2013年9月28日土曜日

練習時間が取れない時の練習

諸事情で次回のレッスンは来週の金曜日。

いつも二週間に一度なので、レッスンの間隔は二週間なのですが、今回は諸事情でそうなってしまった。

しかも、歌の個人レッスンも同じく来週。

そして、明日から泊まりがけで二日間外出。歌もフルートもできません。

む、む、む。

わかっちゃいたけどこれってやばくね?

いつも音作りに10-30分。
全調のスケールとアルペジオをアルテス1巻15課に倣って20-30分。
タファネル・ゴーベールEJ4を20分。
それからエチュードに取りかかるのですが、なにせ前回のレッスンで自信たっぷりのGariboldi OP.132#13が落第したことのリベンジがあるので、当面の間は基礎練習はそこそこにしてエチュードをせっせと復習う事にするのだ。

音作り(と言うより音出し)5分。
全調のスケールとアルペジオ 20分。
タファネル・ゴーベールEJ4 省略。
そしてエチュードの転ぶところをしっかり練習。

次回レッスンまで、三日間しか練習できないけど、しかたない。
難しいエチュードを克服するのに一夜漬けみたいな真似は無理があると思うけど、たまには短期集中で仕上げてみるのもいいかも知れない。


映画「カルテット」観る。
家族っちゅーもんは、なかなかやっかいなもんだな。
こういう映画を観て、家族が仲良くなったという家族は果たして国内に何家族いるのでしょう?

2013年9月27日金曜日

自信たっぷりでレッスンに臨んだが、、、

フレージングブレスを意識してからは音楽を歌うことがいくらかわかってきたような気がしてきました。

で、Gariboldi OP.132 #13 を何度も練習して、フレージングブレスとダイナミックをたっぷり取って思い切りエスプレッシーヴォで歌うように練習した成果を今日のレッスンで披露するつもりでした。
モチロン、一発合格で気分もルンルンになる予定でした。

が、

いままで一度も躓いたことのない、冒頭の二小節目でつっかえた。

それも、何度も。。。

先生が見かねて、「もう一度やってうまくいかなかったら次の曲に行きましょう。」と言うのです。

最後のチャレンジのつもりで吹いたらまた指が転びます。

「もう一回やらしてください。」

それでもダメ。。。

しかもトリルの長さがいくらか短い、さらに前打音が遅い。

もう駄目出しの連続。

トリルの長さと前打音のスピードに気を取られるとさらに次の小節で転ぶ。

こんなはずじゃなかった。。。

これまで一度も失敗しなかった箇所で転ぶのは、そこは簡単なところとタカをくくって練習の比重を下げすぎると起きる現象なのだそうです。

難しいところを集中して練習することは効率的な練習方法の鉄則ではありますが、難しいところをクリアできるようになったら全体を通す練習をしっかりやらないとこういう目に遭うのだそうです。


初見の練習に先立ち、課題曲のF Durのスケールを吹くように指示が出ました。
へへ、F Durは最も得意な調子だもんね。観てろよ、おいら華麗に吹きまっせ。

あれ?

低音域のG-Aは滑らかに動くのに、中音域のG-Aが転ぶではないか。

これは、本来指の動きはできているのだが、集中力が続かないから中音域で転ぶのだそうです。
タカタカタカタカ、4音づつ正確に意識しながら指を動かせばきちんとできるはずですとのこと。

そう言われて再度やってみると、うまく行きました。

でも、果たしてそのせいなのだろうか?だっていつもスラスラっとできるんですよF Durは。


次にヘンデル。
ピアノ伴奏で全楽章を吹きました。アレグロだけかと思って他の楽章はこのごろ吹いていないので慌てましたが、その割にはまあなんとかなったかな。

特にアレグロの16部音符の速いところが、だいぶマシになってきた。

これくらいでへこたれていたらいつまでたってもバッハにたどり着かないよね。

2013年9月26日木曜日

音楽を通して何かを伝える

今日は歌の個人レッスンでした。

で、その後合唱の練習だったのですが、今日は一人ずつ「慕情」「ラストワルツ」「雨に濡れても」を歌いました。

帰宅してから録音を聴いています。

いわゆる歌が上手いとは言いがたい演奏が何故か心に響くことが多い。

上手く歌おうとして、部分部分を押すように歌うと、フレーズ感がない。
私の歌は正にそんな感じに聴こえるのだ。
きっと、フルートの演奏も同じ感じなのだろうと思う。

歌の場合は歌詞があるわけで、その歌詞の言わんとする事を情感を込めて歌い始める前からテンションを上げて歌わないと聴き手に何も伝わらない。

フルートに歌詞はありませんが、音楽は具体的な意味を持たない言葉だと言われています。

フレーズから涌き上がる感情を汲み取って歌うように吹かないと何をやってるんだかわからない演奏になるような気がします。

歌の先生の友人のフルーティスト宮前さんも、フルートは歌をよく聴いて、歌のように吹くのだと言っているそうです。

明日はフルートのレッスンなのですが、またしてもエスプレッシーヴォで臨んでみようと思うのだ。

ただし、ヘンデルのソナタは別ね。

当初速くて指と口がうまくリンクしなかったヘンデルのアレグロもだいぶできるようになったので、テンポに追いかけられる演奏ではなく、自分で時間軸を支配するように吹いてみたいと思う。

果たして、うまくいくだろうか。。。。


映画「俺の笛を聞け」観る事ができなかった。
殺される危険など、さほどドキドキハラハラするような場面は無いのだが、もうすぐ刑期が終わる模範囚の若者が刑務所内で規則に背く行為を観るにつけ、妙にドキドキハラハラして観る事ができなかった。笛聴きたかったんだけどなあ。。。

2013年9月25日水曜日

自分の指に人格を

神田のぞみさんのサイトで紹介しているように「指で歌う」ように心がけてみました。

これまでは、音を出すためのお腹と口が主役で指は脇役。

指を主役にすると力が入ってしまいそうで怖い。

ヘンデルのアレグロを指で歌うように心がけて吹いてみた。

案外いける。

指にも演奏しているんだという実感が出てきました。
指が喜んでいるような感じです。
自分の指なのに、なんだか指に別な人格があるかのよう。

まるで指が、「今までさんざん脇役でこき使いやがって。オレを主役にして演奏させてみろってんだ。ほらな、うまいもんだろ♪」とでも言っているような感じです。

神田さんのヒントの成果なのか何度も繰り返し練習したことの成果なのかわかりません。
おそらく両方だと思う。

地道な練習とこのようなヒントの相乗作用が嬉しいのだ。

2013年9月23日月曜日

友人の声楽コンサートで思うこと

アマチュアで声楽を楽しんでいる友人のコンサート「イル・コンチェルティーノ」に行ってきました。

午後一時から始まって第三部まで観るとなると午後8時半終了。

だんだんと上手な人が出てくるのですが、時間の都合で第二部まで観て退出。

第三部には、最近観た椿姫やリゴレットのアリアがあるのでとても後ろ髪を引かれたのですが、、、残念。

色々な人の歌を聴いていると、pでも見事にホールに響く声と、fでもご本人の周囲しか響かない人がいることがよくわかります。

かねてより、pを弱くと書いている音楽の教科書に疑問を持っていました。
ですが、たいていの音楽家はそんなこと気にしていないようです。
何故気にしないのか、自分なりにわかったような気がしました。

pとはどういうことなのか、一言で説明しきれるものではないのではなかろうか。

アルルの女の冒頭はpです。
同じフレーズが終盤に再登場しますが、指定はppです。
プロの演奏を聴いても、pやppと言う割には朗々と吹いている演奏が多いです。

この場合のpもしくはppは小さく消え入るような音を期待しているのではなく、柔らかく優しい音で甘美に吹きましょうね、という意味だそうです。

pとは「弱く」でもなく、「小さく」でもない。かと言って、強くはなくましてや大きくもない。
pを言葉で表現することはとても難しい。

否、pはピアノとしか言いようがないのではないか。

アマチュアからプロまで、様々な人の歌声を聴いていて、pやfのニュアンスがわかったような気がしました。


年配の方が歌った「私は嘆くまい」は秀逸でした。

テノールの声がとても美しい。

目指すべき理想の歌声を聴いたような気がします。

やっぱり、私はアマチュアの演奏会が好き!

2013年9月21日土曜日

指とアンブシャはコラボレーション 

高音のCまでどうにか出す事はできます。

通常はせいぜいHまでしか出しません。

スケールを練習していると、高音のAまではだいたいどの調でも問題ないのですが、Hがでにくい調があります。

それから、スケールで上昇して行く時に、まだ中音域なのに、アンブシャが先回りして高音域の造りになっているのだと思いますが、音がひっくり返ることがあります。

スケールの練習はそんなことも注意しながらゆっくりやったほうがよさそうです。

ベルギー在住の日本人フルーティストの神田のぞみさんがご自身のブログで、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団のピッコロ首席のクロード・ルビシュさんがレッスンで、”指でアーティキュレーションを付けるつもりで”と言っていたことを紹介しています。
また、ヴァンサン・リュカさんのレッスンでも「指でも歌うように」と指導していたそうです。

そこで、普段あまり意識しないのですが、指でアーティキュレーションを意識した吹き方で練習してみました。

意識の中で、指はいつも脇役のような待遇なのですが、今日は主役って感じです。

すると、全ての音域にわたって結構スムースに発音できますね。

これは新しい発見をしたようで嬉しい。

フルート 高音a→h」で検索してここにいらっしゃった方がいます。
AからHだけを練習すると問題なくできるのですが、スケールで下から上がって行くと途端に難しくなってそこだけつっかえる調があります。

指と口の連携を考えてゆっくり地道にやってみようと思う。



映画「寒い国から帰ってきたスパイ」観る。
もしドストエフスキーの罪と罰のラスコーリニコフが非凡人だとしても、これほどの政治的寝返りに耐えられただろうか?
個人は思想より重視されねばならないと言うなら、やはりそれは凡人なんだな。

2013年9月19日木曜日

iOS7

iPhoneのOSを新しくしました。

たまにはインターフェースを変えるのも気分が変わっていいものです。

部屋の模様替えみたいなもんです。

が、動作がこれまでと異なるので慣れるまでやや使いづらい。

今日はご近所のフルート仲間のご好意で、自主練習用に確保したスタジオに4名が集まり初見でデュエットやカルテットで遊んでみました。

あっという間に楽しい2時間が過ぎてしまい、吹き足りない。
映画を観る2時間は、観る前から心構えが要ります。
そして重い内容であるほど、観た後で疲労感を感じます。
同じ長さの2時間でも、これほど過ぎ行くスピード感が違うことに改めて驚く。
楽しいことは早く過ぎるね。

映画「レッズ」観る。
3時間半の長編。1917年ロシア革命時代のアメリカの共産主義者、いわゆるアカども。
長かったあ、、、。が、見応えは十分。

戦争の要因は世界経済の利潤追求。
利潤追求を愛国心にすり替える権力者は偽善。
独軍国主義は英仏経済支配の分け前にありつくために画策。JPモーガンは英仏に$1B投資。アメリカはモーガンの利益を守るために参戦。
戦争とは貧しい者が金持ちのために死ぬ仕組み。

「いまこそ銃を持って戦うのが誇り高きアメリカ人である!ジャック君、この戦争の要因は何だと思うかね?言ってみたまえ。」

「PROFIT!  that's all」

2013年9月16日月曜日

Emmanuel Pahud Mozart

昨晩テレビでパユの演奏を観たフルート吹きは多いのではないでしょうか。

ですが、眠気とよっぱでよく覚えていない。

で、今日録画を観てみました。

上手だとか、音が奇麗だとか、そんなことは当たり前すぎて言う気になれない。

袖から舞台に出てくる時点で、満面の笑顔。

オケや指揮者に向かって、「さあ、一緒に遊ぼうぜ、用意はいいかい?」とでも言いたそうな感じなのです。

そりゃもう自信に溢れていて、音を間違えたらどうしようなんて心配はサラサラない感じ。(当たり前だけど、、、)

でもってモーツァルトのD Durのオケの前奏って普通ソリストは吹かないのですが、パユちゃんは冒頭部分を吹いています。
しかもオケにぴたっと寄り添っている。
こんなの初めて観ました。

で、一楽章ですが、私の楽譜と違って吹いています。ところどころ装飾を入れています。

更に、音の価値(長さ)をインテンポではなく、揺らしています。

モーツァルトの演奏は歌いすぎて音の価値を変化させてはならないと教わりましたが、パユちゃんは自由に歌っています。

しかも、暗譜。

もう演奏することが楽しくてしょうがないって余裕が観ていて実に気持ちいい。


それとね、

彼は演奏に夢中になるとつま先を上げるんです。

これ、私も舞台で夢中になるとそうなるんです。決して私が真似をしているわけではありません。もしかしたらパユが私の真似をしているのかもしれません。(なわけないか、、)

超一流のプレーヤーと奏法が同じなのかもしれないって考えたら、キャー!嬉しいではないか!!

2013年9月15日日曜日

落ちたけど復帰、早いね!

昨日の午前はご近所のフルートアンサンブル。

技術的にはちょいと無理があると思われた、アイネクライネナハトムジーク一楽章も多少ミスはあるものの、通せたという達成感はものすごく幸せ。

まずはシッチャカメッチャカにならずに通せる、これが重要。

それだけで十分幸せだもの。

ところが、何故か帰宅してから久しぶりに強力にダウン。

まったく何もすることができない。

時間があるのにフルートを吹く事ができないどころか、体を30cm以上動かすこともできない。

まいった。

夜のアンサンブルは欠席して、どうにか一夜を過ごし、今日は朝から第九の練習。
そしてフルートアンサンブルの仲間から誘われて、オーケストラアンサンブル豊島の定期演奏会に出かけました。

アマチュアとは言え、すごい迫力。

フルートもものすごく上手い。ドボルザークを吹いた1st.はプロ並みに音が通る。

すごいなあ。こんなにレベル高いのにアマチュアなんだあ。

ドボルザークの7番シンフォニーのフィナーレは圧巻でした。

あれほどの迫力あるフィナーレを指揮者、団員と共有できる喜びっていいだろうなあ。

きっといい指揮者なんだと思う。

何故かわかりませんが、そんな気がした。

そしておいらも落ちても復帰が早いのでよかった。


そんなわけで今日は音色の同質性とスケールとアルペジオのみ。
タファネル・ゴーベールとエチュードは久しぶりにパス。
明日やるからいいのだ。

2013年9月14日土曜日

エスプレッシーヴォでクリア

昨日はレッスンでした。

Gariboldi OP.132#12を思い切りエスプレッシーヴォに吹いたところ、一発で合格しました♪。
ただし、曲の出だしの音は大切にすること、いきなり汚い音で吹かないこと。(わかっちゃいるけど、出だしの音って難しいのよね)一回目のフレーズは軽く流して、二回目の時に大きくクレッションドするなどの変化をつけること。pでオクターブを行ったり来たりするところは音程が下がらないように。最後のrit.はあまり手前からやらないこと。

などなど、、、いくつかの指摘をいただきました。

でもなんだか嬉しい。一発合格だぜぃ!ふふん♪

そして、ブレスをゆっくり、しっかり取る場所はフレーズの切れ目に限定することということを再確認しました。
これで、時間軸を自由に操れるのだ。

やったー!

#13はほとんど練習できていないことを理由にゆっくり演奏したのですが、アーティキュレーションをとんでもなく間違って解釈していた自分を発見。

やはり、レッスンって重要なのだ。装飾が入ったりすると、なんとなく耳覚えしているアーティキュレーションで自己流に吹いていたりする自分がいます。
レッスンでプロに診てもらわないと、生涯気がつかないわけで、そして、気がついて治そうとしてもクセになっていると修正が利きにくいだろう。

初見の練習として#14をゆっくりやってみましたが、これを指定のVivaceで吹くのはとても難しそう。

あああ、次の次はこんなのが待っているのかあ、、、。
ちと弱気になっている。
ようし、やってやろうじゃないの。と強がってね。

で、ヘンデルのソナタ。
アレグロは速い。
全体に力が入った演奏になってしまっていて、吹いていても疲れるし、聴いている方も力が入って疲れる演奏だそうです。
軽く流す感じで、大事な音とあまり大事でない音にメリハリをつけて吹く事。

こんな速い曲、できるようになる日が来るんでしょうか?
と弱音を吐いたところ、練習すればできるようになりますよ。とのこと。
いつできるようになるんだろうか?それは自分の努力しだいではあるけれど、先生がそう言うのだからがんばればいつかきっとできるようになると信じてがんばろうと思うのだ。

2013年9月12日木曜日

ヴェルディ リゴレット

アンサンブル仲間がNHKホールでスカラ座のベルディ・リゴレットを観てきて大変感動したそうです。

マントヴァ公爵を演ずる予定のジョセフ・カレヤが急に出演できなくなり、(他のスケジュールとダブルブックしていたと言うから、さすがイタリア、、、)代役としてフランチェスコ・デムーロが出演したそうです。

そのためもあってか、通常ありえないそうですが、カーテンコールでバリトンのレオ・ヌッチがアリアを歌い、会場はものすごく盛り上がったとのこと。

で、ヌッチが演ずる2006年のライブDVDを拝借して観てみました。

騙されたと知っても、恋する人への愛を貫き、身代わりとなって身を捧げるという究極の愛の物語。

画面の中の役者が歌う姿を観ていて、気がついたのですが、完全に役になりきっていますね。
恋する乙女ジルダは、本当に貧乏学生役の役者に恋しているかのように想いをこめて歌っています。
リゴレット役のヌッチも本当に自分の娘を想うかのように真剣に汗だくで歌っています。

歌のレッスンで先生は、棒読みのように歌うのではなく、心の底から涌き上がる感情を歌に出すようにと言います。
そのためには「その気」にならなければいけません。

まして、楽器は具体的な言葉を発しないだけに、もっと工夫して感情を表現しないと、聴き手に何も伝わらないのかもしれません。

明日はレッスン(フルート)です。
ダメだしが出るくらいエスプレッシーヴォで吹いてみようかな。
でも、それって自己流でやると変なクセの演奏になるんだよね、、。
ま、人生一度、思い切ってチェレンジしてみるのだ。

2013年9月11日水曜日

宅連と称して

アンサンブル仲間の自宅にて「宅連」と称してフルートデュエットで遊んできました。

ただ、漠然と吹いて遊ぶよりも、何か目標を持ちましょうということで、長い事練習したヘンデルのソナタを録音し、そこそこできていればYouTubeに公開しようという計画でした。

とても、とても。。。

録音して自分たちの演奏を聴くってとても残酷です。

吹いている間は、結構相手の音を聴いて合わせているつもりでも、録音を聴くと実にバラバラ感がたっぷりと漂っています。

がっかりします。

そして、私の音は押し付けがましい。

パートナーの音は初めは弱々しく、か細い感じなので尚更私のくどい音が目立つ。

ところが、パートナーが一念発起し腹筋に力を入れて吹くようにしてからは、音にハリが出てきて、芯の強い音に変身。

いい音でしっかり鳴らす、この基本的なことがいかに重要かよくわかりました。

お腹で吹くとはどういうことなのか、上体を床と平行になるよう折り曲げた状態で犬のごとくお腹でハッハッハッとやってみたり。


flutetunesからデュエットの曲を片っ端からプリントして、初見で吹いてみました。

初見なので、ミスも多いのですが、それでも途中で吹く事を辞めずに最後まで吹き通すようにしました。

曲全体の流れを掴む訓練になるような気がします。

じっくり仕上げるヘンデルより、初見で遊ぶモーツァルト、フィガロの結婚のChe soave zeffirettoがとても楽しい。

へっぽこが腕を極めようとしても、挫折感が襲うばかりだが、フルートを使って遊ぶと考えたら、こんな楽しいことはない。

これでいいのだ!

2013年9月8日日曜日

10日間のブランクで

発音には全く影響ありません。

寧ろ、フルートは吹けませんでしたが、驚いた顔でカッパの口をして、鼻の下を伸ばして鼻腔に響かせるヴァーチャルトレーニングをしていたためか、これまで以上によく鳴るような気がします。

スケール・アルペジオでやや指回りが苦しくなったような気がします。
実際にタファネル・ゴーベールのEJ4を復習うと左前腕の筋肉が少し痛くなります。

Gariboldiのエチュードを、ブレスに囚われず音楽的に演奏する方法について、わかりかけていたのですが、この成功のイメージはうまく思い出せません。

毎日の積み重ねは10日間くらいのブランクではそれほど問題ないってことですね。

ですが、油断大敵火事竜巻。

毎日コツコツとね。

意外な事に、オリンピックが東京に決まったとか。

総理「汚染水は港湾内0.3平方kmで完全にブロックされている」
 え?いつの間に?海水は流れるし、魚は自由に泳ぐと思うのだが、プールのように遮蔽していたのだろうか?そんなニュースは聞いた事がないぞ。

総理「日本の水、食の安全基準は世界で最も厳しい、、、」
 え?農薬の水準はヨーロッパよりかなり緩くなかったっけ?
 放射能基準も、事故後にその基準を世界で最も低い水準に改めましたよねえ?

招致委員長「福島と東京は250kmも離れているので心配ありません」
 ほえ?福島の人が聞いたらさぞかし疎外感を感じるのではなかろうか?
 この発言を「対岸の火事の人ごと」のように感じるのは私だけだろうか?

さらに驚くことに、こちとら早朝覚醒で午前4時に地上波のテレビをつけてみたら、全てのチャネルでオリンピック招致の行方について盛り上がっている。
おいおい、メディアがみんなで同じように盛り上がっているってどうよ?

「今こそ、国民がひとつになって、、、、招致しようではありませんか!」

気持ちが悪くなってしまった。。。

2013年9月7日土曜日

ガーミンのプロス&コンス

10日間かけてカリフォルニアを縦断。コンバーチブルで1,000マイルを走りました。

レンタカーにオプションのナビ(69ドル)を選択したのですが、ガーミンと言う世界的に評価の高い携帯ナビを渡され、紛失すると380ドルほど弁済する必要があるとのこと。

車を離れる時、いちいち、ガーミンを持ち出すことがめんどい。

で、そのガーミンのいいところ。
なんと言っても、不慣れな土地でも、しっかり連れて行ってくてること。
音声ナビが右左折前に案内してくれるだけでなく、目的地や表示項目を音声で命令するとネイティブでない発音でもけっこう言う事を聞いてくれます。

ですが、問題点も、
タッチパネルで行き先の住所を入れるのですが、aを押しているのに、wやsやzが表示されるなど、きちんと入力するまでとても時間がかかる。
で、なんとか入力して検索すると、Not Matchs Foundとなるとがっかりする。
画面の拡大縮小も、全て表示されるまでにかかる時間は相当なものです。

8月31日から三日間はアメリカンビッグホリデー(レイバーデー)。
30日(金)の午後、ラグナビーチから高速道路へ向かう車の渋滞は想像以上に激しい。幼児がハイハイするより遅い。
すると、いきなりガーミンがフリーズ。
再起動を試みるも画面はブラックアウトしたまま。

まいった。

パケット料金が不安なまま、iPhoneでナビゲーション。
料金の問題さえなければiPhoneのナビは快適。

ガーミン君にはほとほと困ったけれど、69ドルで便利も感じたのでまあいいっか。


今日まで10日間、全くフルートを吹きませんでしたが、イメージトレーニングだけはしていました。

発音に問題ないばかりか、実によく鳴ります。
スケールは、そうねえ、少々躓く頻度が高くなったかもしれませんが、これまでとそんなに変わりません。
進むスピードも早くありませんが、少々吹かなくても後退するスピードはさほど早くないということでひとまず安心、安心。

2013年9月6日金曜日

さらばサンフランシスコ

10日間のカリフォルニア縦断旅行がおわり、サンフランシスコエアポートなう。
ワインツアーでは、ベロベロにならず、ブドウの品種による味わいの違いを改めて勉強しました。

が、こう言っては何ですが、アメリカ人にワインの微妙な味わいの違いが分かるのだろうか?

やたらと甘いスイーツ、濃いシチュー、ヨーロッパと違い、アメリカの旅は常に食がマズイのだ。

でも、量だけは他の国に負けない。
アウトバックのプライムリブ。
日本でこれが食えるのは赤坂のローリーズの他に知らない。
フィッシャーマンズワーフのトマトブイヤベース。これはうまかった。
でも味はかなり濃い。
そして、デカイサラダ。
もう、無理!

2013年9月4日水曜日

屋根のない相棒

サンディエゴから一週間共に過ごした屋根のないブーブを返却。
これから、ナパバレー、ソノマバレーでワイン三昧の予定。
モチロン、フルートは全く吹いていません。

不安、、、。

2013年9月3日火曜日

鎮火不完全

ヨセミテは完全に鎮火していませんでした。
日本の火事の原因は一が放火、二がタバコ。ヨセミテの火事の原因はいかに?
サクラメントまで、ひどく遠回りし、史上四番目の大火災を見ることになりました。
サクラメントディナーなう。

2013年9月2日月曜日

ヨセミテなう

火事が心配でしたが、既に鎮火。
サンディエゴからラホヤ、ラグナビーチ、ビバリーヒルズ、サンタバーバラを経てヨセミテロッジに到着。
アメリカよ、ああアメリカよ、アメリカよ、お前はデカイ。
(笑)