指が思うように回りません。
利き腕の右はそれほどでもありませんが、左は特に厳しいものがあります。
そういえば学生の頃から今日まで、電車で移動するなどしている時、右手を膝に載せてG-Cまでの動きをエアフィンガリングしていました。左もやっておくべきでした、、、。
アルテス1巻は以前"なんちゃって修了"しているのですが、なにせブランクが長いので15課からレビューしています。
音楽はスケールとアルペジオから構成されています。あらゆるスケールとアルペジオを着実に練習することが上達への近道(決して近くないのですが)と言われています。
前回のレッスンでD Durが終わり、現在H Durを練習中。
メトロノームを60に設定し、4tones/countで15種のアーティキュレーションで練習します。全てやると約30分かかりますので時間が無い時または集中力が続かないと思うときはかなり割愛します。細く長く続けることが大事と割り切り、ストリクトな特訓はしないようにしています。
1976年NHK"フルートとともに"で吉田雅夫がアーサー・ケストラー「機会の中の幽霊」の時計屋の話をしていました。
ビオスとメコスという時計職人がおり、ビオスは部品をアッセンブリしていたが、メコスは部品を一から組み立て、中断するとまた一から組み立て直す。その結果、メコスの生産性は極めて悪く、あげくにはビオスに使われるようになったと。
フルートの練習も同様につっかえる部分を切り出して練習すること、つっかえる度に始めに戻ると4,000倍の時間がかかりますと。
中・高音域のGis-A-H-Cis-D-E-Fis-Gis, A-Gis-Fis-E-D-Cis-H-AとA-H-Cis-D-E-Fis-Gis-A, H-A-Gis-Fis-E-D-Cis-Hがひっかかるのでそこだけ集中して練習します。
キーを押さえるのに必要な力は極めて小さいのですが、高音域は指の連続性が無いためか、力が入りがちです。力まないように集中することでキーを押さえる力をなんとか抜く事はできているように思いますが、それでも練習を続けていると、左前腕の筋肉が強ばります。
30分も続けていると、左肩から首にかけて強く凝ります。
暫く練習して、少し休憩し再開すると、途端にできるようになったりしますが、また暫く休憩すると元に戻ってしまったりします。このあたりは非常にもどかしいです。
軽く口笛でも吹くかのように、均等に音を出せたらいいのですが、指まわりは大きな課題となりそうです。
アマチュアの方の練習ブログをよく見るのですがフィンガリングで「これだ!」という決め手に出会っていません。
次回のレッスンで先生に相談してみようと思います。
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