曲げるのを見て、二度目の人差し指の動きに合わせて四拍目第二音のDを吹く。
これが私にとってのベストソリューションでした。

当然だが、常に教師がパキパキと目の前で指を折り曲げてくれるわけにはいかない。

そこで、このフレーズが来たら、目を閉じて、教師の指パキパキをココロの中にイメージして、そのイメージの人差し指に合わせる、ということをやってみたら成功の確率が上がった。

そして、なによりも苦手なところはメトロノームを使って、ものすごくゆっくり、正確に何度でも同じようにできるようになってから速度を四つづつ(決して10速くするなど急ぎ過ぎはいけない)速くする。
やがて、この手のリズムが完全に自分のものになる。

というプロセスを辿るのだそうだ。

辿れるかな、自分?

辿るぞーーー!

レッスンのほとんどをこのトレーニングに費やした。

たまに、うまくできることもあるのだが、体が自信を持ってこなしているのではなく、まぐれに近い状態だ。

これは正しいリズム感を獲得したとは言えないのだそうだ。

リズムが苦手だということを自覚して、地道に訓練すればできるようになるとのこと。

よーし、やったるでーー。


久しぶりにローマ風の薄生地ピッツァ。
スプマンテ ブリュット

パンチェッタロンデ


金魚のアイスコーヒー

2014年5月15日木曜日

録音技術も大事

うろ覚えなのですが、確かその昔、吉田雅夫さん(だったと思うが確信が持てない)がフェージングでウワンウワン畝る短波放送のBBCで聴いたベートーヴェンのシンフォニーに大変感動して音楽家になろうと決意したとか言っていたように記憶しています。

一方で、某髯のオーディオ評論家は、オーディオ装置の鳴り方よって、演奏者の芸術を変えてしまうことがあると。
芸術を変えてしまう歪みがスピーカーに起因することが多く、そのため彼はタンノイを離せなくなったそうだ。

多くのスノッブなオーディオマニアが周囲に多かったせいか、件の評論家の言うことには、何か商業主義的な香りも感じて眉唾ものだなあと、、、。


で、

新しく届いたマイクでサクッと録音してみたら、全く違う音色になったことにびっくり。

これまでのイヤホンで録音していた自分の音には確かに違和感があって、自分の音は思っていた以上にくぐもっていて、そういうものだと思っていました。

iPhone付属のマイクは完璧にハイ落ちです。

ところが、きちんとしたマイクで録音すると、「よく聴くフルートの音」ではないか。

長く伸ばす音の音色が雑に変化していく様子がよくわかります。

むしろ、マイクの性能でアラが目立つかも。

嬉しいような悲しいような。。。
何故なら、自宅での録音に緊張してしまうから。
アラがまともに出るんだもの。

そして既に録音した「明日」のリズムが楽譜どおりでないことを明確に認識。
頭で考えると、そんなに難しいことではないはずなのだが、、、、。

うーん、なかなかやるじゃないか自分、と思っていた自分はなんだったんだろう。

2014年5月13日火曜日

冴えない音色の言い訳 

YouTubeに何曲かUpしているのだが、自分で演奏している時に聴こえてくる音色と録音した音色がずいぶん違う印象だ。

話し声だって、録音を聴くと、「え、こんな声してるの。」と恥ずかしくなることは誰しも経験することのようだし、フルートだって同じことなのかと思っていた。

Sonoreさんからマイクは何を使っているのかと問い合わせがあった。

私の演奏の録音は倍音成分が聴こえにくく、高い周波数成分がハイ落ちしているのではないかとのこと。

マイクはiPhoneに付属しているイヤホンに内蔵されているものですが何か?

どうやら、これは音声通話用に高い周波数成分をカットしているようだ。

そして、耳に装着したイヤホンから垂れ下がる細いケーブルの途中にあるリモコン部分のマイクが楽器の音を拾うので、かなり楽器とマイクの距離が近いことになる。

最低でも県外カラオケのボーカル用ダイナミックマイクで、少し距離を置いて設置するといいのではないかとの指摘が。

なるほどThe World!。

どうも録音を聴くと、自分の音は常に冴えないと言いますか、明るさがないと言いますか、地味ーーーな感じがして、こんな音色なんだなという違和感がありました。

いや、しかしバロック時代の曲に相応しいかも。

なんて勝手に解釈しておりましたが、どうもイヤホンのマイクに問題ありのようです。

そこで、昨日アマゾンでマイクを物色し、スタイリッシュなやつをポチッとね。
BlueMicrophones USBコンデンサーマイク Yeti
Apogee MiCとどっちにしようか迷いました。
Apogee MiCはライトニングケーブルとUSBケーブルが付属するのでiPhoneに接続することができます。

さらに私が買ったモデルには上位機種にYeti Proというのがあります。
なんと24 bit/192 kHzという仕様。
DVDオーディオ並ではないか。

でもどちらも価格が倍も違うし、、、。
アホノミクスの恩恵は無いし、、、。

AIDMAからAISASへ(って旧いか、、、)、評価も高いのでYetiで決まり。
悩みながら、えいっとばかりに購入ボタンを押すのって、どうしてこうもドキドキするんだろうか。

気が小さいのね。

さあ、これで冴えない音色の言い訳はできない。

早く来ないかな。

2014年5月12日月曜日

Marcel Moyse研究室

フルートを再開したのは2011年大地震の少し前の2月だろうか。

ネットでbalaineさんが演奏する「歌の翼」を聴いて、その音色に何かほっとするような、ココロの奥底に忘れていた優しい気持ちが思い起こされたのでした。

それからフルートに関するサイトを探しては、興味深いサイトをどんどんブックマークし、現在では100以上のサイトがマークされています。

今、Safariのフルートカテゴリーのブックマークを見ると、トップに位置しているのは件のbalaineさん、そして10番目ほどにSonoreさんの「Marcel Moyse研究室」がありました。

早い時期に見つけていたのですね。

深く研究された方の記述は随所が難しいのですが、音楽やフルートの音について日々考えているとだんだんこちらの理解も進んでくるので、ぼんやりと輪郭が見えてくることもあります。

ex.
音程はチューナーにたよっていいのだろうか。
よくアンサンブルでは、チューナーを見て音程を取るのではなく、まわりの音を耳で聴いて合わせるトレーニングが大事だと言いますが、そのことではなく、基音と倍音成分が混ざった音色がチューナーではOKでもまわりの音と解け合わないことがある。

2011年には、ロングトーンを吹いていて、他の人と合っているのか、いないのか、高いのか低いのか、どうもよくわかりませんでしたが、このごろはチューナーなど見ること無く、自信を持って人に合わせられる(教師に言わせたら、まだまだみたいですが、、、)ようになった(みたいだ)。

アダルトビギナーでも、人の音をよーく聴いて、合わせる経験を積むことで、これまで見えなかったことが見えてくる喜びはいいものなのだ。

2014年5月11日日曜日

近所でも美味しいピッツァ

練習していたら近所の友人から電話。

新しい車が納車されたのでドライブしようと。
 は、速い。
その前に乗っていたM5に較べると後部座席は狭いし、ドアは二枚しかないし、使い勝手はイマイチ。
運転してみると、大きな車体とは裏腹にとても扱い易い。
へー、これ案外いいかも。

それでもって、近くに美味しいイタリアンが開店したので行ってみることに。


このあたりで上手いピッツァなどあるわけないと思っていたのだが、、、

うまかった。

薪釜で焼くピッツァは適度にスモークされて旨々。

もう、遠い都内までわざわざ出かける必要ないよね。

2014年5月10日土曜日

体力が、、、

午前中はご近所のフルート仲間とアンサンブル。

以前は3時間ほど吹いたくらいで疲れることはなかったが、どうもこのところ疲れる。

夜は別なバンド練習。

バンド仲間が二組結婚することになって、その一組の結婚式用の演奏を収録することになった。

8月に東京芸術劇場で収録。

なんかすごくね。

そんな立派なところで何を演奏するのだか、出席を保留していたのだが、みんな出るって言うからおいらも出ることにした。

東京芸術劇場、ああ、すごい名前だよね。

ムラマツ新宿店に威圧感を感じるだとか、入りにくいだとか言う人がいるが、私は全くそういう印象はない。

それより、東京芸術劇場だよね。

いいのかな。こんな立派な名前のところで演奏しちゃって。




映画「フェリーニのローマ」観る。
来月ローマを訪問するのに先だって観てみた。
これはひどい。
カオスとカリカチュアライズ。

2014年5月6日火曜日

演奏家デビュー?

マルセル・モイーズ研究室のオーサーSonoreさんとネットでデュエットした曲がYouTubeに掲載されて数日が経過。

演奏は音の出だしに躓いたり、音価が明らかに楽譜どおりでないところがあって、今聴くと、あ、あ、あ、という想いがなくはないのだが、まあでも自分で聴いていいなと思った気持ちを人に伝えたい想いは出ているからこれでいいのだ。

そして、

海外の方から三つコメントをもらった。

1、最高の時間だ、、、至福の時、、、これ以上表情豊かな表現はない(最高だ)。

2、人生最高の瞬間を魅了する、、、美しい。

3、愛らしい曲。

この曲を私は私なりに美しいと思って、その想いを演奏したことに共感を持つ人がいたのだ。

演奏家としてデビューじゃね?

アダルトビギナーだから、、、とか、へっぽこだし、、、とか、音楽1だったし、、、とか、そういう言い訳とはおさらば。

少々楽譜どおりでなくてもいいもんね。

基礎練習も大事だけど、何かをいいなあと思う気持ちが大事なんだな。

昨年の夏から歌のレッスンに通っている。
歌の先生に日課練習はどのようにしたらいいのか質問したのですが、応えは、

「毎日、たくさん感動してください。」

だったことの意味を改めて理解したのだ。




映画「モンティ・パイソン 人生狂騒曲」(Monty Python's The Meaning Of Life)る。
子供の頃大好きだった「空飛ぶモンティ・パイソン」の最終回。

おもしろすぎ。

こりゃまいった。

「神は六日間かけて天地を創造したが、モンティ・パイソンはたった90分でそれを台無しにした」
ファミリー映画糞食らえ!
それにしても人生の意味にはなかなかたどり着けないのだ。

2014年5月3日土曜日

声楽の友人に

昨日はちと二日酔いで休肝日としたが、今日は復活して趣味で声楽を5年ほどやっている友人と会食。

秋には発表会が控えていて、何を歌うか決めないといけないそうなのだが、歌いたい曲をリクエストすると先生から技術的に難しいからと却下ばかりされるそうだ。

で、いつも先生が曲を決めるのだが、好きでない曲を歌うことに熱が入らないとのこと。

技術を隈無く修得して、その道を自分なりに極めたいならともかく、人生そんなに長くないのだから、自分が聴いていいなと思える歌を人にいいなと思わせるように歌うべきだと、あたかも自説のごとく説いたら、ひどく共感された。

付け焼刃とは正にこのこと。

こういうものの考え方ってやつも、共感が共感を呼ぶことはよくあることで。



久々に都内の有名台湾小籠包。


都内は空いているかと思いきや、大変な混雑。
人ごみに酔ってしまう。
不便でも田舎の方が性に合ってるようだ。

2014年5月2日金曜日

明日

マルセル・モイーズ研究室のオーサーSonoreさんとネットを通じて「明日」をデュエットすることができた。

北海道のプロSawakoさんの演奏を模範に、SawakoさんやSonoreさんになった気分でマックに向かって吹いてみた。

リバーブのない裸の音は「あ、あ、あ、、、」と体が捩れそうになるが、それでも吹けている自分を感じていました。

そして、Sonoreさんが2ndを重ねて、リバーブ処理してくれました。

おお、なかなかやるじゃないか、自分。

と、思っていました。一昨日までは。

ところが、レッスンで先生とデュエットしたら、いくつもの指摘が、、、

リズムを正しく理解していない、歌っているところの音価が伸ばしすぎている、それは意図的にそうすることもありだが、正しい音価で吹くことができないとしたらそれは問題がある、つまり相方とピッタリ合わせることが困難になる、十六分音符を八分音符の長さで吹いているのは意図的なのか、、、などなど。

なるほど、

とても勉強になった。

古典も好きだけど、こういうシンプルで奇麗に歌って聴かせる曲っていいよね。

自分で聴いていいなあと思い、そしてそのいいなあを人にバトン渡ししたくなる曲をたくさんレパートリーにしたいかな。

なんだ、簡単じゃん!と思っていても、教師から観るとたくさんの指摘ポイントがあるわけで、その指摘を修正し、さらにいい演奏ができるって大きな喜びなのだ。