2015年1月15日木曜日

レッスンの幸せ

レッスンは例によって初見のテストから。
一拍を二つに割って、さらにその半分が三連符だったりするだけなのでリズムはクリア。
クロマチックもスムーズにクリアした。
が、例によってフレージングの切れ目を正しく理解できていなかった。
フレーズの切れ目はどこなのか、このぐらい初見で見抜けないとダメなのだ。。。

そしてまたまた例によって音を間違える。登りのフレーズで楽譜どおりに吹いたのに下降で臨時記号を落とすことが多い。
調性感がないからこういうミスをするのだそうだ。
でもなあ、、、。調性感がないわけではないと思うのだよ。
これが、口笛や(吹けないけど、、、)歌だったら音を間違えないと思う。
よほど自分の感性に合わないフレーズならともかく、特定の音をイメージしても、その音を出すんだという意思が自然と運指に繋がらないのだ。
これはほとんどのアダルトビギナーが同じ悩みを持っているのではなかろうか。
これはほとんど諦めるしかないだろう。ま、いいさ、死ぬわけじゃなし。


課題曲、アンデルセンの10番は次回までにテンポを上げて、リズム感を強調するようにすることとなり、さらに11番について少し見てもらった。

11番は自分でも音の移動に音楽を感じ辛く、いわゆる「早く終わらせたいエチュード」だったのだ。

が、これは音形を見ると、はじめの三つが下降し四つ目がポンと上がるパターン。
と言うことは、一つ目と四つ目が大事。

 つまり、
このパターンで練習するとメロディーがはっきり見えて来る。
そして、付点音符を吹いている時に、本来聴こえるはずの音を想像しながら演奏することで、つまらないエチュードだと思っていたものがとても綺麗な音楽になった。

これは新しい発見だね。
音楽をよく知っている人にとっては「あたりまえのこと」かもしれないが、シロートにはこうした発見が嬉しくてたまらない。

ああ、シロートでよかった。

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